Safety 当社の対応

お客さまに安心してご利用いただける高い安全性を確保するための当社の対応です。

プロジェクトチームへの参画

当社は、ボーイング社を中心に結成された再発防止対策検討のためのプロジェクトチームに結成時から参画し、航空機を運航する立場で、改善に対する意見・要望を積極的に申し入れてまいりました。

ボーイング社の改修指示書に対する当社の評価

当社では、国内のバッテリーメーカーの知見も得つつ、ボーイング社が作成した改修指示書を原案の段階から詳細かつ慎重に検討してまいりました。その結果、この改修内容は、想定しうるあらゆる原因を網羅した対策となっており、バッテリー不具合の再発を確実に防止できること、さらに私ども航空会社の意見、要望も十分に反映されたものであることが確認できました。よって、本改修を実施することで787型機の運航の安全性を確保できるものと判断いたしました。

過去の不具合対応

787型機では、バッテリー不具合とは別に、燃料漏れ、ブレーキの一時不作動、操縦室窓のひび割れなどの不具合が当社や他社で起きておりましたが、これらにつきましても、国土交通省航空局の調査、指示にもとづいて対応を実施いたしました。また、バッテリーシステムの改修作業に引き続き、これら航空機システムの動作確認や検査も実施して航空機全般の安全性・信頼性を確認してまいりました。今般、これらの準備作業が完了し、お客さまに安心してご利用いただけることが確認できましたので、6月1日から運航を再開させていただきました。

さらなる安心のために

当社では、国土交通省航空局や国内他社、ボーイング社とも協調し、運航再開後も、より安心感を持ってご利用いただけるよう、以下の取り組みを実施しております。

確認飛行の実施(運航再開前、実施済み)

バッテリーシステム改修作業を含む一連の整備作業が完了した後、確認飛行を実施いたしました。この確認飛行には、整備士も搭乗し、航空機システムが正常に作動し、正常な飛行が可能であることを確認いたしました。

慣熟飛行の実施(運航再開前、実施済み)

運航乗務員は、運航停止期間中もフライトシミュレーターなどを使用して技量を維持しておりましたが、運航再開に先立ち、全運航乗務員が実際の航空機を使用して技量の慣熟を図りました。

バッテリーシステム改修の効果確認(運航再開後)

バッテリーが健全に機能していることを実証するため、一定時間ごとにバッテリーを機体から取りおろして確認を行います。

バッテリーシステム作動状態のモニタリング(運航再開前から継続)

運航中のバッテリーシステムの作動状態を常時モニターし、通常と異なる兆候を検知した場合、ただちに整備部門に通知される仕組みを導入いたしました。通知を受けた整備部門は、必要な処置を実施いたします。

このほか、バッテリーシステム改修の実施状況や運航再開後の運航状況などについて、広くお客さまにお知らせしております。