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1998年09月30日 第98054 号 ![]() 日航月報(1998年9月)![]() |
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1.JALトピックス 2.8月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.8月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(8月19日〜9月29日)
1. JALトピックス1. 11月の「特売りきっぷ」を発表 【8月28日】1998 年11月 1日以降の割引運賃の設定について、届け出を行いました。[概要] T.届出日 1998年8月28日(金)U.設定期間 1998年11月1日〜1998年11月30日V.内容 (1) 対象運賃 「特売りきっぷ」(2) 対象便・運賃額(3) 主な変更点10 月と比較して、下表の便について、追加・変更しました。これにより、当社の「特売りきっぷ」は全 48路線中32路線、全250便中93便の設定となります。また、新幹線等JR競合路線では、既に設定されている伊丹=福岡線、関西=福岡線、東京=秋田線に続き、新たに名古屋=福岡線、東京=小松線、東京=広島線の全便に「特売りきっぷ」を設定しました。
注 ・奇数便名は下り便、偶数便名は上り便です。 ・名古屋 =札幌線及び名古屋=福岡線は、いずれも名古屋行きが上り便です。
2. 下期路線便数計画を発表 【9月1日】1998 年度の下期路線便数計画を策定しました。本年度下期より、91年以来凍結されていた成田空港の発着枠が7年ぶりに拡大されることとなり、当社はこの増枠分の活用等により、お客様の更なる利便性向上を目指して当計画を策定しました。下期路線便数計画における各事業での基本的な方針は、次の通りです。 国際線 :需要動向に柔軟に対応し、欧州・アジア路線の再編成を行い、高収益路線を増強 すると共に、コードシェアの拡大等他社生産資源を活用した効率的な路線運営を 目指します。 国内線 :引き続き採算性を最優先させた路線運営を図ります。 貨 物 :国際線貨物では、大阪発としては初めてとなる北回りによる欧州線の、ルフトハ ンザ航空とのコードシェア便運航開始等により、ネットワークの拡大を行います。 下期路線便数計画に関して、当初計画との主な変更点は以下の通りとなります。 T .国際線(文中の便数は週間便数を表します)【太平洋線】 東京 =サンフランシスコ線 :7月より土曜日を2便化して8便運航しておりましたが、好調につき 11月以降も継続します。東京 -ラスベガス-ロサンゼルス-東京線 :10月2日より2便にて運航開始のラスベガス線を、11月より 3便化。大阪 =ホノルル線 :12月〜2月の間、現行14便を17便に増便。名古屋 =バンクーバー線 :12月以降、現行3便のカナディアン航空とのコードシェア便を 5便に増便。【欧州線】 大阪 =ロンドン線 :現行6便を7便に増便。東京、大阪 =チューリッヒ線 :東京発現行2便をスイス航空とのコードシェアによりデイリー化。大阪発についてもスイス航空とのコード シェアにより 6便で開設。東京、大阪 =ミラノ=ローマ線 :東京発を現行2便から4便に増便。大阪発(現行1便)は運休。 【アジア線】 東京 =マニラ線 :現行10便を12便に増便。東京 =ソウル線 :現行7便を9便に増便。東京 =デリー線 :現行1便から2便に増便。大阪発(現行1便)は運休。東京 =大連線 :現行2便から4便に増便。大阪発(現行2便)は運休。東京 =青島線 :現行2便を3便に増便。大阪 =北京線 :11月・3月→4便を5便に増便。12月〜2月→1便を2便に増便。 東京 =香港線 :現行21便を20便に減便。【グアム、オセアニア線】 大阪 -ブリスベン-シドニー -大阪線 :現行3便のカンタス・オーストラリア航空とのコードシェア便を7便に拡大。 福岡 =ニュージーランド線 :ニュージーランド航空の運休に伴い、現行2便のコードシェア便を運休。 【アメリカン航空とのコードシェア便運航について】 当社とアメリカン航空は、 1998年2月にコードシェアの提携に基本合意し、10月中のコードシェア便運航開始に向けて、最終的な準備作業をしています。U .国内線新規導入の最新鋭機 B777-300(1号機/8月8日就航、2号機/9月6日就航、3号機/1999年3月就航予定)を関西、伊丹発着路線を中心とした幹線に、効率的に投入していきます。V .貨物【欧州線】 大阪 =フランクフルト線 :ルフトハンザ航空とのコードシェアにより1便で開設。
