JAL | JAPAN AIRLINES

HOME>プレスリリース

プレスリリース


 1998年12月28日
 第98070 号

日航月報(1998年12月)


1.JALトピックス

2.11月輸送概況

 (付表:国際線、国内線輸送実績)

3.11月運航概況

4.旅客・貨物輸送実績推移

5.月次日誌(11月21日〜12月22日)

 

1.JALトピックス

1.1999年度IATA国際航空運賃申請を発表1211日】

1999年度日本発着IATA国際航空運賃を申請致しました。当運賃の申請は本年911月にかけて開催されましたIATA運賃調整会議での採択を受けたものです。

日本発運賃の主な改訂内容は以下のとおりです。

T.太平洋線(北米・中南米行き)ファーストクラス・ビジネスクラス普通運賃改訂 [7%値上げ]

U.欧州線ファーストクラス・ビジネスクラス普通運賃改訂 [5%値上げ]

V.太平洋線特別運賃改訂 GIT運賃日割り平均 ホノルル行き 2.2%、西海岸行き 1.5% 等]

W.欧州線特別運賃改訂 [IIT運賃日割り平均 ロンドン・パリ等行き 10.1%

なお、今後、発着両国政府の認可を受けて発効する事となります。

1).実施予定日:199941

 

2.成田=ダラス線の申請を発表1216日】

成田=ダラス線開設に関する路線免許を申請しました。

弊社アメリカ大陸線につきましては、19542月に東京=ウエーキ=ホノルル=サンフランシスコ線を開設以来、19595月にはロサンゼルスへ、更に196611月にはニューヨークへと路線網を広げて参りました。近いところでは本年10月よりラスベガスへの運航を開始するなどネットワークの拡充を行い、旅客利便の向上に努めてまいりました。

[成田-ダラス線(政府認可条件)]

運航開始

1999315日から

運航曜日

発:月・水・土曜日(ダラス着:同日)

発:月・水・土曜日(成 田着:翌日)

運航便数

週間3往復

使用機材

ボーイング747-400型機

提供座席数314(ファースト14席 エグゼクティブ82席 エコノミー218)

運航距離

成田=ダラス 10,716km

JMBマイル

6,437マイル

 

3.東京=福岡線、東京=札幌線の割引運賃の大幅拡充を発表1218日】

3月の運賃に関し、届出を行いました。今回届け出た運賃の概要は以下の通りです。

今回届け出た「ス−パ−特売り」は、前日まで予約が可能で、また、どなたにでもご利用いただけるとても便利な運賃です。日本航空は、当該運賃の設定により、更なる航空需要の喚起を図って参ります。

なお、「ス−パ−特売り」の導入に伴い、従来の「特売りきっぷ」の設定便と割引率を変更しております。

T.届出日      1998 12 18日(金)

U.設定期間     1999 31日〜1999331日(通常期)

V.運賃種別     スーパー特売り

W.届出の概要    従来の「特売りきっぷ」に加え、東京=福岡線、東京=札幌線の、朝昼晩の便に「スーパー特売り」を追加設定致します。

東京=福岡線

東京=札幌線

対象便数

13便

12便

割引率

50%

32%

運賃額

片道 13,700円

片道 17,000円

適用条件

@「スーパー特売り」の指定便を往復でご利用下さい。

発券は往路・復路同時発券が条件となります。

Aその他の適用条件は、「特売りきっぷ」と同様です。

@「スーパー特売り」の指定便を往復でご利用下さい。

発券は往路・復路同時発券が条件となります。

Aその他の適用条件は、「特売りきっぷ」と同様です。

普通運賃

27,400円(通常期)

25,000円(通常期)

 

「ス−パ−特売り」設定便一覧表

   東京=福岡線

下り

   

上り

   

便名

出発時刻

割引率

便名

出発時刻

割引率

351

6:35

50%

352

7:10

353

7:20

50%

354

8:20

355

8:30

50%

356

10:00

50%

357

9:35

358

11:05

50%

359

11:30

50%

360

12:15

363

13:05

50%

362

14:05

50%

367

14:35

366

15:40

50%

369

15:40

368

17:10

371

17:00

50%

370

18:15

373

19:05

372

19:35

50%

375

19:30

376

20:55

50%

377

20:00

378

21:10

50%

 

 

東京=札幌線

下り

   

上り

   

便名

出発時刻

割引率

便名

出発時刻

割引率

501

6:40

32%

500

7:50

503

7:30

32%

502

9:00

32%

505

8:25

32%

504

10:00

32%

507

9:30

506

11:00

509

10:30

510

13:00

511

11:45

32%

512

14:25

32%

513

12:10

32%

514

15:25

32%

515

13:55

516

16:40

517

15:30

518

18:10

519

16:30

32%

520

19:10

32%

523

18:15

524

20:35

32%

527

20:05

526

20:55

 

 

4.1998年度 年末年始期間(12/251/4)予約状況を発表1218日】

国内線(上下線) 696,864人 前年比 99.2

国際線(日本発着) 449,355人 前年比 100.0

 

 

−2−

2.11月輸送概況

旅 客

《国際線》

11月の国際線輸送旅客数は92万2,129人、前年比97.6%、座席利用率69.2%となりました。

路線別には、韓国線(108.9%)、オセアニア線(101.2%)、太平洋線(100.5%)が好調でしたが、中国線(97.2%)、欧州線(96.8%)、グアム・サイパン線(93.6%)、インドネシア国内の治安状勢悪化等により東南アジア線(90.7%)が前年割れに終わりました。

 

−3−

《国内線》

11月の国内線輸送旅客数は171万0,826人、前年比99.3%、座席利用率63.7%となりました。

路線別では、羽田=伊丹線、伊丹=福岡線が引き続き好調であるのに加え、競合他社の減便の影響により、羽田=秋田線、羽田=帯広線も高い伸びを示しました。一方、羽田=福岡線については、前月同様前年割れとなり、スカイマークへの需要流出が続いているものと思われます。

 

 

貨 物

《国際線》

11月の国際貨物輸送実績は総計4万8,805トンで、前年比98.1%と前年実績を下回る結果となりました。

日本発需要は、半導体需要が旺盛な欧州線は好調に推移したものの、太平洋線、東南アジア線が前年実績を下回りました。日本着需要につきましては、低迷が続く米州線が相変わらず前年割れとなったものの、ワインブームでボジョレー・ヌーボーが好調であった欧州線、及び需要の回復してきた東南アジア線がそれぞれ前年を上回りました。

郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。

 

《国内線》

11月の国内貨物輸送実績は総計2万3,684トンで、前年比99.0%と前年実績を下回る結果となりました。

長引く国内景気低迷により輸送実績は前年を若干下回りました。札幌発、福岡発は共に野菜、生鮮魚介類を中心に前年実績を上回りましたが、大阪発は一般混載が低調、沖縄発は台風10号の塩害により出荷が本格化するインゲンと切花が大きな影響を受けました。東京発は前年実績並に推移しました。

郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。

 

 

 

月次決算レート

1998年 9月 145円

     10月 134円

     11月 116円

 

Copyright © Japan Airlines. All rights reserved.