[広報ニュース] 2003年5月19日 [No.03005]
重症急性呼吸器症候群(SARS)感染旅客について
日本アジア航空は、5月15日19時(日本時間)に台湾衛生署疾病管理局(CDC)より、SARS感染の疑いがあるお客様1名が当社便に搭乗していたとの通知を受け、同17日17時30分(日本時間)には、このお客様がSARSであることが確認されました。

【ご搭乗便名等について】

ご搭乗便は、5月8日のEG218便(台北発10時42分、関空着14時02分)、5月13日のEG217便(関空発17時18分、台北着19時05分)でした。
このお客様からは、EG218便、EG217便の出発到着時及び機内で、SARSの兆候に関するお申し出は受けておりませんでした。また、当社空港スタッフならびに客室乗務員から、このお客様に関して特別な報告はありませんでした。

【当社対応について】

当社作業手順に従い、台湾発着のすべての航空機は、到着後に客室の消毒を実施しています。このEG218便の航空機は関西空港到着後、EG217便の航空機は台北空港到着後に、それぞれ客室の消毒を実施しています。
厚生労働省ならびに台湾検疫当局より、EG217便の客室乗務員16名全員について自宅待機を要請されました。要請に従い、5月23日まで自宅待機を行うとともに、健康チェックを行います。
EG217便の運航乗務員3名については、検疫当局からの具体的要請はありませんが、乗務を中止し、5月22日まで自宅待機のうえ、健康チェックを行います。
今後とも、検疫当局の指示に基づき、適切な対応を取っていきます。
以 上
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