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安全への取り組みについてのCEOからのご報告

 いつもJALグループの翼をご利用いただき、誠にありがとうございます。
 これまで、安全上のトラブルに関連して、皆様からJALグループに対する厳しいご批判を頂戴してまいりました。
 安全はJALグループの存立基盤そのものであり、社会的責務です。
 「安全こそがお客さまに対する最大のサービスである」ということを改めて肝に銘じ、日々の安全運航を積み重ねていく中で、お客さまをはじめ広く社会の皆様からの信頼回復に全力を傾注してまいります。
 皆様からいただいたご指摘やご意見を謙虚に受け止め、私自らが先頭に立ち、強い意思とリーダーシップをもって、次の3本柱を骨子として、グループをあげた安全体制の再構築に真摯に取り組んでいるところですので、以下にその概要をご報告いたします。
 
2005年7月20日
JALグループCEO
新町 敏行
 
(1)全社一丸となって、安全意識の改善に取り組んでおります。
  4月から5月を「緊急安全意識向上運動期間」とし、私をはじめとする全役員が、国内外の各部門、支店、グループ航空会社を訪れ、自らの声で安全確保の重要性を訴え、安全こそがすべての原点であることを再確認するとともに、社員との忌憚のない意見交換を実施する「緊急安全ミーティング」を計220回実施致しました。
  私は、これらのミーティングにおける経営と現場の真剣な対話を通じて、安全に対する社員の気迫と情熱を感じ、ここにこそJALグループの信頼回復への原動力があると強く勇気づけられました。そして、社員から出されるさまざまな意見や要望を可能な限り経営に活かすべく、6月に「緊急安全ミーティング・フォローアップ検討委員会」を設置致しました。
 この「安全ミーティング」はこれからも継続して実施し、経営と現場の双方向コミュニケーションに努めてまいります。

(2)ヒューマン・エラー防止のための手順やマニュアルの見直しと、その遵守の徹底を行っております。
  「各種法令、規程類の再教育」、「運航乗務員、客室乗務員に対する実機における業務点検」、「現場にとって分かりやすいマニュアル・手順の変更、見直し」などを実施しております。たとえば、ドアモード変更のミスを防ぐため、ドアモード変更後の指差し、声出し確認を行うとともに、一つのドアを2人の客室乗務員が確認するなど、手順を変更し、ミスの防止に努めております。

(3)安全組織面の強化をはかっております。
  社長直属の3名の安全補佐と安全対策本部会を設置することにより、日々の運航において発生するトラブルについて直ちに報告を受け情報の共有化を図るとともに、社長からの直接指示により迅速な対策を講じることができる体制を整備致しました。

【安全アドバイザリー・グループの設置について】
  6月17日に航空局よりいただいた指示に沿い、高い安全水準をもった組織運営と組織文化を再構築し、お客さまをはじめ社会から信頼回復を図ることを目的に、失敗・欠陥分析、組織運営、ヒューマンファクター等に幅広い知識、経験を有する社外有識者からなる「安全アドバイザリー・グループ」を設置することといたします。座長には、航空安全問題にも精通されている柳田邦男氏を迎え、その他構成メンバーとして3名〜4名の学識経験者を予定しており、詳細が確定次第、再度ご報告させていただきます。

  改善措置の実施状況につきまして (概要)(PDFファイル18KB)

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