運航方式 |
内容 |
効果 |
離
陸
時 |
急上昇方式 |
一定高度に達した後、通常上昇出力のまま最大上昇角度が得られるように上昇する方式。
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効果大 |
カットバック方式 |
一定高度に達した後、エンジン出力を絞った状態で騒音の影響が大きい地域を低騒音で飛行し、これら地域を通過後再び出力を上げ上昇を行う方式。
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B737で5〜10dB(A)減の効果
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ノイズアベイトメントデパーチャープロシージャー(NADP)
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ICAO(国際民間航空機関)が空港周辺の騒音対策として設定した運航方式で、3000フィート(約900メートル)まで高度を上げてからフラップを上げ始めるNADP-1と、3000フィート未満の高度からフラップを上げ始めるNADP-2がある。NADP-1は空港近傍、NADP-2は空港から離れた地域での騒音低減に有効と言われている。
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データなし
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着
陸
時 |
低フラップ角着陸 方式
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滑走路長などに充分余裕がある場合、浅いフラップ角のまま着陸する方式で、機体の空気抵抗の減少に見合うエンジンの出力減少分だけ地上騒音が低下する。
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2〜3dB(A)減の効果
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ディレイドフラップ 進入方式
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フラップを下げる操作時期を遅くする方式で、低フラップ角着陸方式と同様の効果がある。
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2〜3dB(A)減の効果
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ディレイドギアダウン 方式
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ランディングギア(脚)を出す操作時期を遅くする方式。
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ディレイドフラップ進入方式より効果大
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アイドルリバース (またはノーリバース) 方式
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接地後滑走路長に十分な余裕がある場合に、エンジンの回転数を上げないで逆噴射装置を使用するか、または逆噴射装置を全然使用しないで、減速する方式。
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データなし |