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プレスリリース


 1998年02月25日
 第98012 号

JAL、アメリカン航空コードシェアの提携について基本合意


日米路線におけるお客様の選択肢・利便性の格段の向上を目指す!

日本航空は、本日、アメリカン航空とコードシェアの提携について基本合意に至りました。今後、日米路線における両社のコードシェア路線を順次拡大し、多くの路線で両社の運航便に相互の便名をつけて運航を行う予定です。尚、両社は近日中に正式なコードシェアに関する提携契約に調印する予定です。

両社は1994年に包括的な提携の枠組みを構築する事に合意し、以来マイレージサービス(FFP)、コンピューター予約システム(CRS)、貨物の販売総代理店業務等の提携関係を築いて参りましたが、今回のコードシェアの提携により、当社とアメリカン航空の包括提携関係がより一層強化されます。

日米企業間のコードシェアは、先頃合意した日米航空協議により認められ、今後、当社とアメリカン航空は両国運輸省の認可を条件に、お互いの路線網について、以下の内容でコードシェアを実施することで基本合意しました。

1. 日本航空の便にアメリカン航空の便名がついた運航;当社の日米間の便及び日本のゲートウェイ以遠の日本国内便、アジア等への接続便にアメリカン航空の便名をつけて運航します。

2. アメリカン航空の便に日本航空の便名がついた運航;アメリカン航空の日米間の便及び米国のゲートウェイ以遠の米国国内便、カナダ、中南米、カリブ海地域等への接続便に当社の便名をつけて運航します。

高品質かつ全米最大級のネットワークを誇るアメリカン航空と当社のコードシェア提携により、当社のお客様に対して格段に多くの路線・発着時間帯を提供させていただくことが可能となり、また、両社の資源・ネットワークを最大限有効に活用することにより、接続時間の短縮や乗り継ぎ利便の向上等より良いサービスの提供を目指します。これにより日本航空のお客様の米国への利便性が格段に向上できると確信しております。

日本航空は、益々激しさを増す国際競争の中で今後も積極的に提携を展開し、お客様に選ばれる航空会社を目指して参ります。

尚、両社の概要及び従来の両社のこれまでの提携内容は別紙をご参照ください。

別  紙

1. 日本航空とアメリカン航空の概要

 

日本航空

アメリカン航空

195181

1926415

AAの前身ロバートソン・エアクラフト社

東京都品川区東品川

テキサス州フォートワース

近藤

ロバート・J・クランドル(会長兼CEO)

18,127(19971月現在)

85,016(19974月現在)

路線規模

全世界70都市乗入れ

1日あたり便数約310便

(19971月現在)

全世界162都市乗入れ

1日あたり便数約2,260便

(19976月現在)

輸送実績

(1996年度)

有償旅客キロ(千人・キロ)

77,228,662

貨物有償トンキロ(千トン・キロ)

3,989,819

有償旅客キロ(千人・キロ)

167,536,000

貨物有償トンキロ(千トン・キロ)

3,244,800

使用機材

ボーイング747-40032機等

合計6機種137

(19971月現在)

MD-1115機等

合計11機種643

(19973月現在)

 

2. 従来の両社の提携内容

(1) FFP提携

19951月より提携を開始。対象便は、マイルの積算・特典航空券使用共にアメリカン航空のほぼ全路線(含むアメリカンイーグル便)

(2) 予約システム(CRS)提携

19896月アメリカン航空のコンピューター予約システム「セイバー」とダイレクトアクセス提携、19902月より稼働開始。運営会社「アクセス国際ネットワーク社」には19959月からアメリカン航空が25%出資。(JAL75%)

(3) 貨物販売総代理店提携(GSA)

19959月より、日本航空は米国南東部14州と中南米諸国の一部においてアメリカン航空に、アメリカン航空は日本と東南アジアの一部において日本航空にそれぞれ販売総代理店業務を受委託開始。

 

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