(広報メモ)
 
2003年1月20日
日本航空システム広報部

JALグループの2003年度上期国内線運賃について


 

 JALグループ各社は、総需要の喚起、お客様の利便向上を目指し、競争力ある運賃を設定するとともに、コスト削減に関する企業努力を継続してまいりましたが、需要低迷及びコスト上昇により航空産業を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、更に、今般、2003年4月から国内の空港着陸料が引き上げられることとなりました。

 今後、長期安定的に経営を行っていく上で、経営努力のみで対応することは困難であり、当面は自助努力により対応させていただくものの、お客様にご負担をお願いさせていただくことを検討しております。

 現在の厳しい経営環境は今後とも継続すると見通される状況から、以下の基本的な考え方につき、関係官庁のご理解をいただきつつ、国内線運賃改定のための具体的な検討を行ってまいります。

【国内線運賃改定の基本的な考え方】

  1. 運賃改定にあたっては、普通運賃を含む運賃体系全体の中で、広くお客様にご負担をお願いする。
  2. 実施時期は6月からを目途とし、それまでの間は自助努力により対応する。


以  上