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定例記者会見 (2012年6月26日)

2012年6月26日、定例記者会見を実施いたしました。
会見での社長挨拶の概要を掲載させていただきます。

日本航空 社長
植木 義晴

本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。

本日、私からは4点、1点目は『JAL新役員体制とガバナンス強化について』、2点目は『2012年 JAL×ジブリ「空を飛ぶ。」プロジェクトについて』、3点目としまして『夏期安全キャンペーンについて』、最後4点目は『環境施策・行動計画について』、ご報告させていただきます。

まず1点目のJAL新役員体制とガバナンス強化についてですが、先日 6月20日に定時株主総会を行い、新しい役員体制をご承認いただきましたが、弊社経営体制、特にガバナンス強化のため、7月10日に臨時株主総会を開催し、社外取締役として岩田 喜美枝 氏、社外監査役として八田 進二 氏の就任を決議いただく予定です。

これにより、取締役7名のうち2名が社外取締役、監査役5名のうち3名が社外監査役となります。ご承知のとおり、社外取締役の甲斐中 辰夫 氏は検事・最高裁判所判事を長年務められた方であり、岩田氏は資生堂様でCSR、企業の社会的責任の確立に注力された方です。また社外監査役の八田氏は、我が国における「内部統制」の権威であり、金融庁の企業会計審議会のメンバーでもあります。

いずれの方も、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、CSR関連に精通された方であり、いわゆる「独立役員」に相当いたします。弊社経営にあたって、皆さまから的確なアドバイスをいただけるものと考えております。

今後とも、高い経営透明性と、強い経営監視機能を発揮するコーポレートガバナンス体制を堅持していく所存です。新役員体制の下で、JALグループ内のガバナンスをさらに強化し、我々の存立基盤である安全運航を堅持しつつ、お客さまに最高のサービスを提供するとともに、広く社会の一員として、その責務を果たし貢献する企業グループであり続けることを念頭に、事業展開を行ってまいります。

2点目は、JAL×ジブリ「空を飛ぶ。」プロジェクトについてです。

弊社はスタジオジブリとの共同企画であるこのプロジェクトを2007年の夏にスタートさせておりますが、この夏以降、あらためて空への夢と喜びを、子供たちを中心とした幅広いお客さまに伝えていくため、機内でさまざまなプログラムを提供してまいります。

プログラムの内容につきましては、プレスリリース“2012年 JAL×ジブリ「空を飛ぶ。」プロジェクト”をご覧いただければと思いますが、この8月より、スタジオジブリの貴重な短編アニメーション「空想の空とぶ機械達」を機内で独占上映し、さらには1992年に弊社が共同製作に加わった、スタジオジブリのアニメーション映画「紅の豚」を機内で再上映をいたします。プロジェクトの一環として、国内外の小学生から公募した作品を描いたボーイング787の特別デカール機も、今秋以降に運航させる予定で、現在準備を進めておりますが、スケジュール・運航路線等、詳細につきましては、決定次第、あらためてお知らせします。

これからも、「空を飛ぶ。」プロジェクトを展開し、お客さまに機内で楽しんでいただけるよう、努めてまいります。

3点目は、夏期安全キャンペーンについて、ご紹介いたします。

あらためて申し上げるまでもございませんが、安全運航はJALグループの存立基盤であり、社会的責務でございます。1便1便を安全に運航するため、JALグループ社員一同、日々尽力しておりますが、多くのお客さまをお迎えする夏休み期間中、具体的には、7月20日〜8月31日の間、グループ内のすべての職場で、夏期安全キャンペーンを実施します。今回は、「基本手順の再徹底」をグループ共通のテーマとして、今一度初心に戻って、日常の業務に取り組みます。

またJALグループの安心・安全をお客さまにお伝えするため、夏期安全キャンペーンポスターの掲示、空港・機内でのアナウンスによるキャンペーンの告知、JAL公式Facebookページでの取り組みの紹介など、積極的に情報を発信してまいります。

最後、4点目は、環境施策・行動計画についてです。

今月6月は、環境省が定める環境月間ですが、JALグループは「エコ・ファースト企業」として、環境負荷の抑制と保全を経営の最重要課題の一つに位置付け、「空のエコ」を推進しております。今般、2020年度を見据えた新たな「環境指針」および「行動計画」を策定しました。

内容につきましては、プレスリリース“JALグループ「環境指針」および「行動計画」を策定・実行”をご覧いただきたいのですが、1993年から国立環境研究所と協力して実施し、地球温暖化メカニズムを解明する各国での研究に活用されております「大気観測プロジェクト」をはじめ、2003年からJAXA等の協力要請を受けて実施している森林火災通報、2007年より取り組んでいる環境出前講座「そらいく」など、JALグループ独自の取り組みも拡大継続してまいります。

環境対策につきましては、短期間で簡単に大きな成果を得られるものではございませんので、今後とも、これら独自の取り組みを含む行動計画をJALグループ一丸となって地道に実行することにより、少しずつでも成果を積み上げていきたいと思っております。

私からは以上です。ありがとうございました。
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