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1997年12月03日 第97059 号 日航月報(1997年11月) |
1.JALトピックス 2.10月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.10月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(10月31日〜11月30日)
−1− 1.JALトピックス 1.JALのホームページにWEB版「航空実用事典」掲載を発表 【10月31日】 「航空実用事典」はJAL広報部編集の、航空用語や航空に関する様々な事柄を解説した書籍です。この「航空実用事典」から主として運航や航法システム、空港に関連する情報を集約し、WEB版「航空実用事典」としてインターネットに掲載しました。 WEB版「航空実用事典」は、「目次」から項目を探す、または「索引」から用語を探す等、航空用語辞典として便利にできているだけでなく、映像や図表を豊富に使用した明解な内容となっています。また、「体験学習」のコーナーでは成田出発からホノルル到着までの運航の流れを、動画や音声で実際に体験していただく「バーチャルクルージング」が楽しめます。 ・JALホームページへアクセスする場合のURL http://www.jal.co.jp/ ・WEB版「航空実用事典」へ直接アクセスする場合のURL http://www.jal.co.jp/jiten/index.html
2.AIR DO社と業務受託に関する基本覚書の締結を発表 【11月6日】 北海道国際航空(以下AIR DO社)*との間で、定期航空運送事業に関する業務受託について、基本覚書を締結致しました。 当社とAIR DO 社は、かねてより生産面に関する技術協力等について協議を重ねてまいりましたが、今回、受託範囲を運航・整備・空港業務に限るなど、受託に関する基本合意が成立し覚書調印のはこびとなりました。 今後、年内を目処に両社間で事業開業準備および開業後の各業務詳細について協議が行われ、最終的に受託契約が行われる見込みです。
3.JALマイレージバンク(JMB)でNICOSカード、UCカードとの提携を発表 【11月12日】 日本地区において1998年1月より信販系大手クレジットカード会社「NICOS(日本信販)カード」と、また、3月を目処に銀行系大手クレジットカード会社「UC(ユーシー)カード」と、JMB(JALマイレージバンク)のショッピングマイル提携を行うこといたしました。 今回の提携により、JMB会員の方は、NICOSカードおよびUCカードのご利用金額に応じてもJMBマイルを貯めることができるようになり、JMBプログラムを通じてより多くの皆様にJALを利用して頂く事が出来るようになりました。 また、同じく1998年1月よりJALカードご利用によるJMBショッピングマイル参加年会費の50%値下げ(\4,000→\2,000)や、ショッピングマイル積算上限(年間30000マイル)等の撤廃、ショッピングでマイルが2倍たまる特約店を大幅に拡大する等の内容のグレードアップを行い、名称を「JALカードショッピングマイル」と改め、新たにスタートすることと致しました。
−2− 4.JALマイレージバンク(JMB)でカナディアン航空との提携を発表 【11月18日】 カナディアン航空(本社所在地:カルガリー)との業務提携の一環としてFFPの相互提携を行なう事を決定いたしました。同社とは、1996年から名古屋=バンクーバー線の旅客便共同運送で協力関係にありますが、今回の提携で両社の関係がより強化されることになります。 当FFP提携は次の2段階で予定されております。 [第1段階]双方のFFP会員が相手航空会社便を特典として利用することが可能となります。 [第2段階]1998年秋頃、双方のFFP会員に相手航空会社便搭乗によるマイレージ積算が可能になります。
5.ジャパン パシフィック エアラインズ社と業務受託に関する基本覚書の締結を発表 【11月26日】 ジャパン パシフィック エアラインズ(以下JPA社)*との間で、定期航空運送事業に関する業務受託について、基本覚書を締結致しました。 当社とJPA 社は、かねてより生産面に関する技術協力等について協議を重ねてまいりましたが、今回、受託範囲を運航・整備・空港業務に限るなど、受託に関する基本合意が成立し覚書調印のはこびとなりました。 今後、両社間で事業開業準備および開業後の各業務詳細について協議が行われ、1998年1月以降を目処に最終的に受託契約が行われる見込みです。
2.10月輸送概況 旅 客 《国際線》 10月の国際線輸送旅客数は93万7,475人、前年比100.2%、座席利用率71.4%となりました。 路線別では、グアム・サイパン線(113.9%)、オセアニア線(113.0%)、韓国線(112.2%)、欧州線(107.1%)、太平洋線(105.3%)が好調で前年を上回りましたが、香港線の低迷により東南アジア線(83.1%)が前年割れになりました。
《国内線》 10月の国内線輸送旅客数は185万1,734人、前年比112.3%、座席利用率66.8%となりました。 路線別では、羽田=伊丹線、羽田=関空線が引き続き好調な他、羽田=鹿児島線、羽田=広島線も前年を大きく上回りました。 また、個人旅客の伸びが前年比116.4%で、団体の伸び(107.3%)を大きく上回りました。
−3− 貨 物 《国際線》 10月の国際貨物輸送実績は総計5万2,832トンで、前年比102.7%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要は全方面とも前年を上回り引き続き好調に推移しました。米州宛半導体、コンピューター、電子機器関連貨物、欧州宛半導体、ゲームソフト関連貨物が好調、又、ジャカルタ宛のバイクのチャーターを実施しました。一方日本着需要につきましては、太平洋線はイチゴなど西海岸発の生鮮の落ち込みが大きく前年を下回りました。欧州線はF1のチャーター便を運航したものの、総需要が低迷しているイタリア発の落込みなどでほぼ前年並の実績に終りました。東南アジア線につきましては、引き続き通貨下落に伴う海外からの供給部品の費用増加による製造業の生産調整によって需要が低迷、前年割れとなりました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
《国内線》 10月の国内貨物輸送実績は総計2万5,551トンで、前年比97.6%と前年実績を下回る結果となりました。 国内景気の停滞感が定着し一般貨物需要が伸び悩む中、宅配貨物が比較的堅調に推移しました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1997年 8月 116円 9月 118円 10月 121円
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