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プレスリリース


 2006年06月04日
 第 JGN号

日本航空、来年早々にoneworldアライアンスへ加盟



日本航空、来年早々にoneworldアライアンスへ加盟

・本日、発展を続けるグループとしてoneworld加盟招請状に署名

・加盟準備、円滑に推進中

・oneworldはリニューアルされる成田ターミナル2へ集約

・加盟予定の航空3社のCEOが、第1回アライアンス役員会に出席

2006年6月4日 日曜 パリ:日本航空(JAL)は本日oneworldTMの正式な招請状を受理し、2007年初めにも世界をリードする高品質なグローバル・アライアンスであるoneworldに加盟することとなりました。

日本航空はアジア太平洋地域において売上、旅客数共に最大航空会社であり、またグローバルアライアンスに加盟していない航空会社の中では最大規模の航空会社で、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズとともにoneworldの3大航空会社となります。

日本航空と共に日本航空の5つのグループ会社である、JALウェイズ、日本アジア航空、JALエクスプレス、ジェイ・エア、日本トランスオーシャン航空が同時に提携会社としてoneworldに加盟します。

招請状の調印は、明日より開催されるIATA ワールド・エア・トランスポートサミットに先がけてパリのoneworld社長会でとりおこなわれました。oneworldパートナー8社のCEO −アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、イベリア航空、ラン航空,フィンランド航空、エアリンガス- が初めて日本航空の代表者と、マレブ航空、ロイヤルヨルダン航空の代表とともに一堂に会しました。

本調印は今年2月に締結された手続きの第一歩である覚書に引き続いて日本航空がoneworldへの参画意向を表明してからわずか6ヶ月後に行われました。、

oneworldの全メンバーは、日本航空のoneworld正式加盟を早急に実現するため協力を約束しました。

アメリカン航空はoneworldの主たるスポンサーとして、キャセイパシフィック航空の補佐を得ながら、日本航空の加盟にむけた一連の作業をサポートしています。

日本航空と日本航空グループ航空会社加盟により、oneworld路線ネットワークに47路線が追加されます。更にマレブ航空とロイヤルヨルダニアンの加盟により25就航地点が追加され、この航空会社3社の加盟によりoneworldアライアンスのネットワークは150カ国、700地点に増加します。

また、これら航空会社の加盟により、oneworldの旅客輸送能力を現在の2割増加し、業界のシェアは約20%拡大します。その結果oneworldアライアンスは一日9200便(現在の15%増)を計2500機で年間3億2千万人の旅客運送に拡大し、oneworldアライアンスの年間売上総額は現在の3割増加し、860億米ドルに増加することが見込まれます。

日本航空、マレブ航空、ロイヤルヨルダン航空の主要ITシステムとoneworld参画航空会社のITシステムへ接続する作業は既に開始されており、各社の社内プロセスや手法はoneworldアライアンスの条件に沿った形に変更され始めています。

日本航空は既にインターラインeチケット(IET)をアメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズと接続しており、お客様は従来の紙のチケットの代わりに電子チケットを使い乗り継ぐことが出来ます。キャセイパシフィック航空とは2,3ヶ月中に、またマレブ航空、ロイヤルヨルダン航空を含む他のメンバーとは来年の加盟前にIETを接続する予定です。

マレブ航空は、参画メンバー4社とすでにIETの接続がされています(ブリティッシュ・エアウェイズとは1 月より、アメリカン航空とは2月より、キャセイパシフィック航空及びラン航空とは4月より接続されている)。 エアリンガス、イベリア航空、カンタス航空とは今月、そしてフィンランド航空とは来月に接続させる予定で、新規招聘された航空会社とのシステムカットオーバーは、2007年の正式加盟前に完了する予定です。

