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1999年01月19日 第99003 号 ![]() JALの機装工場が「ISO14001」を取得国内航空会社で初の取得、地球に優しい航空会社へさらなる一歩!![]() |
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日本航空の機装工場は、 1月18日に、国際環境管理・監査規格である「ISO14001」の認証を取得いたしました。これは、国内の航空会社としては初めての取得となります。航空会社では、航空機が成層圏において直接二酸化炭素を排出しており、また、整備作業をはじめ社内の様々な業務において、エネルギーや資源を消費し、廃棄物などを出しています。そのため日本航空では、 1990年より「地球環境委員会」を設置し、以来、環境問題には積極的に対応してまいりました。そのような中で、企業活動の全ての面において「環境マネージメントシステム」を構築し、環境保護活動を一層推進すべく、まずは実験段階として、1995年に機装工場を社内パイロット事業所に指定し、「ISO14001」の認証取得を目標にした取り組みを開始いたしました。
機装工場は、整備本部に所属する工場で、航空機の降着装置、ブレーキ、ホイール、動翼等の整備を受け持っています。同工場ではパイロット事業所に指定されて以降、工場をあげての本格的な取り組みを開始し、まず工場内の各作業が環境に及ぼす影響を調査したうえで、環境方針の設定と独自の「環境管理マニュアル」を作成しました。そしてこのマニュアルに基づいて、各工程で目標の設定・行動・評価 (内部監査)・見直しというサイクルによる継続的な改善を実行してきました。この一連のサイクルを基本とするマネージメントシステムが、「ISO14001」にて求められている内容に適合していることが認められ、今回の認証取得となりました。日本航空では、このたびの機装工場の「 ISO14001」認証取得によって蓄積されたノウハウをもとに、整備本部の他の工場や社内の各分野においても、積極的に「環境マネージメントシステム」の浸透を図り、地球に優しい経営を行ってまいります。以上
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