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●オペレーションコントロールセンターは「航空機運航の集中管理室」
航空機の運航には、「悪天候」「空港や空域の使用制限」から「機材故障」や「外国の政情不安」まで、様々な阻害要因があります。それらの要因をリアルタイムで監視、分析、対処しているのがオペレーションコントロールセンターです。1日に国内線約700便、国際線約200便の全運航を、24時間365日体制で集中管理しています。
(1) 航空機が飛ぶ前の準備
航空機を操縦するのは運航乗務員ですが、運航乗務員だけで飛行機を飛ばしているわけではありません。航空機が安全で効率的に飛行できるように綿密な飛行計画を立てるのが運航管理者(ディスパッチャー)の役割です。資格をもった「運航管理者」は、その日の気象条件、空港の施設の状況、お客さまや貨物の重量を考えながら、経路や高度、燃料の搭載量などを決めて飛行計画を立てます。
(2) 飛行中の航空機を管理
ディスパッチャーは、飛行機が正常に飛んでいるかどうかを常に監視しています。例えば、航路上での気流や雲の状態などの気象条件で危険が予想された場合、飛行中の運航乗務員に無線連絡をしてより安全な航路を指示します。例えば「これから気流の関係で揺れが予想されます」といった機内アナウンスは、地上からの情報に基づいています。また、計器の故障など飛行に不具合が発生した場合、ディスパッチャーは運航乗務員からの連絡を受け、その状況に応じて引き返しや経路変更などを運航乗務員と協議して対処します。また、航空路や空港の閉鎖など突発的な事態が生じた際にも、運航乗務員と着陸空港変更などの調整をします。オペレーションコントロールセンターでは、目的地変更や引き返しなどの情報を、お客さまにホームページや携帯端末でご確認いただけるよう随時更新しています。
国内線発着案内
国際線発着案内
(3) 機材の運用と整備の調整
飛行機は、1回1回のフライトごとに整備・点検するほか、夜間の駐機中にも様々な整備をします。しかし、機材の変更が発生し、例えば羽田で予定していた整備を福岡でしなければならなくなるようなケースもあります。そういう不測の事態でも、日々の整備スケジュールや点検項目をチェックしながら、飛行機に変更が生じても所定の整備計画がきちんと遂行されるように、センターに常駐しているベテランの技術者が対処、指示しています。