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1997年12月26日 第97061 号 ![]() 日航月報(1997年12月)![]() |
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1.JALトピックス 2.11月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.11月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(12月1日〜12月25日)
−1− 1.JALトピックス 1.冬季オリンピック聖火を JAL特別便にて運ぶことを発表 【12月19日】ギリシャのオリンピアにあるヘラ神殿にて採火した聖火は、長野オリンピック冬季競技大会組織委員会( NAOC)及び日本オリンピック委員会(JOC)の関係者を乗せた日本航空「聖火の翼」特別便で12月23日早朝に成田空港に到着しました。当社は 1964年の東京オリンピックではDC-6B型機、1972年の札幌オリンピック冬季大会ではDC-8型機、今回はB747型機でオリンピック聖火輸送としては3回目の大役を務めることになります。長野オリンピック冬季競技大会のオフィシャルエアラインである当社は大会の成功を祈念すると共に、今回の「聖火の翼」特別便では次の“五輪スペシャル”企画でエールをおくりました。 1 長野県出身者を中心に編成された客室乗務員が、 ◎ 機内サービス時には ◎ 聖火をあしらったデコレーションケーキと日本蕎麦のサービス ◎ JAL/長野オリンピック・オリジナルバッジのプレゼント◎ ビデオ映画、“ The Road To Nagano” と “長野五輪誘致”の上映2 機内ヘッドレストカバーに長野オリンピックマークを刷り込み 3 機体外部に長野オリンピック・デカール(シール)を貼付
2. 1997年度 年末年始期間(12/26〜1/5)予約状況を発表 【12月19日】国内線(上下線) 697,141人 前年比 100.5%国際線(日本発着) 470,406人 前年比 101.6%
2.11月輸送概況 旅 客 《国際線》 11 月の国際線輸送旅客数は94万4,422人、前年比103.0%、座席利用率71.6%となりました。路線別では、韓国線(113.7%)、オセアニア線(113.2%)、グアム・サイパン線(111.1%)、太平洋線(110.3%)が二桁の伸びで好調に推移しましたが、香港線低迷により東南アジア線(86.0%)が相変わらず不調に終わりました。
−2− 《国内線》 11 月の国内線輸送旅客数は172万2,681人、前年比107.4%、座席利用率65.7%となりました。路線別では、羽田=伊丹線、羽田=関空線、羽田=広島線、伊丹=福島線等が個人旅客を中心に好調で利用率も高くなりました。又、観光需要は全体的に堅調な伸びを示しましたが、特に北海道方面への需要が旺盛で、羽田=札幌線、伊丹=札幌線、関空=函館線、福岡=函館線等の路線が高い伸びを示しました。
貨 物 《国際線》 11 月の国際貨物輸送実績は総計4万9,730トンで、前年比97.8%と前年実績を下回る結果となりました。日本発需要は米州線は久々に前年を下回ったものの、欧州線は引き続き半導体、ゲームソフト関連貨物が好調で前年を上回りました。東南アジア線は、通貨不安もあり需要が減速、前年を下回りました。一方日本着需要につきましては、太平洋線は円安の影響で西海岸発の生鮮の落込みが大きく前年を下回りました。欧州線は、ボジョレーの臨時便を2便運航するなどでパリ発は好調でしたが、ポンド高で総需要が低迷しているイギリス発が落込み、ほぼ前年並の実績に終わりました。東南アジア線につきましても、中国地区における総需要低迷などで前年割れとなりました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
《国内線》 11 月の国内貨物輸送実績は総計2万3,926トンで、前年比96.9%と前年実績を下回る結果となりました。年間を通じ荷の薄い時期であることに加え、景気の低迷感から貨物需要が航空にまわりにくい状況が定着しつつあり、全般的には低調に推移しました。但し宅配貨物は全国的に堅調な動きを示し、また沖縄発生鮮貨物需要は好調に推移しました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1997年 9月 118円 10月 121円 11月 121円
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