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JAL | JAPAN AIRLINES

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運航乗務員の海外滞在先の飲酒による遅延について

2025年8月28日(現地時間)、JL793便[ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)発、中部国際空港(名古屋)行き]に乗務予定だった機長が、ホテルを出発する前に実施した自発的な検査においてアルコールが検知されました。当該機長は会社に対し、自発的な検査でアルコールが検知されたこと、および前日に飲酒した旨を自ら報告いたしました。当社は運航乗務員の滞在先での飲酒を禁止しているため、当該運航乗務員を社内規定違反として乗務させないことといたしましたが、交代要員の確保に時間を要し、当該便と後続便の合計3便に遅延が発生しました。

ご不便、ご迷惑をおかけしましたお客さま、関係する皆さまに心よりおわび申し上げます。

 

 

[運航情報]

発生日時: 2025年8月28日(木)(現地時間)

便名 :JL793便 [ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)発、中部国際空港(名古屋)着]

  (出発予定)8月28日 14時20分 * 現地時間

  (到着予定)8月29日 17時30分

型式 :ボーイング787-9型機(機番:JA874J)

乗員数 :運航乗務員2名、客室乗務員10名

旅客数:239名(幼児2名含む)

 

[概要]

  • ・当社が定めている滞在先での禁酒に違反し、運航乗務員が単独でホテルの部屋において出発日前日の昼頃に、ビール(度数9.5% 568ml)3本を摂取しました。

  • ・翌日、当該機長はホテルを出発する前の自発的な検査(=正式なアルコール検査プロセスの前のもの)においてアルコールが検知されたため、前日に飲酒を行った旨を会社に対して自ら報告しました。

  • ・当社は報告を受け、滞在先での禁酒に違反している事実に鑑み乗務不可と判断しました。

  • ・交代要員の確保に時間を要し、当該便ならびに後続便の合計3便にわたって遅延が発生し、多くのお客さまにご迷惑をおかけしてしまいました。

  • ・その後の調査で、運航規程に定める飲酒量の制限(*1)を超えていたと判断しています。

  • ・当該機長については、過去にも複数回、滞在先で飲酒をおこなっており(*2)、その事実を隠す目的で自発的に実施した際のアルコール検査器の日時を変更していたことが判明しています。

(*1)所定の場所に出頭すべき時刻の12時間前に体内に残存するアルコール量を4ドリンク相当より多くなる飲酒の制限

(*2)いずれの便も正式な検査ではアルコールは検知されておりません。

 

本事案については直ちに国土交通省航空局に報告し、9月3日、航空局の監査を受けました。

 

今回、運航規程に違反したことはもちろんのこと、昨年12月のメルボルン事例を受けた即時処置の一つである滞在先での禁酒に違反し、社会へのお約束を破ってしまったことを大変重く受け止めております。

引き続き、再発防止策のさらなる強化を迅速に進めてまいります。



2025年9月4日
日本航空

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