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1999年04月23日 第99027 号 ![]() 日航月報(1999年4月)![]() |
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1.JALトピックス
2.3月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.3月運航概況
4.旅客・貨物輸送実績推移 5.1998年度輸送概況
6.1998年度運航概況 7.月次日誌(3月22日〜4月23日) 1. JALトピックス1.6月の「特売り」を発表 【3月 30日】1999 年6月の「特売りきっぷ」の設定について届出を行いました。1.届出日 1999年3月30日(火)2.対象運賃 「特売りきっぷ」(特定便割引運賃) 3.設定期間 1999年6月1日〜1999年6月30日4.主な変更内容 伊丹=福岡線、関空=福岡線の全便に、 11,000円(30%割引)で設定致しました。【大阪=福岡線の「特売りきっぷ」設定内容】 大阪発 → 福岡行き
福岡発 → 大阪行き
*出発時間につきましては予定です。 2. 6月の「特売り」を追加発表 【4月6日】1999 年6月の「特売りきっぷ」の追加設定について、届出を行いました。1.届出日 1999年4月6日(火)2.対象運賃 「特売りきっぷ」(特定便割引運賃) 3.設定期間 1999年6月1日〜1999年6月30日4.主な変更内容 (1) 羽田=九州線下記3路線について、全便に「特売り」を設定致します。
(2) 羽田=福岡線新たに対象便数を増やします。
(3) 羽田=札幌線現行 12便(下り・上り各6便)に設定している17,000円(31%割引)の「特売り」を、16,000円(35%割引)に引き下げます。
3. 大阪=札幌線の「特売り」を発表 【4月12日】1999 年6月の「特売りきっぷ」の追加設定について届出を行いました。1.届出日 1999年4月12日(月)2.対象運賃 「特売りきっぷ」(特定便割引運賃) 3.設定期間 1999年6月1日〜1999年6月30日4.主な変更内容 @伊丹 =札幌線(全4便)、関西=札幌線(全10便)の全14便(7往復)に、21,000円(32%引)で設定致しました。A羽田 =宮崎線(全4便)、羽田=高知線(全4便)の全便に35%割引で設定致しました。【大阪=札幌線の「特売りきっぷ」設定内容】 大阪発 → 札幌行き
札幌発 → 大阪行き
*出発時間につきましては予定です。 4. 平成11年度3月期(第49期)業績予想修正を発表 【4月20日】第 49期の業績についてその見通しの修正を行いました。(1)平成 11年3月期(平成10年4月1日〜平成11年3月31日)の業績予想については、下表の通り、平成 10年10月30日中間決算発表時の業績予想を修正致します。[当期の業績予想(平成 10年4月1日〜平成11年3月31日)]
(2)上記修正の理由は以下の通りであります。 売上高は景気後退の影響を受け、需要低迷、単価下落により、予想を 12,000百万円下回る見込みとなりました。一方、費用面では、燃油価格の低下による航空燃油費の減少等があったため、営業利益は予想通りの24,000百万円となる見込みです。経常利益については、機材売却益 8,000百万円及び機材関連報奨額7,000百万円の増加があったため、予想を16,000百万円上回ることとなり、32,000百万円となる見込みです。当期利益については、上記変動を反映し、予想より 16,000百万円上回る見込みとなりました。(3)前期の実績(ご参考) (単位:百万円)
5. 1999年度ゴールデンウィーク期間(4/29〜5/9)予約状況を発表 【4月23日】国内線(上下線) 635,911人 前年比 109.5%国際線(日本発着) 399,545人 前年比 121.2%
2.3月輸送概況 旅 客 《国際線》 3月の国際線輸送旅客数は101万9,927人、前年比109.2%、座席利用率74.3%となりました。 路線別では、韓国線(136.8%)、オセアニア線(129.4%)を筆頭に、グアム・サイパン線(111.3%)、2月から前年を上回っている東南アジア線も112.7%と二桁の伸びを示し、好調でした。
《国内線》 3月の国内線輸送旅客数は189万4,070人、前年比106.6%、座席利用率73.0%となりました。 路線別では、新幹線競合の羽田=伊丹線、伊丹=福岡線、羽田=福岡線、羽田=広島線等が大きな伸びを示し好調でした。特に羽田=福岡線は、約50%割引の特売り運賃を導入した結果、席数増(116.8%)を上回る大きな伸び(123.2%)を示しました。また、その他の地方路線でも順調に需要を伸ばし、利用率も向上しました。
