[広報ニュース] 2005年11月7日[05009]
平成17年度中間決算について
【概要】
今年度上期の当社の旅客需要については、日本発が観光需要を中心に一昨年のSARSの影響よりほぼ脱し、02年度対比94%、前年度対比では126%となり本来の状態に回復しつつあります。一方、台湾発も査証免除及び愛知万博等により好調に推移し、前年度対比103%となりました。結果、上期の旅客収入は前年度対比113%の214億円となりました。
また、貨物需要については、好調だった昨年とは一転、日本発・台湾発ともに総需要が低迷しました。特に上期前半は需要の落ち込みが顕著でしたが、後半には高イールドの日本発半導体、液晶製造装置関連、台湾発ドライ貨物の積み取りを強化しました。結果、重量では日本発が15,710トン(前年度対比77%)、台湾発が17,604トン(同78%)、収入は48億円、前年度対比92%となりました。
これら旅客、貨物収入に付帯事業収入などを加えた営業収入全体では、前年度対比110%の305億円となりました。
営業費用については、燃油費が大幅な原油の値上がりのため、前年度と比べ16億円上回った結果、全体で前年度対比108%の290億円となりました。
この結果、営業利益は15億円(前年度対比+4億円)、経常利益は16億円(前年度対比+4億円)となりました。
【平成17年度及び16年度中間決算比較】
(単位:百万円)
科目 前年度 本年度 差異





営業損益の部 営業収益合計
 航空運送収益
27,902
27,902
30,571
30,571
2,669
2,669
営業費用合計
 航空運送費
 一般管理費等
26,856
20,682
6,173
29,067
22,883
6,184
2,211
2,200
10
営業利益 1,046 1,504 458
営業外損益の部 営業外収益 121 146 25
営業外費用 18 22 4
経常利益 1,148 1,628 479
特別損益の部 特別利益
特別損失
65
232
-
157
-65
-74
税引前中間純利益 981 1,470 489
(注)決算値は百万円未満切捨て表示
平成17年度上半期営業実績
区分 2004年度上期 2005年度上期 比率・差
(%,P)
 有償飛行時間(時間) 9,029 9,182 101.7
 有償旅客数(人) 726,878 740,581 101.9
 有償旅客キロ(千) 1,320,936 1,427,177 108.0
 有効座席キロ(千) 1,832,504 1,898,144 103.6
 座席利用率(%) 72.1 75.2 3.1P
 有償屯キロ(千) 202,694 199,034 98.2
 有効屯キロ(千) 295,024 296,511 100.5
 重量利用率(%) 68.7 67.1 -1.6P
 有償貨物屯キロ(千) 79,261 65.720 82.9
(注)本表には、自社機並びに賃借機等のすべての実績を含む。
(注)座席利用率・重量利用率の比率欄には、差(P)を表示した。
以 上
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