3. 国際線すべての路線の全席禁煙を発表 【9月9日】1999 年4月1日より、国際線全路線を全席禁煙とさせて頂きます。これにより、今月より実施の国内線全席禁煙と合わせ、当社の国内線・国際線全ての路線が全席禁煙となります。国際線の全席禁煙化が欧米航空会社をはじめとして大幅に進む中、当社についても全席禁煙を強く望むお客様からのご意見が多数寄せられており、その件数は年々増加しております。この度、お客様にアンケートを実施した結果からも、多くのお客様から全席禁煙に対する強いご希望を頂きましたので、すべての国際線を全席禁煙とすることとしました。
4. JMB(JALマイレージバンク)でオリコカードと提携を発表 【9月11日】「オリコカード」の (株)オリエントコーポレーション(本社:東京都豊島区、新井裕社長)と提携・開発した、JMB(JALマイレージバンク)の新しいプログラムに関する正式契約を締結しました。両社が新しく開発したプログラムは、「マイル オン ポイント」と称し、JMBのマイルを有効に活用して、「Orico ポインテージカード*」のポイントが最大2倍になる、大変お得なプログラムです。*「 Orico ポインテージカード」:全国のオリコカード加盟店やMasterCard、VISA、JCBそれぞれの国内外の加盟店でご利用頂けます。ポイントは本人会員と家族会員の1ヶ月のカードショッピングご利用額を合計し、100円につき1ポイント積算されます。尚、「マイル オン ポイント」は、本人会員のJMBのマイルのみが対象となります。
5. JMB(JALマイレージバンク)でトヨタレンタカー、日産レンタカーとの提携を発表 【9月14日】国内大手レンタカー会社「トヨタレンタカー」(トヨタ自動車 (株)[本社:愛知県豊田市])及び「日産レンタカー」(日産カーリース(株)[本社:東京都港区])と、JMBでの提携を決定し、正式に契約を締結しました。JMB 会員の方は、10月1日より、両社のレンタカーをレンタルされると、JMB会員特別料金(5%割引)の適用に加えて、ご利用金額100円につき1マイルが加算されます。
6. JMB(JALマイレージバンク)のマイル積算対象運賃の拡大を発表 【9月16日】JMB のフライトマイル積算対象運賃を、国際線・国内線共に、大幅に拡大します。国際線では、日本航空国際線 [JAL]と日本アジア航空[JAA]のフライトマイル積算対象運賃を、1999年1月1日ご搭乗分より、日本発の個人包括旅行割引運賃(IIT)と団体包括旅行割引運賃(GIT)に拡大いたします。この拡大により、JALとJAAをご利用いただく全ての日本発海外パッケージツアーや、日本発海外団体旅行で、フライトマイルがたまるようになります。積算されるフライトマイルは、区間マイルの50%となります。また国内線(日本航空 [JAL]・日本トランスオーシャン航空[JTA]・JALエクスプレス[JEX])では、フライトマイルの積算対象運賃を個人運賃に加えて、1998年10月1日ご搭乗分より個人包括旅行割引運賃(IIT)に適用を拡大し、この運賃をご利用のパッケージツアーでもフライトマイルの積算が可能となります(注1)。積算されるフライトマイルは、国際線と同じく区間マイルの50%となります。(注1)国内線の包括旅行割引運賃(IT5)及び手配団体割引運賃(GT)はフライトマイル積算対象ではありません。
7. 12月の「特売りきっぷ」を発表 【9月25日】1998 年12月 1日以降の割引運賃の設定について、届け出を行いました。[概要] T.届出日 1998年9月25日(金)U.設定期間 1998年12月1日〜1998年12月24日(閑散期および通常期)V.内容
(1) 対象運賃 「特売りきっぷ」
(2) 対象便・運賃額
(3) 主な変更点 11月と比較して、下表の便について追加・変更いたしました。@東京=広島線の始発便の割引率を、 40%から50%に拡大しました。A伊丹=長崎線に、新たに「特売りきっぷ」を導入しました。
*上記運賃は通常期( 12/14から12/24まで)の場合です。また発着時刻は11月のものです。
8. JAL・JALカード、MDI(レオパレス21)との提携を発表 【9月29日】日本航空および (株)ジャルカード(本社:東京都中央区、社長 菊田篤治)は、このたび 賃貸アパートのレオパレス21でお馴染みの株式会社エムディアイ(本社:東京都中野区、深山祐助社長)と、10月1日よりJALカードショッピングマイルでの提携を決定し、正式に契約を締結しました。レオパレス21では、敷金ゼロ・礼金ゼロのサービスや、「キューブクラブ」と銘打った会員制システムなどユニークなアパート事業を展開しており、全国で約11万戸の会員制賃貸アパートを管理、キューブクラブの会員数も約12万人にのぼります。 このたびの提携により、キューブクラブ会員の方が利用料 (家賃)の支払いを「JALカード」で行えば、ご利用金額200円につき2マイル、プレミアム会員の方ならば100円につき2マイルがショッピングマイルとして加算されてゆきます。
