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社会活動

社員ボランティアとともに

JALグループでは、社員ひとり一人が社会と直接かかわる機会となるボランティア活動を積極的に支援しています。また、JALグループスタッフのボランティア組織「ボランティアJ」の活動を支援しています。

子どもたちや若い世代の教育および社会福祉

ふれ愛の翼

ふれ愛の翼は、全国の児童養護施設の子どもたちを2泊3日で東京に招待するJALグループの社会活動プログラムです。1988年にスタートし、これまでに2,000名近くの子どもたちを招待しています。 このプログラムは春休み期間の3月下旬に実施しており、2009年も全国6地区から29名の小学6年生を招待しました。社員の発案からスタートしたこのプログラムは、その費用を社員募金(ボランティアJファンド)でまかない、JALグループ各社の社員ボランティアによって支えられています。 会社は活動全般の運営とサポート、および航空券を提供しています。

従来はテーマパーク訪問など、子どもたちに楽しんでもらうことを目的としていました。しかし、単に楽しい3日間を過ごすだけでなく、将来につながるプログラムに発展させたいと考え、2004年からは各施設の子どもたちが混成で小グループをつくり、協力しながら都内観光をする企画としています。 このプログラムでは、各地の子ども同士の交友関係づくりを目指しています。社員ボランティアは子どもたちと行動をともにしながら、この交流をサポートします。
『ふれ愛の翼2009』(2009年3月29日〜3月31日実施)のテーマは、「新しいなかまとともに新しい世界へふみだそう」。ゲームや都内散策、折り紙ヒコーキ教室を通して子ども同士の交流をはかりました。

ヤング・グリーン・スコッド

ヤング・グリーン・スコッドとは、全国各地のJALグループ社員が横断的に交流し、人脈作りをしながら自己成長を図るプログラムです。その活動の手段としてボランティア活動を行なっており、メンバーは1年間で企画から運営までを行ないます。2008年度はJALグループ41社から49名の社員が参加し、4つの班に分かれて活動しました。

・2008年10月 新潟県旧山古志村にて中越地震の慰霊祭のお手伝いをするとともに、ヤマサクラの植樹活動を行ないました
・2008年11月 東京都内の児童養護施設で、食料を無駄にしない料理方法「エコクッキングプログラム」を実施し、子どもたちに身近なことから始める環境活動への意識づけをはかりました
・2008年12月 東京都内のデイサービスセンターを訪問しました。飛行機を利用したことがないという声におこたえし、疑似搭乗体験プログラムを実施しました
・2009年1月 千葉県内の児童養護施設を訪問し、子どもたちと餅つきや凧揚げなどの正月遊びを通して交流しました

また、2008年10月、過去にこのプログラムに参加したメンバー約100名が有志で中部国際空港に集合、子どもたちを対象とした航空教室を開催しました。

スペシャルオリンピックス(SO)記録フィルム上映会を開催

2008年12月18日、JAL本社ビル2階「ウイングホール」にて、スペシャルオリンピックス(注)のドキュメンタリーフィルム「きずな+(プラス) 〜上海に瞳をこらして〜」の上映会を開催しました。この作品は、2007年10月中国・上海で開催された「第12回スペシャルオリンピックス夏季世界大会」の記録フィルムです。 会場には、2009年2月に米国・アイダホ州で開催される冬季世界大会に出場するアスリートやスタッフも来場し、作品上映後に来場者と交流の時間を設けました。来場者はアスリートの日常の練習の様子や、プログラムへの協力方法について聞くことができ、スペシャルオリンピックスの活動について理解を深めることができました。
また、会場では募金への協力を呼びかけ、37,470円の寄付が寄せられました。さらにJALグループ社員の募金ファンド「ボランティアJファンド」から30,000円を追加し、認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本に寄付をしました。

注:スペシャルオリンピックス スペシャルオリンピックス(SO)とは、知的発達障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。JALグループではSOの活動を支援していま

