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平成18年度中間決算について |
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【概要】 |
今年度上期の当社の旅客需要については全体の需要がほぼ横ばいの中、各社の大幅な増便に伴い競争が一段と激化したことにより苦戦を強いられる結果となりました。
日本発については中国線等からの転移需要がなく観光マーケットを中心に落ち込みました。また、台湾発は愛知万博のようなイベントなど需要を喚起する要素が少なく、ほぼ横ばいとなりました。結果、上期の旅客収入は前年比95%の203億円となりました。
一方、貨物需要については全体の需要は微増でしたが、台湾におけるハイテク産業の設備投資活発化をうけ、製造装置関連の貨物を中心に取り込み好調な結果となりました。これにより貨物収入全体では、前年比125%の60億円となりました。
また、付帯事業収入などを加えた営業収入全体では、前年比100%の305億円となりました。
営業費用については、増便に伴う費用増及び燃油費高騰の影響により前年比107%の310億円となりました。
この結果、営業利益、経常利益ともに5億円の赤字となりました。
下期は他社との更なる競争の激化が予想される中、引き続き厳しい環境となりますが、安全運航の堅持とサービス向上にたゆまぬ努力を続け、全社をあげて更なる増収、費用の効率化に取り組んでまいります。 |
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【平成18年度中間決算】 |
(単位:百万円) |
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科目 |
前年度 |
本年度 |
差異 |
航空運送収益 航空運送費 |
30,571 22,883 |
30,511 25,303 |
-59 2,419 |
売上総利益金額 |
7,688 |
5,208 |
-2,479 |
一般管理費等 |
6,184 |
5,776 |
-407 |
営業利益又は損失(-)金額 |
1,504 |
-567 |
-2,071 |
営業外収益 営業外費用 |
146 22 |
113 55 |
-33 32 |
経常利益又は損失(-)金額 |
1,628 |
-508 |
-2,136 |
特別利益 特別損失 |
- 157 |
- 63 |
- -93 |
税引前中間純利益又は損失(-)金額 |
1,470 |
-572 |
-2,042 |
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(注)決算値は百万円未満切捨て表示 |
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【平成18年度上期営業実績】 |
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区分 |
2005年度上期 |
2006年度上期 |
比率・差 (%,P) |
有償飛行時間(時間) |
9,182 |
10,193 |
111.0 |
有償旅客数(人) |
740,581 |
655,298 |
88.5 |
有償旅客キロ(千) |
1,427,177 |
1,338,010 |
93.8 |
有効座席キロ(千) |
1,898,144 |
2,115,699 |
111.5 |
座席利用率(%) |
75.2 |
63.2 |
-12.0P |
有償屯キロ(千) |
199,034 |
203,511 |
102.2 |
有効屯キロ(千) |
296,511 |
324,083 |
109.3 |
重量利用率(%) |
67.1 |
62.8 |
-4.3P |
有償貨物屯キロ(千) |
65,720 |
78,511 |
119.5 |
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(注)本表には、自社機並びに賃借機等のすべての実績を含む。
(注)座席利用率・重量利用率の比率欄には、差(P)を表示した。 |
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以 上 |
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