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1998年11月19日 第98065 号 ![]() JAL、100機目のジャンボを受領〜ボーイング社エバレット工場で受領記念式典を開催!〜![]() |
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日本航空は、通算 100機目となるボーイング747型機(以下、747)を、1998年11月30日(現地時間)ボーイング社(本社:米国ワシントン州シアトル、フィリップ・M・コンディット会長兼最高経営責任者)エバレット工場にて受領することを決定しました(*1)。それに先立ち、11月19日(現地時間)に、受領記念式典を開催しますのでお知らせします。(*1) 既報日航ニュース(第98053号、1998年9月30日発行)参照
1969 年2月、初飛行に成功した747は、1970年1月22日、パン・アメリカン航空のニューヨーク=ロンドン線に初就航しました。弊社の747は、その160日後の1970年7月1日から羽田=ホノルル線に就航しています。この1番機は、乗客320人、冨田多喜雄機長以下運航乗務員3人、客室乗務員18人、手荷物6.4トン、貨物1.3トン、郵便11キログラムを搭載して、午後9時30分に羽田を出発しました。こうして弊社は、太平洋線でパン・アメリカン航空に次ぐ747運航会社となりました。
その後、弊社は、日本経済の高度成長と所得の増大に支えられ、日本を代表する国際線運航航空会社として急速な発展を遂げてきました。以来、事業規模拡大にあわせて、 747をフリート(構成機材)の主力として導入し続け、28年後の本年、遂に100機目の747を迎えるに至りました。これは、世界中の航空会社でもこれまでに例のない記録(*2)です。(*2) 世界中で、747は、1,172機生産されています。747ユーザーでは、87機を受領したブリティッシュ エアウェイズが第2位です(ボーイング社発表、1998年11月5日現在)。
今回受領する 747-400は、客室は3クラス(ファーストクラス、エグゼクティブクラス“SEASONS”、エコノミークラス)からなり、348席で運航します。この飛行機は、米大陸線、またはヨーロッパ線等の長距離路線に使用される予定です。
また、弊社は、 100機目の747を含めて、合計266機の飛行機を購入しました。これは、全てアメリカ製であり、購入金額は約136億jに達しています。尚、747に関しては、1970年4月22日に1号機を受領してから28年間で、総額約81億jです。
弊社とボーイング社では、この記念すべき 100機目のジャンボ受領に先立ち、ボーイング社エバレット工場にてお披露目を兼ねた受領記念式典を実施します。このセレモニーは、シアトルの小学校に通う日米の子供達の友好はもとより、広く日米の友好を、JALの翼で結ぶ、絶好の機会となるでしょう。【 JAL 100機目ジャンボ受領記念式典】1.日時 1998年11月19日(木)(日本時間:20日)13:30-14:00 (日本時間:06:30-07:00) 記者会見 14:30-15:15 (日本時間:07:30-08:15) 記念式典・記念セレモニー 2.場所 ボーイング社 エバレット工場 3.内容 (1) 記者会見:日本航空 社長 兼子 勲ボーイング民間航空機 アジア太平洋地区担当 上席副社長 ラリー S. ディッケンソン氏(2) 記念式典:野本佳夫 在シアトル総領事、ゲーリー・ロック ワシントン州知事、他(3) 「ジャンボと綱引き」:勇壮な和太鼓を合図に、「 100号機記念ロゴ」をつけたジャンボは、シアトル在住の日米150人の子供達に牽かれてライトアップされた式典会場に入場。(4) 「大合唱」:別の子供達 75人により、「故郷」、「Good Company」、「大空がむかえる朝」「Harmony」の合唱。以上 ( 参考) データで見るJALの747 *1970年度〜1998年9月の間の数値です。運航回数 1,159,101回、飛行時間5,088,374時間26分、飛行距離3,709,789,651km(太陽までを12往復分)、輸送したお客様275,014,656人、貨物8,820,767トン
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