国際協力ボランティア

絵本を届ける運動

「ラオス・カンボジアに絵本を届ける運動」は、教育支援活動を行うNGO「社団法人シャンティ国際ボランティア会」の趣旨に賛同したプログラムです。JALグループでは社員向けワークショップを2003年度から実施しています。2008年度は94冊の絵本の翻訳に取り組み、累計で1,100冊以上の本を東南アジアの子どもたちに届けています。このプログラムに参加する社員は、翻訳シールを貼るという実際の作業を通じて国際協力活動を体験します。あわせてラオスやカンボジアの子供たちの実情と支援方法を知ることで、ボランティア活動の意義を学習しています。なお、このプログラムの参加に必要な費用は、参加する社員が一部を負担し、差額は「ボランティアJファンド」から補助されています。

パンダタオル作り

名古屋市内に事務所を置く災害救援のNPO「レスキューストックヤード」では、「被災地を忘れない・思いを馳せる・気持ちを届ける」をキーワードに、日中友好のシンボルであるパンダを象った手拭タオル「パンダタオル」とメッセージカードを作成し、被災地に送る活動を行なっています。 JALではこの趣旨に賛同、2009年4月27日、中部空港支店にてパンダタオル作り教室を開催し、社員28名が参加しました。ここで作られたタオルは2010年に中国・四川大地震の被災地に届けられる予定です。

 

みんなで布チョッキン

カンボジアの教育支援活動を行なっている「幼い難民を考える会」の趣旨に賛同、同会の展開するボランティアプログラム「みんなで布チョッキン」を2005年度から社内で展開しています。カンボジアの子どもたちの遊具となる「ボール」「人形」の生地をそろえ、型紙にしたがって生地を切り抜く作業を行ないます。これまでに、JALナビア・JALナビア大阪などの社員がのべ120名参加しています。絵本を届ける運動同様、このプログラムに参加する社員が費用の一部を負担、差額をボランティアJファンドが補助をしています。

 

JALテーブル・フォー・ツー

2007年より、キャンペーン期間を設けて、JALグループ社員食堂であるJAL生活協同組合の食堂において、「JALテーブル・フォー・ツー」を実施しています。社員が購入するサラダの売り上げに応じて生活協同組合、ボランティアJ、および日本航空からNPO法人「TABLE FOR TWO International」に寄付が行われ、途上国の子どもたちの給食となっています。

 

書き損じハガキキャンペーン

年末年始をはさむ期間、社員に書き損じハガキの収集を呼びかけています。 2009年1月に実施したキャンペーンでは、約59,000円相当のハガキや未使用テレホンカードが寄せられました。集まったハガキをNPO法人日本ハビタット協会に寄付しました。アフリカ・エイズ孤児の居住・衛生環境改善、ミャンマー水害被災地での学校校舎建設などに活用されます。

 

自然環境

社員によるフィールドトリップ

自然の大切さと環境保護の重要性を認識し、協力関係にあるNGOの活動を学ぶため、社員むけフィールド・トリップを2006年から実施しています。 2008年は財団法人オイスカの西日本研修センター(福岡市)を訪問しました。オイスカとJALが協力して実施している中国・内蒙古沙漠化防止プログラムやミャンマーサイクロン復興支援活動について学ぶとともに、同センターに入所している各国からの研修生と農業実習を行ないました。

各地の社員が中心となって活動しているボランティア活動

札幌地区

支笏湖周辺の国有林で森林復興に協力

2004年、台風18号の影響で、支笏湖周辺の国有林7,000haに大きな倒木被害が出ました。
この地域が「千歳JAL国際マラソン」のコースと重なっていたことがきっかけとなって、北海道地区のJALグループ社員は、「セブン-イレブンみどりの基金」主催の支笏湖周辺台風被害・復興の森づくり」に協力しています。
この活動は2006年にスタートし、社員ボランティアが中心となって、被害にあった地域のうち1haで植樹・下草刈りなどを行なっています。
また、2008年からは、同じ地区でサッカーチーム「コンサドーレ札幌」主催の「コンサ百年の森づくり」もスタートしています。JALがコンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーであることから、この活動にも協力しています。2009年5月にコンサドーレ札幌のサポーターとともに、社員ボランティアが植樹を行ないました。

