お忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
本日は、平成24年3月期 連結業績について、ご報告させていただきます。
プレスリリース「
JALグループ 平成24年3月期 連結業績の概況 」をご覧ください。
平成24年3月期のグループ連結売上高は1兆2,048億円、営業費用はコスト削減が功を奏しまして、9,998億円、結果、営業利益は2,049億円、経常利益は1,976億円、また当期純利益は1,866億円となりました。
また、平成25年3月期の連結業績見通しを、売上高を1兆2,200億円、営業利益を1,500億円、経常利益を1,400億円、当期純利益を 1,300億円とさせていただきます。
前期に引き続き、路線ごとの投入機材の見直しを行うことで、需給適合による収益性の改善と、事業環境変化への対応を強化し、国内外で増収に向け、さまざまな施策を迅速に実行してまいりました。
また、安全運航の堅持を大前提に、賃借料や役務費をはじめとしてあらゆる費用の徹底的な削減を進めるとともに、部門別採算制度の活用によって各部門の採算意識を向上させ、さらなる経営の効率化を図りました。
JALグループ社員全員が、前期の好成績に油断することなく、厳しい環境の中で、引き続き、懸命に努力をしてくれた結果であると考えております。
平成25年3月期の連結業績見通しにつきましては、中期経営計画において発表させていただきました数字を、燃油費等の精査の結果、少し修正させていただきました。
今般、フランス・ギリシャなどで政局に変化があり、欧州の財政金融危機が再燃する可能性、またそれが日本を含む世界経済に影響を及ぼす懸念も出ております。
さらに中東における地政学リスクによる原油高騰など、先行きの不透明感が見られます。
しかしながら、新生JALグループは、こうしたイベントリスクが発生したとしましても、確実に収益をあげることのできる経営体質になっており、今後も、より強固なものにしてまいります。
JALグループの存立基盤である安全運航を堅持しながら、刻々と変わる事業環境の中で、着実かつ迅速に施策を講じて、お客さまに最高のサービスを提供し続け、今年度以降も、お約束した数字以上の業績をあげられるよう、懸命に努力をしてまいります。
私からは以上です。ありがとうございました。