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JALグループは、本日、平成18年3月期第3四半期の連結業績の概況をとりまとめました。
■JALグループ連結業績(4〜12月) (単位:億円)
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米大陸線・台湾線等が堅調であったほか、欧州線も前年水準で推移しましたが、東南アジア線・オセアニア線が伸び悩んだほか、反日運動の影響から、中国線が前年を下回りました。旅客需要(有償旅客キロ)は前年比1.4%減となりましたが、単価が4.5%上昇したことから、157億円の増収(前年比3.1%増)となりました。
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団体旅客が前年を上回って推移したものの、一連の安全上のトラブルの影響を主因に個人旅客が伸び悩み、旅客需要(有償旅客キロ)は前年比0.8%減となり、72億円の減収(前年比1.4%減)となりました。
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アジア・中国発米国向けが堅調に推移し、上期に伸び悩んだ日本発貨物についても、秋口からの欧米向け薄型テレビ等が中心となり荷動きが回復基調となりました。
需要(有償貨物トンキロ)は前年比2.5%減となる一方、単価は前年比7.3%上昇し、61億円の増収(前年比4.6%増)となりました。
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シンガポール・ケロシンの市況は、前年同期(4−12月)の平均49.0.米ドル/バレルに対して今期(4−12月)は平均71.3米ドル/バレルと高水準で推移し、対前年664億円増加し2,840億円となりました。(搭載量22億円減、市況720億円増、為替40億円増、その他74億円減)
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前年に退職給付制度改定に伴う人件費633億円の減少があったことにともない、今期は増加しました。
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平均の米ドル円為替レートは前年同期108.9円に対して、110.7円でした。為替による営業利益(航空運送事業セグメント)への影響額はプラス8億円でした。
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*現時点の平成18年3月期の連結業績見通しは、中間決算時点(2005.11.7)と変更ありません。
(営業収益21,950億円、営業利益▲340億円、経常利益▲570億円、当期純利益▲470億円)
添付:平成18年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)
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