夕張市内 一人暮らしお年寄り宅の雪かき

札幌・千歳地区のJALグループ社員有志は、2007年より、夕張市・若菜地区で除雪ボランティアを行なっています。 2009年3月07日、社員とその家族46名と夕張若菜町内会が合同でボランティアグループを結成し、市内で一人暮らしをするお年寄宅の雪かきを実施しました。今年は例年に比べ雪が少なかったのですが、約2時間半で7件の雪かきを実施しました。
この企画は札幌地区社員の呼びかけにより、北海道内各地区はもとより、東京・名古屋からも社員が参加しています。 また、このプログラムでは昼食をかねて夕張市民の皆さんと社員との交流会を持ちましたが、この席で札幌支店社員により環境講座を開催しました。

旭川地区

旭川冬まつり会場跡地の清掃活動に参加

北海道・旭川市では毎年2月「冬まつり」が開催されますが、雪がなくなる春になるのを待って、会場跡地の清掃活動が行なわれます。2009年は旭川観光協会のよびかけに応えるかたちで、5月9日に活動が行なわれました。
旭川支店および旭川空港のスタッフとその家族合わせて計22名がボランティアで協力しました。
当日は10時から約1時間、清掃作業を行ないました。

成田地区

JALわくわく体験スクール

成田空港地区で整備業務を行うJAL航空機整備成田では、成田空港周辺地域の小学生を整備工場に招待し、航空教室を開催しています。 このプログラムは、同地区のJALグループ社員がボランティアで支えています。
7回目となった2008年度は10月24日に実施。約100名の小学生を招待し、工場見学・航空クイズ・整備士体験ゲームなどを行いました。

ひこうきにのったサンタクロース

「ひこうきにのったサンタクロース」は客室乗務員を中心とした社員ボランティア活動です。
成田市内でチャリティーバザーを実施し(2009年は11月7日に実施)、その収益を成田地区の知的障害児施設や特別養護老人ホームに寄付しています。
寄付に際しては、社員ボランティアがクリスマス会を兼ねて直接施設を訪問しています。

東京地区

不要パソコン寄贈活動

JALグループでは、社内で不要となったパソコンを、社員ボランティアチームの手によって再生、学校や非営利団体などに寄付しています。
この再生プロジェクトは、社内のパソコンが更新時期を迎えた2003年から始まり、今ではJALおよびグループ会社のIT部門や各地の支店の協力も得て幅広く活動を行っています。
これまでの累計で110を超える団体に約2,000台の寄贈を行っています。

スワンベーカリー受託販売

JAL本社ビル内各部門で社員からパンの注文をとりまとめ、知的障がい者の運営するパン店スワンベーカリー十条店に注文し、販売を行っています。

   

大阪地区

LOVE-WINGの活動

大阪地区の客室乗務員や整備士が中心となって活動するボランティアグループ「LOVE-WING」は、1995年より、社会活動を継続的に展開しています。

  • ・施設訪問
    児童養護施設泉ヶ丘学院主催の文化祭に毎年参加しています。
    JALブースを設け、子どもたちとゲームやもの作りを行っています。
  • ・児童用語施設の子どもたちへ毎年クリスマスカードを送付しています。
    大阪地区の客室乗務員を中心に4児童養護施設にお送りしています。

福岡地区

「ラブアース・クリーンアップ」への協力

福岡地区では市民・企業・行政が協力し、「ラブアース・クリーンアップ」と呼ばれる地域環境美化活動を展開しています。福岡空港地区のJALグループ社員は、例年ボランティアでこの活動に協力しています。
2009年は5月31日に「ラブアース・クリーンアップ2009」が開催され、約130名が参加しました。当日は福岡市内・大濠公園の清掃活動を約1時間実施しました。

JALグループスタッフによる「ボランティアJ」活動

JALグループスタッフのボランティア組織が「ボランティアJ」です。
ボランティア情報を掲載した「ボランティアJ」通信を約800名に配信しています。
社員から寄せられる募金やバザーの売り上げ、チャリティコンサート等の寄付金は「ボランティアJファンド」に集められ、社員のボランティア活動の事業費、参加補助費に使われています。
また、大規模災害発生時には「ボランティアJ緊急ファンド」を立ち上げ、全社を対象に復興支援募金を実施します。この募金は現地で復興活動を行う人道支援団体への寄付金や被災地に送る支援物資購入などにあてられています。
JALグループではボランティアJの活動をサポートし、ボランティアJの企画する社員参加社会活動プログラムに対し、航空券や会社施設などを提供しています。

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