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プレスリリース


 1998年09月01日
 第98043 号

JAL、下期路線便数計画を策定


〜収支改善を最優先、効率的な路便編成を目指す!〜

日本航空は、この度、1998年度の下期路線便数計画を策定しました。本年度下期より、91年以来凍結されていた成田空港の発着枠が7年ぶりに拡大されることとなり、当社はこの増枠分の活用等により、お客様の更なる利便性向上を目指して当計画を策定しました。

当社は現在、「コスト構造の改革推進」を目指し、19983月に策定した「1998-2001年中期計画」を実施しています。下期路線便数計画の中では、「1998-2001年中期計画」での重点施策である「需要低迷路線のリストラと高需要路線への転換」を行いつつ、大競争時代に打ち勝つべく競争力の一層の拡大を図りました。今後、運輸省の認可を条件に当計画を順次展開して参ります。

下期路線便数計画における各事業での基本的な方針は、次の通りです。

国際線 :需要動向に柔軟に対応し、欧州・アジア路線の再編成を行い、高収益路線を増強すると共に、コードシェアの拡大等他社生産資源を活用した効率的な路線運営を目指します。

国内線 :引き続き採算性を最優先させた路線運営を図ります。

貨物 :国際線貨物では、大阪発としては初めてとなる北回りによる欧州線の、ルフトハンザ航空とのコードシェア便運航開始等により、ネットワークの拡大を行います。

下期路線便数計画に関して、当初計画との主な変更点は以下の通りとなります。

1. 国際線(文中の便数は週間便数を表します)

【太平洋線】

東京=サンフランシスコ線 :7月より土曜日を2便化して8便運航しておりましたが、好調につき11月以降も継続します。

東京-ラスベガス-ロサンゼルス-東京線 :102日より2便にて運航開始のラスベガス線を、

11月より3便化。

大阪=ホノルル線 :12月〜2月の間、現行14便を17便に増便。

名古屋=バンクーバー線 :12月以降、現行3便のカナディアン航空とのコード

シェア便を5便に増便。

【欧州線】

大阪=ロンドン線 :現行6便を7便に増便。

東京、大阪=チューリッヒ線 :東京発現行2便をスイス航空とのコードシェアによ

りデイリー化。大阪発についてもスイス航空とのコ

ードシェアにより6便で開設。

東京、大阪=ミラノ=ローマ線 :東京発を現行2便から4便に増便。大阪発(現行1便)

は運休。

 

【アジア線】

東京=マニラ線 :現行10便を12便に増便。

東京=ソウル線 :現行7便を9便に増便。

東京=デリー線 :現行1便から2便に増便。大阪発(現行1便)は運休。

東京=大連線 :現行2便から4便に増便。大阪発(現行2便)は運休。

東京=青島線 :現行2便を3便に増便。

大阪=北京線 :11月・3月→4便を5便に増便。

12月〜2月→1便を2便に増便。

東京=香港線 :現行21便を20便に減便。

 

【グアム、オセアニア線】

大阪-ブリスベン-シドニー -大阪 :現行3便のカンタス・オーストラリア航空とのコードシェア便を

7便に拡大。

福岡=ニュージーランド線 :ニュージーランド航空の運休に伴い、現行2便のコードシェア便を運休。

 

【アメリカン航空とのコードシェア便運航について】

当社とアメリカン航空は、19982月にコードシェアの提携に基本合意し、10月中のコードシェア便運航開始に向けて、最終的な準備作業をしています。

2. 国内線

新規導入の最新鋭機B777-300(1号機/88日就航、2号機/96日就航予定、3号機/19993月就航予定)を関西、伊丹発着路線を中心とした幹線に、効率的に投入していきます。

3. 貨物

【欧州線】

大阪=フランクフルト線 :ルフトハンザ航空とのコードシェアにより1便で開設。

 

 

以上

 

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