9. JMB(JALマイレージバンク)で「フライト・シミュレーター操縦体験」の再開を発表 【9月29日】98 年3月末で一時期中止していましたJMB特典での「フライト・シミュレーター操縦体験」を来年1月から期間限定で再開することと致しました。尚、シミュレーターの乗員訓練という本来の用途を考慮して、このたびは抽選で48名様限定とさせて頂きます。[ ご利用方法と条件]実施期間 1999 年1月9日〜1999年6月26日の第2・4土曜日の15時から17時迄(月2回実施)実施場所 東京都大田区羽田 JAL乗員訓練センター設定日 1 月9日/23日 2月13日/27日 3月13日/27日 4月10日/24日5 月8日/22日 6月12日/26日(1日あたり4名様がご参加頂けます)必要マイル数 お一人様 2万マイルお申し込み期間 1998 年10月1日〜1998年11月30日(当日消印有効)
10 .12月の東京=福岡線「特売りきっぷ」の追加設定を発表 【9月29日】1998 年12月 1日以降の割引運賃の設定について、届け出を行いました。[概要] T.届出日 1998年9月29日(火)U.設定期間 1998年12月1日〜1998年12月24日(閑散期および通常期)V.内容 (1) 対象運賃 「特売りきっぷ」(2) 対象便・運賃額(3) 主な内容 東京=福岡線について届出をいたしました。11月との変更点は、以下の通りです。
*発着時刻は 11月のものです。
11 .国内線でのビール等の拡販を発表 【9月29日】本年 10月1日から、国内の羽田=札幌、羽田=福岡路線普通席においてビール(又は、スカイタイムカクテル*1)の機内販売サービスを行うことを決定しました。* 1 スカイタイムカクテル:JALオリジナルソフトドリンク「スカイタイム」とウオッカがベースの缶入りカクテル当社は 97年8月から、羽田=沖縄、伊丹=沖縄、関西=沖縄路線普通席で「リゾッチャ*2ビール」と「リゾッチャおつまみ」をセットで販売*3しています。今般、これまでのリゾートに特化したサービスを今後はビジネス需要のお客様にもご利用頂こうとサービスの拡大を図ります。* 2 リゾッチャ:リゾート路線を対象に行っているキャンペーンの愛称
* 3 対象便のスーパーシートではこれまで同様無料で提供します(沖縄発着路線は終日、その他の路線は17時以降の出発便)。
( ビール、又はスカイタイムカクテルとおつまみセット機内販売概要)
−5− 2.8月輸送概況 旅 客 《国際線》 8月の国際線輸送旅客数は109万0,984人、前年比99.9%、座席利用率74.6%となりました。 路線別には、東南アジア線(91.8%)の低迷が続いていますが、グアム・サイパン線(117.9%)、太平洋線(103.7%)、欧州線(100.8%)が好調でした。
《国内線》 8月の国内線輸送旅客数は206万9,532人、前年比99.8%、座席利用率72.1%となりました。 路線別では、新幹線競合の羽田=伊丹線、伊丹=福岡線が供給増に応じて堅調に推移しました。また、観光需要では各地から沖縄への需要が旺盛でしたが、羽田=札幌線等は依然低迷しています。その他の羽田発着ローカル線については、堅調に推移しました。
−6−
貨 物 《国際線》 8月の国際貨物輸送実績は総計4万7,587トンで、前年比97.0%と前年実績を下回る結果となりました。 日本発需要は、米州線及び総需要が低迷している東南アジア線が前年実績を下回りました。欧州線は、好調であったコンピューター関連貨物需要がややダウンしたものの、前年実績を上回りました。日本着需要につきましては、太平洋線は昨年来の総需要低迷に回復の兆しが見られず前年割れとなりました。欧州線も英国発、イタリア発貨物の不調により、前年割れとなりました。東南アジア線は、好調な米州宛貨物を取り込み、前年並の実績となりました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
《国内線》 8月の国内貨物輸送実績は総計2万3,398トンで、前年比94.6%と前年実績を下回る結果となりました。 一般貨物の需要の低迷が響き、総需要・物量とも前年を下回りました。特に沖縄発は青切り蜜柑の不作もあり物量を大きく落としました。札幌発は生鮮貨物の需要の盛り上がりもあり、好調を維持しています。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1998年 6月 136円 7月 140円 8月 140円
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