貨 物 《国際線》 3月の国際貨物輸送実績は総計5万0,080トンで、前年比104.3%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要につきましては、太平洋線は年度末半導体需要が旺盛だったにもかかわらず、自動車関連需要が相変わらず不調、前年割れとなりました。欧州線は半導体、並びに自動車関連貨物の低迷により前年割れとなりました。東南アジア線は回復基調で前年の実績を上回りました。日本着需要につきましては、米州線は1月、2月と前年をやや上回ったものの3月は再び若干の前年割れとなり、需要の本格回復には今一歩の状態が続いています。欧州線はイタリア発高級皮革製品の特需がありましたが、前年並みの実績でした。東南アジア線は先月同様アセアン発パソコン需要を中心に好調に推移、前年実績を上回りました。中国地区も好調で、特に昨年開設された天津・青島は開設以来最高の物量を搭載しました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
《国内線》 3月の国内貨物輸送実績は総計2万6,569トンで、前年比102.5%と前年実績を上回る結果となりました。 恒例の沖縄発切花チャーターは、菊の作柄の回復もあり、本数は昨年より2本少ないものの計6本を運航し約490トンを輸送しました。全国の輸送量は、東京発、大阪発、福岡発が札幌発、沖縄発をカバーする形で前年を上回りました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
月次決算レート 1999年 1月 116円 2月 114円 3月 120円 5.1998年度輸送概況 旅 客 《国際線》 98年度の国際線輸送旅客数は1,136万6,122人、前年比101.8%、座席利用率70.2%となりました。 需要は、日本発ビジネス需要、観光需要ともに景気と個人消費の低迷の影響を受けて伸び悩みましたが、一方で、米国発アジア行き需要が好調に推移したこと等により、全体としては前年並みとなりました。当期は、個人旅行を指向されるお客様のニーズに応えるべく、従来のJAL悟空運賃に加え、日本発事前購入型の新運賃「前売り悟空28」と「前売り悟空42」を導入して、個人向正規割引運賃を充実しました。また、弊社のマイレージサービス「JALマイレージバンク( JMB)では、航空会社のみならず、ホテル、レンタカー、引越しサービス、通信産業などの旅行・生活関連産業との提携を拡充するとともに、ツアー運賃もマイル積算の対象とし、プログラム内容の魅力を更にアップして、会員数の拡大と会員の弊社便ご利用を推進しました。また、「リゾッチャキャンペーン」や「JALラスベガスキャンペーン」等、観光需要の喚起や新路線告知のための各種施策を実施しました。路線運営面では、名古屋=ロサンゼルス線、名古屋=ロンドン線、中国方面路線、東京=ラスベガス線、東京=ダラス線等の開設に加え、他社とのコードシェアによる路線開設、需要動向に応じた機材運用、増便、減便を行い、路線網を拡充すると共に効率的な路線運営に努めました。
《国内線》 98年度の国内線輸送旅客数は2,020万9,064人、前年比100.1%、座席利用率63.4%となりました。 幹線では、既存他社の増便や新規会社の参入等もあり全体的に需給バランスが悪化しました。しかしながら、新幹線競合の羽田=伊丹線、伊丹=福岡線等は、席数増に見合った需要増を達成しており、これは、航空の利便性向上や運賃施策により、鉄道輸送からの需要シフトがあったものと思われます。また、観光路線としては、羽田=沖縄線が比較的好調に推移し、各種キャンペーン等の営業施策が奏効したものと思われます。一方、地方路線では、羽田発着路線の一部で増便を行い需要を伸ばしましたが、全体的には、路線リストラや機材のダウンサイズもあり、需要は前年を下回りました。 貨 物 《国際線》 98年度の国際貨物輸送実績は総計55万2,707トンで、前年比99.3%と前年実績を下回る結果となりました。 日本発需要は、太平洋線は自動車関連需要の低迷により、また東南アジア線も総需要低迷に加え、香港新空港開港時の混乱により前年実績を下回りましたが、欧州線はコンピューター関連、自動車関連需要が好調に推移し前年実績を上回りました。日本着需要につきましては、日本の景気低迷及び円安によって米州線は不調に終わり、欧州線もポンド高の英国発、高級衣料が減少したイタリア発の需要低迷により前年割れとなりましたが、東南アジア線は旺盛な米国向け需要、アセアン発日本向けパソコン関連需要等により前年実績を上回りました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。 《国内線》 98年度の国内貨物輸送実績は総計28万6,939トンで、前年比97.9%と前年実績を下回る結果となりました。 輸送量は、札幌発が生鮮と宅配便が堅調に推移したことにより前年を上回りました。大阪発は一部路線が JEX(JALエクスプレス)に移管されましたが、供給量の大きなB777-300の投入もあり輸送量はほぼ前年並みを確保しました。沖縄発は、年度当初からの天候不良と台風の塩害により、総需要共々前年を大きく下回る結果となり、年間の全国ベースの輸送量は前年をわずかに下回りました。郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
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