日本エアシステムニュース


平成11年3月31日
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日本エアシステム、中国で黒澤明映画祭を開催


 日本エアシステムでは、この度日本から中国の昆明・西安への新路線開設を記念し、就航地である昆明・西安の両地区で、MD−90型機の機体デザインを行った故・黒澤明監督の映画祭を開催することとなりました。故・黒澤明監督は日本を代表する映画監督であり、また、国際的な画家としても今なお高い評価を得ております。監督が描いたMD−90型機の機体デザインは、平和の架け橋(虹)をモチーフに“黒澤の虹”と呼ばれ、多くのファンを魅了しております。監督の一周忌にあたる本年、日本の風景を通じて人間の心の美しさを表現する芸術として永遠の感動を与え続けている監督の作品を中国の地で初めて上映することは、真の日本の文化を中国に紹介できる絶好の文化交流の機会と捉えております。
 また、中国において本日14:00(日本時間15:00)に記者会見を行いましたが、文化関係の記者会見が北京の人民大会堂(重慶の間)で実施されるのは、中国建国以来初めてのことであります。さらに、日本映画の映画祭が実施されるのは15年ぶりですが、黒澤明監督の作品の一般公開ならびに個人の作品の映画祭が開催されるのも、中国建国以来初めての対応となります。
 これまで中国が民間企業の申し入れを受け入れたことはなく、今回当社の申し入れに対し、中国政府主管部による指示・協力によって、中国映画家協会との共同主催が実現することとなりました。
 映画祭の詳細は次の通りです。



 1. 催事名:「中国黒澤明映画祭」
 2. 開催場所・期日: (1)昆明 平成11年5月15日(土)〜5月22日(土) (8日間)
(2)西安 平成11年5月29日(土)〜6月05日(土) (8日間)
 3. 上映作品:「七人の侍」「赤ひげ」「椿三十郎」  以上3本
 *上映館は各都市1館
 4. 入場料: 15元(1作品につき)    ※1元=約15円
 5. 主催: 日本エアシステム・中国映画家協会
 6. その他: 今回の催事の収益に関しては、長江の水害被災地復興等中国の社会貢献活動に全額寄付させていただく予定です。

以上

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