[広報ニュース] 2000年10月31日
日本アジア航空 平成12年度中間決算

日本アジア航空(社長 五十嵐 修)は、平成12年度上期中間決算を取りまとめました。

【概 要】
第26期(2000年度)上期(4月1日〜9月30日)中の営業収益は283億円で、前年対比25億円の増収となりました。
これは、日本発旅客需要が昨年の台湾大地震の影響から本格的に回復を果すとともにビジネス需要の伸びによって単価が上昇したこと、更に貨物についてもパソコン関連機器や製品の好調が持続したことなどによります。特に7月には日台間旅客数が初めて14万人を超え新記録を達成しました。
一方、費用については航空燃油費の大幅な増加はあったものの、効率化施策の推進に伴う人件費の削減などにより、営業費用は249億円にとどまり前年対比1億円の減少となりました。 この結果、営業利益は34億円で前年対比26億円と大幅に改善し、営業外損益を加えた経常利益についても33億円となり、29億円の増益となりました。
下期については、燃油価格高騰の航空燃油費への影響が更に拡大することが懸念されますが、その他の費用の抑制に引続き努力するとともに、旅客・貨物両部門における積極的な販売を継続してまいります。
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平成11年度及び12年度中間期決算比較
(単位:百万円)
科 目 平成11年度
(中間期)
平成12年度
(中間期)
差 異
営業損益の部 営業収益 25,803 28,373 2,569
事業収益 25,803 28,373 2,569
営業費用 25,035 24,907 -128
事業費 18,487 18,546 59
一般管理費等 6,548 6,360 -187
営業利益 767 3,465 2,698
営業外損益の部 営業外収益 118 182 64
営業外費用 513 305 -207
経常利益 372 3,343 2,970
特別損益の部 特別利益 0 0 0
特別損失 47 632 585
税引前当期利益 325 2,710 2,385
(注)決算値は百万円未満切り捨て表示
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第25期営業実績

  平成11年度
(中間期)
平成12年度
(中間期)
前期比
(%,P)
有償飛行時間 (時間) 8,582 8,483 98.8
有償旅客数 (人) 761,423 770,331 101.2
有償旅客キロ (千) 1,350,651 1,364,242 101.0
有効座席キロ (千) 1,771,076 1,771,827 100.0
座席利用率 (%) 76.3 77.0 +0.7ポイント
有償トンキロ (千) 183,889 193,088 105.0
有効トンキロ (千) 247,322 245,301 99.2
重量利用率 (%) 74.4 78.7 +4.3ポイント
有償貨物トンキロ (千) 57,444 65,380 113.8
(注1)本表には、自社機並びに賃借機等のすべての実績を含む。
(注2)座席利用率・重量利用率の比率欄には、差(P)を表示した。

 
以 上
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