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2001年10月01日 第01028 号 ![]() JALは本日、おかげさまで創立50周年を迎えました!〜 これからも、健全で強いJALグループを目指して、頑張ってまいります 〜![]() |
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JALは、皆様の多大なるご支援に支えられ、本日10月1日に創立50周年を迎えました。 【 50年間の歩み 】 この50年は、日本の民間航空にとっても、その成長と発展の歴史そのものと言えます。戦後連合軍によって禁止されていた日本の民間航空再開が認められるようになった1951年、日本航空は純民間航空会社として設立され、同年10月25日に戦後初めて日の丸をつけて、羽田から伊丹を経由して福岡に向って飛行を開始しました。その後、1953年には政府の半額出資を受け、1954年2月には羽田からウェーク島・ホノルルを経由して、サンフランシスコに初の国際線を就航致しました。1960年代に入り、1960年8月には初のジェット機DC-8を就航、また1965年には社章を鶴丸に変更、世界一周路線を開始する等、国際線の路線を拡充しました。また、1970年代には、1970年7月にB747を羽田=ホノルル、ロサンゼルスに就航させ、ジャンボ化の時代を迎えました。この年の閣議了解の下で定められた航空会社の事業分野のすみわけも1985年には廃止となり、1987年の完全民営化と共に新たな競争の世界に突入することとなりました。1989年には現在のJALロゴに変更し、1990年にB747-400、1994年にMD-11、そして1996年にB777を次々と就航させました。 創業以来、安全運航を最優先課題として成長を続けてきた当社も、1990年代は、湾岸戦争やバブル経済の破綻を契機とした景気後退と競争激化による業績悪化により、「構造改革の10年」として、企業グループ全体としての競争力強化に取り組みました。2000年度にはその成果が漸く現れ始め、JALグループは、年間3879万人のお客様と101万トンの貨物の輸送に関わるまでに発展し、業績好調のうちに、創立50周年の記念すべき年を迎えました。
【 米国同時多発テロの発生 − 航空事業基盤の回復に向けて 】 こうした中、先月11日、極めて卑劣で残虐な同時多発テロが米国で発生し、一転して現在航空業界は大変厳しい環境に置かれています。言うまでもなく、航空事業は世界平和という前提がなければ存立し得ない事業です。今こそ世界の航空関係者とともに力を合わせて、テロに屈することなく、保安体制の強化など万全の対策を尽くし、航空輸送への信頼を取り戻す必要があります。また、この危機から脱却し、企業再建への軌道に復するために、JALグループ社員全員の総力を結集してまいります。
【 50周年記念行事 】 本年1月より、これまでのご愛顧に感謝した50周年記念運賃の設定に加え、各地での講演会、航空教室、紙飛行機大会の開催や、ディズニーグループとの共同プロモーション「JALドリームエクスプレス21」等、数々の夢のある50周年記念行事を実施してまいりました。この度「JALドリームエクスプレス21」の最後を飾る6号機の就航がいよいよ決定しました。6号機は、キャンペーンの一環として全国の小学生よりご応募頂いた「ミッキーと仲間たちのゆかいな旅」をテーマにした物語(応募総数2,255通)の中から見事最優秀作品に輝いた、福岡県の山口久美子さん(小学6年生)の作品『夢の飛行機』を機体にデザインしました。6号機『ドリームストーリー号』は、10月28日JL353便(予定)として、福岡で楽しみに待つ山口さんのもとへ、新たな夢を乗せてテイクオフします! グローバル化の更なる進展に伴う人と物の交流活発化と旅行需要拡大により、航空産業の大きな成長と経済への貢献が見込まれる21世紀に、「健全で強いJALグループ」として羽ばたくべく、あらゆる努力をしてまいります。これからも、JALグループにご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 以上 |