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1998年05月28日 第98029 号 ![]() 日航月報(1998年5月)![]() |
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1.JALトピックス 2.4月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.4月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(4月21日〜5月26日)
1. ワールドカップサッカーに向け臨時便の運航を発表 【5月6日】サッカー日本代表チーム(以下「代表チーム」)のワールドカップ(以下「W杯」)出場が決定して以来、サポーターの皆様への対応として、フランスへの臨時便を検討して参りましたが、この度、日本代表チームの試合にあわせ、 6月11日〜6月27日の間、臨時便を14便運航することを決定致しました。( 臨時便詳細)
( 注意) 1.上記ダイヤは関係各国政府の認可を前提とした5月6日時点の想定ダイヤですので、今後ダイヤ変更の可能性があります。 2.出発・到着時間の「+ 1」は翌日を表します。 3.使用機材はB747またはB747-400を予定しております。
2. 1998年ゴールデンウィーク期間(4/25〜5/5)の輸送実績を発表 【5月7日】国内線(上下線) 591,027人 前年比 101.6%国際線(日本発着) 312,134人 前年比 107.7%
−2− 3. 国内線の全ての路線を全席禁煙にすることを発表 【5月13日】国内線の内、従来喫煙席のあった飛行時間が 2時間を超える9路線について、1998年9月1日より全席禁煙とすることと致しました。これにより、当社の全ての国内線51路線が全席禁煙となります。当社は1988年4月より羽田=伊丹、羽田=小松、伊丹=福岡について国内線で初めて全席禁煙を導入し、続いて1990年10月から2時間以内の国内線全路線についても本施策を拡大導入してまいりました。更にこの度、お客様にアンケートを実施した結果、多くのお客様から全席禁煙に対するご支持を頂きましたこと、また世界の禁煙化の流れに鑑み、全ての国内線を全席禁煙とすることと致しました。
4. 大阪(伊丹空港)発着路線の増便を発表 【5月19日】7 月1日からの伊丹空港発着枠増枠を踏まえ、同日以降伊丹=福岡線、沖縄線、福島線、長崎線の4路線で、各1日1便の増便を申請しました。[増便路線の概要] ・大阪(伊丹)=福岡線
・大阪(伊丹)=沖縄線
・大阪(伊丹)=福島線
・大阪(伊丹)=長崎線
( 注) ・太字が新規増便です。・増便する各便の運航開始は 1998年7月1日です。・ ( )内の機材は以下を表します。B4 :B747 型(533席 or 563席、内スーパーシート22席or 25席)B6 :B767-300 型(270席、内スーパーシート16席)D10 :DC10 型(318席、内スーパーシート18席)B3 :B737-400 型(150席)
5. JALホームページ情報をDDIの新通信機能「α-ALPHA5」に搭載することを発表 【5月21日】JAL とDDI(第二電電(株)、本社:東京都千代田区)は、5月22日から、DDIの新通信機能「α−ALPHA5」(アルファファイブ)により、JALのホームページ情報の一部に関し、FAXでの情報提供サービスを開始しました。ホームページ情報のFAXサービスは、本邦初となります。
−3− 「α−ALPHA5」は DDIが開発(1998年1月13日発表)した、FAX機を使った多機能な次世代型の新通信機能(注1)です。当サービスは、その付加機能の一つである「α−NEWS」(情報提供サービス(注2))にJALのホームページ情報を搭載するもので、これにより「α−ALPHA5」対応のFAX機をお持ちでDDIに加入されている方はどなたでも、電話番号を入力することなく、FAX機のメニュー画面から表示に従った簡単な操作で、JALのホームページ情報をホームページそのままの画面でFAXにて受信できるようになります。また、当サービスにより、従来よりインターネットを通じて JALのホームページをご利用いただいている方々(注3)だけでなく、今後はパソコン等を職場やご自宅にお持ちでない方や、必要な情報だけを素早くタイムリーに入手されたい方が、FAXの通話料金のみでホームページ情報を受信できる様になります。当サービスで受信できる情報は、当面、ホームページ情報の内の以下の2項目となっております。
( 注1)α-ALPHA5の機能:DDI自動選択機能、短縮番号自動登録機能、端末間ショートメッセージ通信機能、情報提供サービス、インターネット国際FAX 通信機能等( 注2)α-NEWSの機能 :インターネットを含む情報提供をメニュー画面から簡単な操作で受信できる機能。DDI加入者であれば情報提供料は無料で通話料のみの負担。( 注3)現在JALのホームページは、多岐にわたる豊富な情報と機能でご好評をいただいており、一日平均十数万件のアクセスがあります。
6.8月の「特売りきっぷ」を発表 【5月 26日】8月の「特売りきっぷ」について、届出を行いました。 「特売りきっぷ」は、ご搭乗前日までのご予約でご利用いただける便利な割引運賃で、大変ご好評をいただいております。今夏は昨年度に比し、対象路線・対象便を大幅に拡大しました。 [概要] (1) .設定期間 1998年8月1日〜1998年8月31日(2) .対象運賃 特売りきっぷ(3) .内容( T)8月1日〜8月25日(ピ−ク期)路線数・対象便数を大幅拡大するとともに、早朝便の割引率を昨年度より10ポイント程度拡大、最大40%の割引と致しました。また同時に、設定除外期間を無くしました。 ・対象路線 :20路線(前年対比8路線増) [今年新たに対象路線となった8路線] 羽田−沖縄 伊丹−札幌 羽田−秋田 伊丹−福岡 羽田−函館 名古屋−福岡 羽田−鹿児島 名古屋−沖縄 ・対象便 :49便(前年対比27便増) ( U)8月26日〜8月31日(通常期)既に届出ている7月の通常期と同様の設定としました。 −4− 2.4月輸送概況
旅 客 《国際線》 4月の国際線輸送旅客数は85万5,306人、前年比99.8%、座席利用率67.3%となりました。 路線別には、太平洋線(112.0%)、欧州線(110.2%)が好調で二桁の伸びを示しましたが、香港線低迷により東南アジア線(80.8%)、中国線(95.9%)が不調で前年を下回りました。
《国内線》 4月の国内線輸送旅客数は148万1,083人、前年比100.7%、座席利用率56.9%となりました。 沖縄や札幌への団体需要が比較的好調だった反面、羽田=札幌線、羽田=福岡線等の主要幹線の個人需要が極端に落込みました。地方路線も羽田発着路線のほぼ全線で座席利用率が低下しており、今後も個人需要の低迷とともに他社の供給増による総需給バランスの悪化が懸念されます。
貨 物 《国際線》 4月の国際貨物輸送実績は総計4万2,718トンで、前年比91.5%と前年実績を下回る結果となりました。 日本発需要は、自動車、半導体関連の需要の盛り上がりが見られない太平洋線、通貨危機の影響を受けた東南アジア線において総じて低調に推移しました。欧州線においては、大阪発は前年を大きく上回り健闘しました。日本着需要につきましては、太平洋線は新年度に入っても総需要が低迷、欧州線はパリ発が好調に推移しました。東南アジア線では上海線のフレーターを今月から定期便化、上海発の実績は前年の1.5倍以上とまずまずの滑り出しでした。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
−5− 《国内線》 4月の国内貨物輸送実績は総計2万3,063トンで、前年比94.8%と前年実績を下回る結果となりました。 総需要の伸びが鈍化する中、競合他社の大型機材投入で幹線における競争はますます激化しています。これを反映して、地方発の輸送が着実に伸びている反面、東京・大阪・札幌などの大都市圏での需要は横ばいから微増程度にとどまっています。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1998年 2月 128円 3月 127円 4月 130円
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