HOME>企業情報>安全への取り組み>安全施策とトラブルの概要>2005年度のトラブルとその安全対策
2005年5月8日、日本航空047便(サンパウロ発ニューヨーク経由成田行き)は、新千歳空港の南東約370キロメートルの地点、高度3万6000フィート(約1万1000メートル)を飛行中、機内の気圧が低下したため緊急降下し、新千歳空港へ緊急着陸しました。負傷されたお客さまはいらっしゃいませんでした。 【原因】本件は国土交通省より「重大インシデント」に認定され、航空・鉄道事故調査委員会により調査が行われ、その結果が2007年3月30日付けで公表されました。報告書によると、減圧が発生した直接の原因は機内圧力調整弁(Outflow Valve)が過度に開いたためであり、与圧制御装置(Cabin Pressure Controller)の内部素子に記録された異常なデータに基づいて制御されたためと考えられていますが、異常なデータが記録された原因は明らかにすることができなかったとされています。 【対策】同型機(747-400)全機について与圧系統の機能試験を実施するとともに、使用時間の長い与圧制御装置を機体から取り降ろし、当社部品整備工場にて試験および内部基板の詳細検査を実施しました。原因として、本事象発生時に制御を行っていた与圧制御装置の不具合が疑われたため、この与圧制御装置については、今後使用されないように処置しました。