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1998年07月29日 第98037 号 ![]() 日航月報(1998年7月)![]() |
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1.JALトピックス 2.6月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.6月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(6月27日〜7月29日) −1− 1.JALトピックス 1. スイス航空とコードシェアを核とした広範な提携に合意したことを発表 【7月7日】日本−スイス間の全路線を対象にコードシェア便*を開設することを核とした、今後の提携強化について正式に合意しました。両社は関係政府の認可を前提として、 10月25日(日)以降、東京=チューリッヒ間は、スイス航空運航便週間4.5便(9片道)、日本航空運航便週間2便(4片道)、計7便(13片道)を対象に、また関西=チューリッヒ間は、スイス航空運航便週間6便(12片道)を対象にコードシェア便協力を行います。*コードシェア便:自社便の座席の一部を、相手航空会社に提供して運航する共同運航便と相手会社便の座席の一部の提供を受けて運航する共同運送便の総称。 1.成田=チューリッヒ線
* 日本航空運航機材は、東京発:水・木曜日、チューリッヒ発:水・金曜日に使用。スイス航空機材は、東京発:月・火・金・土・日曜日、及びチューリッヒ発:月・木・土・日曜日に使用。 2.関西=チューリッヒ線
* スイス航空機材運航のみ。2. 1998年度夏休み期間(7/18〜8/17)の予約状況を発表 【7月15日】国内線(上下線) 2,104,388人 前年比 100.0%国際線(日本発着) 1,118,288人 前年比 99.0%
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3. 第25回「JALスカラシッププログラム」を発表 【7月16日】日航財団(理事長:山地 進)は、今年も7月19日から8月25日の間、アジア、オセアニアの11の国と地域から大学生36名を「JALスカラシップ・プログラム」短期留学生として、日本に招きます。第 25回を迎える「JALスカラシップ・プログラム」は、本年の36名の参加者を加え、卒業生は合計1,021名となります。このプログラムは、アジア、オセアニアの国々の大学生に、日本への理解を深めて頂くことを目的として、日本航空が1975年に開始しましたが、1990年の日航財団設立を機にプログラムの運営を財団に移管し、現在に至っています。
4. 98年度下期の国内線運賃を発表 【7月23日】1998 年10月1日以降の運賃について、運輸省に報告・届出を行いました。[概要] 1.報告・届出日 1998年7月23日(木)2.設定期間 1998年10月1日〜1999年3月31日(ただし、「特売りきっぷ」は 10月31日までの設定といたします。)3.内容 (1) 大人普通運賃ピーク期・通常期については、上期と同額の設定としました。上期に設定の無いオフ期については、 1998年4月1日以降のジェット特別料金廃止に伴い、ピーク期・通常期の運賃と同様、ジェット特別料金分を普通運賃に組み込みました。(2) 割引運賃「前売り」、「回数券」等の割引運賃につきましては、上期と同額に設定しました。 (3) スーパーシートスーパーシート料金を値下げしました。それに伴い、若干のサービス内容の見直しを行います。 [スーパーシート料金値下げの内容]
(4) 北海道路線北海道路線の「特売りきっぷ」を拡大し、皆様に親しんでいただけるよう「ほくほくきっぷ」と愛称をつけました。「特売りきっぷ (ほくほくきっぷ)」は前日迄のご予約でもご利用いただける、大変便利な割引運賃です。今回は、東京発札幌行き 7:30発のJAL503便にも20%割引で設定、また札幌発東京行き20:55発のJAL526便の割引率も25%に拡大(+10%)するなど、ご利用しやすい運賃設定をしました。尚、「特売りきっぷ (ほくほくきっぷ)」はご利用いただける座席数に制限があります。
−3− [特売りきっぷ(ほくほくきっぷ)拡大の概要]
(5) その他各種運賃の適用条件・適用期間につきましては、98年度上期と同様です。
2.6月輸送概況 旅 客 《国際線》 6月の国際線輸送旅客数は88万2,429人、前年比98.6%、座席利用率67.6%となりました。 路線別には、グアム・サイパン線(108.8%)、韓国線(106.5%)、太平洋線(105.6%)、欧州線(101.5%)が好調でしたが、東南アジア線(86.2%)、中国線(87.8%)、オセアニア線(94.9%)が不調でした。 《国内線》 6月の国内線輸送旅客数は153万5,096人、前年比94.7%、座席利用率58.7%となりました。 年初からの個人需要の低迷に加え、団体需要も前年を下回りました。 路線別では、羽田=伊丹線、伊丹=福岡線、羽田=沖縄線の需要が堅調に推移しましたが、各地から札幌への需要は個人、団体ともに前年を大きく下回りました。
貨 物 《国際線》 6月の国際貨物輸送実績は総計4万6,240トンで、前年比100.2%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要は、米州線は前月同様自動車、半導体関連の荷動きが鈍く前年を下回りました。また、東南アジア線も前年実績を下回りましたが、欧州線はコンピュータ関連を中心に好調でした。日本着需要につきましては、太平洋線は昨年来の総需要低迷に加え、この時期の定番貨物のアメリカン・チェリーも不調でした。欧州線も英国発、イタリア発貨物の不調により、前年割れとなりましたが、東南アジア線は、米州宛貨物を中心に好調、前年実績を上回りました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。 −4− 《国内線》 6月の国内貨物輸送実績は総計2万1,613トンで、前年比100.7%と前年実績を上回る結果となりました。 総需要が前年を上回った中、輸送物量も前年並に回復してきました。沖縄発は6月からの夏秋菊の作柄も悪く引き続き低調ですが、札幌発はメロンが豊作で好調を維持しました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1998年 4月 130円 5月 131円 6月 136円
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