|
日本アジア航空 平成13年度中間決算
日本アジア航空(社長 岡崎 俊城)は、平成13年度上期中間決算を取りまとめました。
【概 要】
第27期(2001年度)上期(4月1日〜9月30日)中の営業収益は291億円で、前年対比7億円の増収となりました。
当社の旅客需要は、台湾地区を中心にIT産業の低迷等の影響を受けましたが、8月まで日本地区のグル-プ需要を中心に順調に推移しました。9月に、米国多発テロ、及び台湾を襲った台風の影響を大きく受けましたが、上期合計の旅客数は前年対比102%となりました。前年より旅客キロ当りの収入が向上したため、旅客収入は前年対比106%となりました。
貨物については、昨年の米国の景気減速を機にかげり始めた総需要は、今年度更に大きく落ち込みましたが、当社の貨物収入は昨年対比91%にとどまりました。
一方、費用については、増便に伴う諸費用の増等により、前年対比20億円増の270億円となりました。
この結果、営業利益は前年対比13億円減の21億円となり、営業外損益を加えた経常利益は、前年対比15億円減の19億円となりました。
下期については、テロの影響が更に拡大すると想定せざるを得ず、大変厳しい状況となっておりますが、諸費用の抑制に努力するとともに、旅客・貨物両部門における一層の増収努力を行ってまいります。 |
平成12年度及び13年度中間期決算比較
科 目 |
平成12年度 (中間期) |
平成13年度 (中間期) |
差 異 |
営業損益の部 |
営業収益 |
28,373 |
29,077 |
704 |
事業収益 |
28,373 |
29,077 |
704 |
営業費用 |
24,907 |
26,951 |
2,044 |
事業費 |
18,546 |
20,611 |
2,064 |
一般管理費等 |
6,360 |
6,340 |
-20 |
営業利益 |
3,465 |
2,125 |
-1,339 |
営業外損益の部 |
営業外収益 |
182 |
185 |
3 |
営業外費用 |
305 |
429 |
124 |
経常利益 |
3,343 |
1,882 |
-1,460 |
特別損益の部 |
特別利益 |
0 |
22 |
22 |
特別損失 |
632 |
430 |
-202 |
税引前中間利益 |
2,710 |
1,474 |
-1,236 |
(注)決算値は百万円未満切り捨て表示 |
平成13年度上半期営業実績
|
平成12年度 (中間期) |
平成13年度 (中間期) |
前期比 (%,P) |
有償飛行時間 |
(時間) |
8,483 |
9,425 |
111.1 |
有償旅客数 |
(人) |
770,331 |
789,509 |
102.5 |
有償旅客キロ |
(千) |
1,364,242 |
1,368,864 |
100.3 |
有効座席キロ |
(千) |
1,771,827 |
1,876,792 |
105.9 |
座席利用率 |
(%) |
77.0 |
72.9 |
-4.1ポイント |
有償トンキロ |
(千) |
193,088 |
186,448 |
96.6 |
有効トンキロ |
(千) |
245,301 |
271,434 |
110.7 |
重量利用率 |
(%) |
78.7 |
68.7 |
-10.0ポイント |
有償貨物トンキロ |
(千) |
65,380 |
58,421 |
89.4 |
(注1)本表には、自社機並びに賃借機等のすべての実績を含む。
(注2)座席利用率・重量利用率の比率欄には、差(P)を表示した。 |
|
|
以 上 |
|