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CSR報告書2007

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環境 環境保全活動1
環境負荷を減らすためのさまざまな努力
地球温暖化防止
航空機からの二酸化炭素排出量削減
航空機エンジンは化石燃料を使用しており、燃焼の際に地球温暖化の原因である温室効果ガスの大半を占める二酸化炭素(CO2)を排出します。航空機からのCO2排出量は、使用する燃料の消費量にほぼ比例します。JALグループでは2010年度までに1990年度対比で輸送量当たり20%削減を目標に、さまざまな施策により燃料消費の削減に努めています。
JALグループの航空機の営業運航に伴い排出された供給輸送量ATK当たりCO2排出量の推移は、下のグラフのとおりです。なお2006年度のCO2排出総量は前年度対比6.5%減の1580万トンでした。この削減量にあたる109万トンは、杉の木7790万本が1年間に吸収するCO2の量に相当します。

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さまざまな燃料消費削減施策
航空機は、搭載されたものを含め総重量を軽量化することにより消費燃料の削減、ひいてはCO2の排出量を減少させることができます。例えば1機あたり1kg軽量化すると、JALグループ全体で年間約76トンのCO2が削減できます。これは杉の木5400本が1年間に吸収するCO2の量に相当します。JALグループでは、次のような燃料の消費削減策に取り組んでいます。
機内食用食器などのサービス用品の削減・軽量化
国際線のファースト、ビジネスクラスの機内食の食器に磁器を使っていますが、2004年から約20%軽量の磁器を導入しています。また、スプーンやフォークも薄くすることで、1本あたり2グラム軽くなっています。軽量磁器は、今後も増やしていく予定です。
新素材を使った軽量コンテナ
貨物コンテナの軽量化
貨物用のコンテナは、従来アルミ合金製でしたが、2007年度より「ツインテックス」というガラス繊維系新素材を側面パネルに用いたものを導入しました。これにより1台当たり26kgの軽量化ができます。今後、国際線の汎用型コンテナをこのタイプに順次更新する予定です。
飲料水の搭載量の適正化
貨物室には常に給水タンクが備えられています。従来はこれを満タンで運航していましたが、調査の結果、フライト後、多くの便で相当量が残っていることがわかったため、適正量給水に変更しました。その結果、1便あたり747-400型機で最大400kg、777型機で最大300kgの軽量化ができました。
燃料搭載量の効率化
航空機の燃料消費効率には、燃料自体の重量も大きく影響します。私たちは、搭載燃料をきめ細かく計算し、安全を確保しつつ搭載燃料を軽減させました。従来、燃料は1000ポンド単位(切り上げ方式)で搭載していましたが、これを100ポンド単位にすることで、軽量化を目指しました。これにより、1便あたり最大で900ポンド(約400kg)の軽量化になります。
重心位置の管理
航空機では、お客さまの着席位置や貨物の搭載位置が機体の重心に影響を及ぼします。お客さまや貨物の位置を適正範囲内に収めないとバランスを崩し、運航に支障が生じます。このため各空港では、専門スタッフが出発便ごとにその重心位置の計算をしながら貨物室に積む貨物の搭載位置を決めています。一方で、航空機は一般的に重心位置が許容範囲内の後方にあるほど水平尾翼部分の抵抗が減り、燃費が向上します。JALグループの空港スタッフは貨物の搭載位置決定にあたり、極力燃費がよくなる重心位置に合わせる努力をしています。

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787型機に搭載予定のGEnxエンジン
JALグループは2008年度より導入するボーイング787型機用として、信頼性に優れ環境にやさしい次世代航空機エンジン、米国GE製GEnxを採用します。このエンジンは、複合素材の採用により軽量化するとともに運用コストも低減します。また、燃費効率に優れ、騒音レベルを低減するとともに、CO2・NOx排出量を大幅に削減するなど環境に配慮した設計となっています。現在、JALグループで運航中のCF6型エンジン搭載の中型機をGEnxエンジン搭載の787に更新することで、1機あたり年間2500トンのCO2削減効果が見込まれます。JALグループでは、新機材を導入する際にも地球環境への負荷が少ないものを選定しています。

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関連情報はこちらにも掲載しています。
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