2003年3月11日
第02061号

JALグループ、2003〜2005年度中期経営計画を策定!
〜質・量を総合した「世界のトップエアライングループ」を目指して〜


 JALグループでは、この度、航空輸送をコアビジネスとして、充実したネットワーク、安全性をはじめとした信頼感、お客さまの立場から発想した高い品質のサービスで、お客さまから常に選ばれることで、質・量を総合して「世界のトップエアライングループ」を目指す、2003〜2005年度中期経営計画を策定致しました。

 JALとJASは、 2001年11月に経営統合の合意をした後、2002年1月に統合に関する具体的な内容を取りまとめ、それに基づいて、作業を進めて参りました。その後、デフレ経済の深刻化、緊迫する中東情勢、アメリカをはじめ世界の航空業界の深刻な状況等、国内外共に経営環境が厳しさを増し、加えて、国内の市場に於ける一層の競争激化の影響もあり、この難局を如何に克服するかが大きな課題となっています。その厳しい環境を乗り越え、「世界のトップエアライングループ」を目指すために、従来にも増してお客さまの視点に立った商品を作ると共に、両社の経営統合を着実に進め、統合効果を極大化するための施策を取りまとめたのが今回の中期経営計画です。

 人・物・ビジネス・情報そして文化が、ボーダレスに行き交う大交流時代に於いて、航空輸送産業や旅行産業は、21世紀の社会の中でも益々重要な位置を占める成長産業であることは間違いありません。JALグループは、1990年代初頭より大胆な経営構造の改革を行って参りましたが、その改革を統合によって更に深化させ、国際・国内のバランスの取れた強固な企業基盤を築いて参ります。又、経営統合によって得られるネットワークの拡充と、重複を解消すること等によるコストの削減効果を極大化することに努めると共に、確実なシステム統合等、統合の効果を着実に実現することでこの厳しい環境を乗り越えて参ります。

 2003年度は、新しいJALグループの実質的な幕開けです。

 "Dream Skyward." 空に限りない夢と喜びを追い求め、質・量総合して「世界のトップエアライングループ」を目指すJALグループにご期待ください。
 



以  上
  
別紙:2003〜2005年度JALグループ中期経営計画