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航空輸送産業に与える燃油価格高騰の構造的な影響について(2005年11月)
| 3.航空会社の営業費用に占める航空燃油費の割合 |
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既述のごとく、航空機が多くの燃油を必要とすることもあり、航空輸送産業の営業費用に占める航空燃油費の割合は、同様に石油製品を主要なエネルギー源とする自動車輸送産業よりも大きなものとなっている。
( 資料3「航空会社の営業費用に占める航空燃油費の割合」)
航空の燃油費比率は1986年以降、2003年度までほぼ10%台前半で推移していたが、2004年度には17%と拡大傾向に転じ、2005年度第1四半期には20%にまで上昇している。現今の航空燃油価格動向を踏まえれば、2005年度通年ではこの比率はさらに大きくなるものと思われる。ちなみに、世界の航空会社もほぼ同じような状況にあり、各国の主要航空会社が加盟しているIATA(国際航空運送協会)は、2004年度17%であった世界の航空会社の燃油費比率は、2005年度通年では25%まで拡大するものと予測している。
以上のように、営業費用に占める航空燃油費比率の大きさから見ても、航空燃油価格高騰の営業費用に対する増圧力は、全産業の中でも相対的にかなり大きな部類に入るのではないかと思われる。
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