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●整備とは
航空機は飛行時間、飛行回数、日数などに応じて適切に点検・整備されています。機体、エンジン、そして計器などの装備品を常に正常な状態に保つために、いつ・どの部分に・どのような整備をすべきか、「整備要目」として定められています。万が一故障や破損があれば適切に修理し、必要に応じて改修作業もしています。
●「飛行前点検」と「定期整備」
整備には大きく分けて、航空機が到着してから次の飛行に出発する前に行う「飛行前点検」と、一定の飛行時間や飛行回数ごとに決められた「定期整備」があります。
飛行前点検
到着した飛行機の機長や客室乗務員から故障などの不具合の報告を受け、それを適切に処理します。また、機体のへこみや傷、作動オイルや燃料の漏れがないかなど、定められた点検項目をチェック。鳥や異物の衝突や落雷に遭遇した形跡があれば、特別検査も実施します。
定期整備
航空機によって異なりますが、一般的に250〜600飛行時間ごと、および3000〜7500飛行時間ごと、4.5年〜8年ごとに行われ、それぞれ整備すべき部位や作業内容が細かく定められています。整備の種類によって、タイヤ、ブレーキ、エンジンの状態から機体構造、配管、着陸装置など入念に点検。異常を確実に発見し、やがて大きなトラブルにつながるような「故障の芽」を摘むことが求められます。定期整備で飛行機を完璧な状態に保ち、飛行前点検で何も不具合が出ないことが理想です。
[JALの整備体制]
●整備組織の人数/約7700人
●整備士の人数/羽田・成田地区に約5000人、国内支店(各空港)に約800人、海外支店に約200人(合計約6000人)
●海外の機体整備委託先/整備専門会社「SASCO」(シンガポール)、「TAECO」(中国)、SIAEC(シンガポール)と「タイ航空」(タイ)、ニュージーランド航空(ニュージーランド)など
※これらの会社は、わが国の整備改造認定事業場として国交省より認可を受け、品質や能力水準について当社の審査基準をクリアーした委託先です。また委託に際しては、当社の整備士を現地に派遣して1機1機念入りな検査を行う等、十分な確認を行っております。