
大会ビジョンとJAL Visionの達成に向けて
(1)オフィシャルエアラインパートナーとして
方針: JALの強みである、安全運航を実現する現場力と、それを支援する全社員の力により、保安も含めた安全、安心を追求していく。
目標: 過去最大規模の東京2020大会期間中、計30,000便以上のフライトの安全を堅持し、定時運航に取り組む。
(2)お客さまのために(ストレスフリーな移動の提供)
方針: 最先端の技術をサービスやビジネスプロセスにいち早く取り入れ、ニーズを先取りした新鮮で感動いただける価値を創出し、誰もが旅を楽しめる社会を創る。
目標: 予約から搭乗まで全てのお客さまにストレスフリーな移動をご提供することを目指し、100億円規模の投資を行う。
新しい技術やサービスを実証的に検証する「イノベーションラボ」を活用し、国や空港ビル会社等、各ステークホルダーとの連携のもと、首都圏基幹空港である羽田空港・成田空港のカウンターからゲートまでデザインを一新し、「スマート空港」を実現する。
誰もが旅、スポーツ、文化を楽しめる社会の実現を目指し、安心してご旅行していただけるよう情報提供やサポート体制の整備を進めるとともに、より多くの旅の選択肢をご提案できるよう促進していく。これにより、移動にバリアを感じている方々のご旅行者の数を現状の 1.5倍以上(20万人以上)を目指す。
(3)社会のために
●地域のために
方針: 政府目標である「訪日外国人観光客数4,000万人(2020年)、6,000万人(2030年)」達成、および「地方送客を通じた地域活性化」へ貢献する。2020年までに予定されている首都圏空港機能強化も含め世界からのお客様をお出迎えすべく万全の準備をする。
目標: 中長距離LCCの設立等により、訪日外国人観光客の地方送客を現状の3倍以上(200万人以上)にする。
東京 2020大会がきっかけで日本を訪れたお客さまが日本の地域に魅力を感じ、二度三度と日本各地を訪れる契機となるよう、訪日外国人のお客さまを地方に無料でご招待するキャンペーン、大会期間中限定の割引運賃の設定やマイレージキャンペーンなどを展開する。
●環境のために
方針: 持続可能な社会の実現を目指し、SDGs達成に向けた取り組みにより、社会課題の解決に貢献する。
目標: CO2削減(有償トンキロあたりのCO2排出量を2005年度対比23%削減)に向けて燃費性能の良い航空機への切り替え、エコフライト(できるだけ燃料を節約する運航方式)、バイオジェット燃料を実用化する。
●次世代のために
方針: チャレンジするすべての人を応援し、スポーツ振興・共生社会の実現に貢献する。
目標: 「JALネクストアスリートプロジェクト」全国1.2万人参加、「あすチャレ!School」全国20万人の参加。
「JALネクストアスリートマイル」の拡充。