JAL | JAPAN AIRLINES

HOME>プレスリリース

プレスリリース


 1998年06月30日
 第98033 号

日航月報(1998年6月)


1.JALトピックス

2.5月輸送概況

 (付表:国際線、国内線輸送実績)

3.5月運航概況

4.旅客・貨物輸送実績推移

5.月次日誌(5月27日〜6月26日)

−1−

1.JALトピックス

1.平成10年3月期決算を発表 【5月29日】

売上高 1,219,706百万円 前年比 2.0%増

経常利益 7,691百万円 前年比     

 

2.成田−ラスベガス線の開設を発表 【6月9日】

102日から成田−ラスベガス線週2便の運航を決定しました。

先般の日米航空交渉の合意により米国内乗入れ地点が自由化されたことをビジネスチャンスと捉え、名古屋=ロサンゼルス線開設をはじめ、成田=ニューヨーク、成田=ロサンゼルス線増便等日米路線の拡充に積極的に取り組んで参りました。そして、今回ラスベガスへの乗入れを決定することにより、利用者利便の一層の向上はもとより日米間における一層の経済・文化交流の拡大にも広く貢献して参りたいと考えております。

尚、復路につきましては、ロサンゼルス経由となります。

[成田−ラスベガス(−ロサンゼルス)−成田線(政府認可条件)]

運航開始

1998102日から

運航曜日

発:火・金曜日(ラスベガス着:同日)

ラスベガス 発:火・金曜日(成田着:翌日)

運航便数

週間2往復

使用機材

ボーイング747-300型機

提供座席数397(エグゼクティブ67 エコノミー330)

運航距離

成田=ラスベガス 8,845km(ラスベガス=ロサンゼルス 380km

JMBマイル

5,546マイル

 

 

3.平成10年3月期連結決算を発表 【6月26日】

売上高 1,581,559百万円 前年比 0.9%増

経常利益 4,619百万円 前年比     

 

 

−2−

2.5月輸送概況

 

旅 客

《国際線》

5月の国際線輸送旅客数は87万6,277人、前年比101.9%、座席利用率65.1%となりました。

路線別には、欧州線(115.8%)、太平洋線(110.1%)が好調で二桁の伸びを示し、オセアニア線(108.5%)、グアム・サイパン線(107.3%)、韓国線(102.8%)も好調でしたが、中国線(95.5%)、東南アジア線(84.5%)が不調で前年を下回りました。

 

《国内線》

5月の国内線輸送旅客数は159万4,991人、前年比100.5%、座席利用率58.5%となりました。

路線別では、羽田=沖縄線、伊丹=札幌線が団体需要の伸びに支えられて好調なものの、個人需要の比率の高い羽田=札幌線、羽田=福岡線が大幅に落込みました。尚、5月11日から就航を開始した福島=札幌線は当初予想を上回る好調なスタートを切りました。

 

 

貨 物

5月の国際貨物輸送実績は総計4万2,074トンで、前年比97.9%と前年実績を下回る結果となりました。

日本発需要については、欧州線が好調に推移したものの、自動車、半導体関連の荷動きが鈍い米州線、総需要低迷の続く東南アジア線は低調でした。日本着需要は、太平洋線は昨年来の総需要低迷、欧州線もロンドン発コンピューター関連貨物の不調などにより前年割れとなりましたが、東南アジア線は、中国での販売自由化効果もあり前年並の実績となりました。

郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。

 

 

−3−

《国内線》

5月の国内貨物輸送実績は総計2万0,945トンで、前年比93.8%と前年実績を下回る結果となりました。

一般貨物がトラック輸送との競合により苦戦しており、総需要、輸送物量とも前年を下回る結果となりました。特に沖縄発は、天候不良による菊の不作の影響が続いており低調、福岡発羽田向けは4月からの増便効果もあり好調を持続しています。

郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。

 

 

 

月次決算レート

1998年 3月 127円

      4月 130円

      5月 131円

 

Copyright © Japan Airlines. All rights reserved.