HOME>採用情報>JAL採用情報>JAL's People>ON and OFF 客室乗務員>国際フライト旅客部 町田 ひろ美
私が初めてJALの飛行機に乗ったのは、そろそろ就職が現実的になってきた大学3年のときでした。イタリアへ向かう飛行機の中で急病の方がいらっしゃり、私の隣席に横になられました。そのとき、緊急事態にもかかわらず客室乗務員の方の対応は冷静かつ的確で、「お隣の席、よろしいですか?」「申し訳ございません」と私にも細やかな気遣いをしてくれました。それは鮮烈な印象で、私はその女性に憧れを抱き、飛行機を降りるまでずっと彼女の姿を目で追っていました。多くの人や文化に出会える仕事、人々に心安らぐ時間を提供する仕事がしたいと考えていた私にとって、客室乗務員という仕事は理想そのものでした。採用試験では、自分がどのように受け答えをしたかも覚えていないほど緊張しましたが、待っている間にも先輩方が気軽にお話してくださいました。そして思わず「自分もこんな素晴らしい先輩がいる会社で学びながら働きたい」と願ったことを今でも思い出します。
2ヶ月間の専門訓練とOJT(機内での実習)の後、2年間ほど国内線に乗務しました。訓練期間には乗務関連の訓練をはじめ、茶道、ウォーキング、ビューティーレッスンを学び、また国内線乗務期間中は、地上において、TCM(自動チェックイン機)前でのお客さまのご案内やKIDSランド(搭乗口付近の子供の遊び場)でのお子様とのコミュニケーションなどを通して、トータルにスキルを磨くためのさまざまなことを学びました。とはいえ実際の乗務はシミュレーションとは違います。初フライトでは緊張のあまり気分が悪くなってしまい、結局、先輩にフォローしていただいた苦い経験も・・・。「飛行機に酔う客室乗務員なんて・・・」とかなり落ち込みました(笑)。その後、訓練期間1ヶ月を経て国際線に乗務するようになりましたが、国際線のフライトは国も路線も毎回のように違います。まだまだ知らないことが多く、今も学ぶことばかりです。
ベテランの客室乗務員になると業務のスピード、機転、心配り、すべてが違います。先輩方は何歩も先を考えながら的確かつ、しっかりしたサービスを提供し、「どうしたらお客さまが喜んでくださるだろう」という気持ちを常に持って接客しています。私も日々の業務を通じて、心がこもっていないサービスはお客さまにも伝わらないということがわかってきました。それは機内サービスも、お客さまにご協力をお願いするときも同じで、例えば、気分よくお酒を召し上がり酔って寝てしまわれたお客さまに対して、ほかのお客さまにも心を配りつつ、いかに失礼のない応対ができるか・・・そんなスキルも求められます。どのような場合にも、大切なのはさわやかな接客です。そのためにはいつもベストな体調を心がけなければなりません。とくに国際線の場合、時差や疲れなどから、逆に眠れなかったりすることがあるので、睡眠についてはとても気を使います。睡眠のスペシャリストになること、これも客室乗務員の大切な仕事です。
お客さまと気持ちが通じ合うとき、本当にうれしく思います。手話を使われるお客さまが私のつたない手話を理解してくださり、お降りになる際、素敵な表情と手話で「ありがとう」と伝えてくださったこと。また女性のお客さまが「心温まりました」とお便りを下さったこともありました。お客さまから「ありがとう」とおっしゃっていただくたびに「こちらこそありがとうございます」といつも心の中でお礼を述べております。それからジャンプシート(客室乗務員用の座席)の前に座られたお客さまとお話が弾むことがよくあります。先日のハワイ便では、ご次男の結婚式に列席されるご家族とお話をし、幸せそうに朝日を眺めておられるご両親の姿をみて私までうれしくなりました。機上ではいろいろな出会いがあり、今日はどのような方とお会いできるかなといつもワクワクしています。
現在はエコノミークラスを担当していますが、近い将来にはビジネスクラスを担当することになります。会話のセンス、お酒の銘柄、社会事情など、広く深い知識を求められることもあるでしょう。プレッシャーも大きい反面、私にとっては自分を磨くチャンスです。プロフェッショナルなサービスをご提供できるよう頑張りたいと思っています。
好きな香りの入浴剤を入れたり、お香を焚いたりして熱いお風呂に入ること。大好きな音楽を聴くこと。そしてよく寝ることです。
"ダーツ"です。学生時代の友人と点数を競いあったり、実家では家族で楽しむこともあります。仲間内で、ダーツはちょっとしたブームなんですよ(笑)。
英語力を磨いたり、ショッピングを楽しんだり、友人と食事にでかけたりすることもあります。レストランなどに行くと、どのようにサービスしているのか、どのようにお声がけしているかなど、ついつい観察してしまいますね。