Safety バッテリー不具合の再発防止対策

ボーイング社は、煙が機内に漏れ出して、航空機の損傷や火災に至るようなバッテリー不具合の防止対策を策定するため、民間機部門だけではなく、宇宙・衛星部門の技術者も含む大規模なプロジェクトチームを結成しました。

このプロジェクトチームには、日米両国の航空当局・運輸安全委員会、バッテリーメーカーのほか、第三者の意見を求めるため、大学や国立研究機関も加わりました。また、運航者の立場としての要望や意見を述べるため、当社ならびに国内他社も参画しました。

あらゆる原因を洗い出し、対策を講じる

プロジェクトチームは、煙が機内に漏れ出すようなバッテリー不具合に至るあらゆる原因を洗い出し、その原因のいずれが起きてもバッテリー不具合に至らないように対策を講じることとしました。理論的な検討や検証実験を重ねた結果、バッテリー不具合に至ると想定される原因が約100項目洗い出され、これに対して18項目におよぶ種々の対策が講じられることになりました。これにより、787型機のバッテリーシステムに対する信頼性は、大きく改善されました。