[広報ニュース] 2001年11月15日
日本アジア航空 平成13年度中間決算

日本アジア航空(社長 岡崎 俊城)は、平成13年度上期中間決算を取りまとめました。

【概 要】
第27期(2001年度)上期(4月1日〜9月30日)中の営業収益は291億円で、前年対比7億円の増収となりました。
当社の旅客需要は、台湾地区を中心にIT産業の低迷等の影響を受けましたが、8月まで日本地区のグル-プ需要を中心に順調に推移しました。9月に、米国多発テロ、及び台湾を襲った台風の影響を大きく受けましたが、上期合計の旅客数は前年対比102%となりました。前年より旅客キロ当りの収入が向上したため、旅客収入は前年対比106%となりました。
貨物については、昨年の米国の景気減速を機にかげり始めた総需要は、今年度更に大きく落ち込みましたが、当社の貨物収入は昨年対比91%にとどまりました。
一方、費用については、増便に伴う諸費用の増等により、前年対比20億円増の270億円となりました。
この結果、営業利益は前年対比13億円減の21億円となり、営業外損益を加えた経常利益は、前年対比15億円減の19億円となりました。
下期については、テロの影響が更に拡大すると想定せざるを得ず、大変厳しい状況となっておりますが、諸費用の抑制に努力するとともに、旅客・貨物両部門における一層の増収努力を行ってまいります。
parts
平成12年度及び13年度中間期決算比較
(単位:百万円)
科 目 平成12年度
(中間期)
平成13年度
(中間期)
差 異
営業損益の部 営業収益 28,373 29,077 704
事業収益 28,373 29,077 704
営業費用 24,907 26,951 2,044
事業費 18,546 20,611 2,064
一般管理費等 6,360 6,340 -20
営業利益 3,465 2,125 -1,339
営業外損益の部 営業外収益 182 185 3
営業外費用 305 429 124
経常利益 3,343 1,882 -1,460
特別損益の部 特別利益 0 22 22
特別損失 632 430 -202
税引前中間利益 2,710 1,474 -1,236
(注)決算値は百万円未満切り捨て表示
parts
平成13年度上半期営業実績

  平成12年度
(中間期)
平成13年度
(中間期)
前期比
(%,P)
有償飛行時間 (時間) 8,483 9,425 111.1
有償旅客数 (人) 770,331 789,509 102.5
有償旅客キロ (千) 1,364,242 1,368,864 100.3
有効座席キロ (千) 1,771,827 1,876,792 105.9
座席利用率 (%) 77.0 72.9 -4.1ポイント
有償トンキロ (千) 193,088 186,448 96.6
有効トンキロ (千) 245,301 271,434 110.7
重量利用率 (%) 78.7 68.7 -10.0ポイント
有償貨物トンキロ (千) 65,380 58,421 89.4
(注1)本表には、自社機並びに賃借機等のすべての実績を含む。
(注2)座席利用率・重量利用率の比率欄には、差(P)を表示した。

 
以 上
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