日本エアシステムニュース 平成13年5月18日 |
日本エアシステム、「フレックストラベラー制度」を導入 |
日本エアシステムは、平成13年6月1日(金)より「フレックストラベラー制度」を国内線に導入いたします。本制度の導入に伴い、本日5月18日(金)国土交通省から「国内旅客運送約款」変更の認可を受けました。
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記 |
1. | 「フレックストラベラー制度」 | |||||||||||
ご予約をお持ちのお客様が万一、搭乗予定便の座席数以上に搭乗手続に来られた場合、ご予約をお持ちのお客様の中から自主的に座席をお譲りしていただける方を募り、自主的にご協力いただけるお客様に対し、「協力金」または「協力マイル」のお支払い並びに代替交通手段等の提供を行う制度です。 | ||||||||||||
2. | ご協力いただけるお客様 | |||||||||||
下記の3つの条件に該当するお客様に限らせていただきます。 (1)当該便のご予約を所持している。 (2)当該便出発時刻の20分前までに航空券を購入している。 (3)当該便出発時刻の15分前までに搭乗手続のために出発カウンターに航空券を提示し、ご搭乗手続きを求めている。 |
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3. | ご協力いただいた場合の対応 | |||||||||||
(1)かかる内容をご理解いただいた上で、ご協力いただけるお客様には下記の「協力金」をお支払いいたします。
(2)JASマイレッジサービス会員のお客様には、上記の「協力金」または下記の「協力マイル」の選択が可能です。
(3)協力金以外にも、目的地までの代替交通手段をご用意いたします。 また、目的地への出発日が翌日以降になる場合は、宿泊施設のご用意または宿泊費等をご提供いたします。 (4)代替交通手段をご利用にならず航空券の払戻をご希望のお客様に対しては、所定の手数料を一切いただかず、全額払い戻しいたします。 |
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4. | 導入趣旨 | |||||||||||
現在、予約を取得していても搭乗手続きに来られないお客様は、年間90万人 にも達しています。これらの座席は実際に利用されずに空席のままとなる可能性が高いため、搭乗を希望されるお客様に対して座席を供給できないこともあります。 このような事態を極力回避するために、厳密な座席管理のもと、一部の便において提供座席数以上の予約を受け付ける場合があります。 平成12年度は5万5千人にお一人のお客様に代替交通手段による出発便の変更等をしていただきました。今後は、お客様に対して透明性の高い本制度の導入により、公平・明瞭かつ迅速に事態を収束できることとなり、同時に定時性の確保等旅客利便の向上にも繋がるものと考えています。 今後も、現行同様に厳密な座席管理を行うとともに、一層の旅客サービスの向上に努めます。 |
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5. | その他 | |||||||||||
日本エアコミューター(JAC)、北海道エアシステム(HAC)も本制度を同時に導入する予定です。 |
以 上 |