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1998年08月28日 第98041 号 ![]() 日航月報(1998年8月)![]() |
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1.JALトピックス 2.7月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.7月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(7月30日〜8月26日) −1− 1. JALトピックス1. JALの最新鋭機ボーイング777-300型機就航を発表 【7月29日】B777-300 は、1996年4月に就航した777-200の派生型であり、胴体が約10メートル長く、これまで最長だった747-400と比べても約3メートル長いのが特徴です。安全面、技術面では、これまで777-200の運航実績からその高い信頼性が既に実証済みですが、更に、主翼上の胴体部分にもドアが付いたり、地上走行時、世界一の長胴に起因する内輪差を、操縦室内の画面でモニターできるGMCS(グランド・マニューバリング・カメラ・システム)が装備される等の配慮がなされています。T .導入スケジュール1) 受領・到着予定
*米国ワシントン州エバレットより到着 2) ライン就航予定日:1998年8月8日(土)JL393便 羽田発鹿児島行き3) 就航予定路線:(1)1号機【8月8日から8月23日】羽田=鹿児島線【9月1日以降】大阪発着を中心とした路線 (2)2 号機【9月6日以降】羽田=函館線U .愛称設定1) 総称: STAR JET(スタージェット)2) 機別愛称:1号機「レグルス」(獅子座のα星、ラテン語で小さな王の意)2 号機「スピカ」(乙女座のα星、ラテン語で女神の持つムギの穂の意)*α星:ある星座の中で最も明るい星。 3) 機体外装:機種共通ロゴ「STAR JET」をエンジンに、愛称は各α星が中心となって形づくる星座(例/レグル スは「獅子座」)をデザインし機首左右にカラーリング致します。
2. 東京=福岡線の「特売りきっぷ」の追加設定を発表 【7月30日】1998 年10月 1日以降の割引運賃について、届出を行いました。[概要] T.設定期間: 1998年10月1日〜1998年10月31日U.内容 (1)対象路線:羽田=福岡線(2)対象運賃:特売りきっぷ (3)対象便・運賃額
注:奇数便名の便は東京発福岡行き、偶数は福岡発東京行きです。 −2− 3. 98年度下期、JAL悟空運賃(ゾーンペクス運賃)の申請を発表 【8月6日】1998 年度下期(1998年10月1日〜1999年3月31日)の太平洋線、欧州線、アジア・オセアニア線のJAL悟空運賃(ゾーンペックス運賃)を認可申請しました。太平洋線では、従来の<悟空><前売り悟空28>運賃に加え、ご出発の 42日前までにご予約をお済ませの上航空券を購入すればさらに割安となる、大変お得な<前売り悟空42>運賃をアメリカ、メキシコ線の合計7都市(ニューヨーク・シカゴ・アトランタ・サンフランシスコ・ロサンゼルス・ラスベガス・メキシコシティ)向けに導入しました。<前売り悟空42>運賃は、<悟空><前売り悟空28>運賃と同様、日本全国の当社発券カウンターや指定旅行会社で、便名を指定してその場で安心して購入できる正規割引運賃で、JMB(JALマイレージバンク)のフライトマイル対象運賃です。また、今年度上期よりアメリカ線及び一部東南アジア線(タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア)に導入した<前売り悟空28>運賃については、下期より欧州・オーストラリア・ニュージーランド・香港・グアム・サイパン・エジプト・南アフリカ行きにも拡大し、新規設定しました。 今回申請しました<悟空><前売り悟空28><前売り悟空42>運賃を、 98年度下期IATAペックス運賃及び97年度下期のJAL悟空運賃と比較しますと、以下のとおりとなります。[例]
[備考]カナダ・南米・ベトナム線の JAL悟空運賃は、近日中に申請予定です。
4. 1998年度夏休み期間(7/18〜8/17)輸送実績を発表 【8月18日】国内線 (上下線) 2,135,481人 前年比 101.5%国際線 (日本発着) 1,064,399人 前年比 98.6%−3− 2.7月輸送概況 旅 客 《国際線》 7月の国際線輸送旅客数は98万1,861人、前年比99.8%、座席利用率70.7%となりました。 路線別には、太平洋線(106.1%)、グアム・サイパン線(102.3%)が好調でしたが、香港線が回復してきているものの依然低迷が続いている東南アジア線(94.0%)、オセアニア線(93.6%)、中国線(91.8%)が不調でした。 《国内線》 7月の国内線輸送旅客数は182万3,344人、前年比97.0%、座席利用率66.7%となりました。 羽田=伊丹線、伊丹=福岡線が好調で、新幹線利用等のビジネス需要が当該路線での供給増にあわせて転移したものと考えられます。また、沖縄への観光需要が旺盛で羽田=沖縄線、関西=沖縄線、名古屋=沖縄線が高い伸びを示しました。一方、札幌への需要は低調で、羽田=札幌線等が前年割れとなりました。
貨 物 《国際線》 7月の国際貨物輸送実績は総計4万5,860トンで、前年比95.8%と前年実績を下回る結果となりました。 日本発需要は、香港新空港の混乱の影響を受けた東南アジア線は前年実績を下回りましたが、欧州線は引き続きコンピュータ関連貨物を中心に好調に推移、米州線は前年並の実績でした。日本着需要につきましては、太平洋線は昨年来の総需要低迷により不調。欧州線も英国発、イタリア発貨物の不調により若干前年実績を下回りましたが、東南アジア線は、香港新空港の混乱があったものの前年並の実績を確保しました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
−4− 《国内線》 7月の国内貨物輸送実績は総計2万5,482トンで、前年比94.6%と前年実績を下回る結果となりました。 国内景気の低迷を受けて荷動きは全般的に低調に推移、総需要、幣社運送実績ともに前年を下回りました。季節的に札幌発がメロンを中心に比較的活発でしたが、東京発、大阪発、福岡発は一般混載、生鮮貨物共に需要に盛り上がりが見られず、また沖縄発では贈答貨物にも落込みが見られました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1998年 5月 131円 6月 136円 7月 140円
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