ロイヤルヨルダン航空は現在新しいプラットフォームへの移行途中であり、IETの接続を延期しておりますが移行作業は進んでおり、来月よりIETの接続作業を開始する予定です。来月にはスポンサーであるブリティッシュ・エアウェイズとの接続を予定し、その他のメンバーとのの接続は正式参加する前に完了する予定としています。

oneworldは現在全参画会社間でのIETが可能な唯一のアライアンスであり、お客様は電子チケットのみで路線ネットワークを乗り継ぐことができます。

日本航空とマレブ航空は、すでにoneworldアライアンスの世界一周運賃商品「グローバル・エクスプローラー」に参加しています。「グローバル・エクスプローラー」にはoneworldアライアンスに加盟していない会社も含まれています。

oneworldの招聘により、ロイヤルヨルダンはお客様によりよいoneworldアライアンスのサービスと特典を提供するために、5つの新ITシステムの契約、パリのオペレーションをオルリーからCDGに移し、パートナーの近くに拠点を構えました。

一方、マレブ航空は本日oneworldの招聘に並んで、以前より結んでいたアメリカン航空、イベリア航空との協定に引き続きブリティッシュエアウェイズとの2社間協定を締結し、マドリードバラヤとニューヨークJFKに拠点を移しました。

数ヶ月後には、新規加盟予定3社の世界中のスタッフに対しては、oneworld加盟の第一日目からoneworldのサービスと特典をお客様に提供できるための従業員教育やコミュニケーションプログラムを開始します。

すべての加盟条件がoneworldアライアンスを代行するスポンサー社によって監査された後、それぞれの加盟日が確定します。

フリークエントフライヤープログラム会員には、oneworldメンバーや系列会社に搭乗する際に確実に特典を取得できるよう、oneworldロゴ入りのカードが郵送されます。

今回の新規3社の加盟はoneworldにとって5年ぶり以上のことです。その間oneworldアライアンスはoneworld加盟メンバーが航空産業が直面する財政危機を乗り越える支援をすることに注力していました。

この努力が成功し、至近の決算ではoneworldは航空アライアンスの中で唯一参加航空会社合計で総利益
18億USドルの黒字を記録しました。これに対してSky Teamは、50億USドルの損失を出し、Star Alllianceは200億USドルの赤字となっています。oneworldに代わって、アメリカン航空会長兼代表取締役ジェラルド・アーピー氏は次のように述べています。「日本航空ならびにマレブ航空、ロイヤルヨルダン航空の参画は、oneworldが7年前に始動して以来の目覚しい発展のひとつです。我々は心から皆さんを歓迎いたします。oneworldとすべての加盟航空会社は、加盟の第一日目よりoneworldのサービスと特典をお客様に提供するために参加の手続きが出来る限り円滑にまたスピーディに行われるよう出来る限りの事をすることを約束します。

日本航空次期代表取締役西松遥氏は、「日本航空とoneworldは加盟に必要な手続きに迅速に対応してきました。これは加盟に向けて前進するための素晴らしい共同作業の表れです。お客様、株主の皆さま、従業員のために一刻も早く正式加盟できるよう、このペースを維持し、協力を強化していく所存です。我々はよい仲間となると確信しています。oneworldは間違いなく最高の資質を持っているアライアンスです。」

本日の式典での調印メンバーは:

イベリア航空会長兼代表取締役 フェルナンド・コンテ (現oneworld理事会会長)

アメリカン航空会長兼代表取締役 ジェラルド・アーピー

ブリティッシュ・エアウェイズ代表取締役 ウィリー・ウォルシュ

カンタス航空代表取締役 ジェフ・ディクソン

キャセイパシフィック航空代表取締役 フィリップ・チェン

ラン航空代表取締役 エンリケ・クエト

フィンランド航空取締役 ユッカ・ヒエノネン

エアリンガス代表取締役 ダーモット・マニオン

日本航空グループ代表取締役 ニシマツ・ハルカ

マレブ航空代表取締役 ヤノス・ゴンチ

ロイヤルヨルダン代表取締役兼副会長サマー・マジャリ


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