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プレスリリース


 1999年05月27日
 第99035 号

日航月報(1999年5月)


1.JALトピックス

2.4月輸送概況

 (付表:国際線、国内線輸送実績)

3.4月運航概況

4.旅客・貨物輸送実績推移

5.月次日誌(4月24日〜5月25日)

 

1.JALトピックス

1.7月以降の運賃を発表 【4月26日】

1999年7月以降の運賃について報告・届出を行いました。

T.届出日     1999426日(月)

U.対象運賃    「普通運賃」「割引運賃」(「前売り」「特売り」「回数券」等)

V.設定期間    199971日〜1999930

W.主な設定内容

(1)普通運賃

@以下の通り普通運賃の値下げを行ないます。

 

運賃区間

路線数

71日〜715日、91日〜930

全38区間中37区間

全45路線中42路線

716日〜831

24区間

26路線

 

*「運賃区間」は、羽田・成田と伊丹・関西をそれぞれ1地点として数えます。

Aそのうち、航空燃料税の軽減に伴う沖縄路線の値下げは以下の通りです。

   

7/17/15,

9/19/30

   

7/168/31

     

路線名

現行

改定額

改定率

改定後

現行

改定額

改定率

改定後

東京=沖縄

31,050

1,000

3.2%

30,050

32,500

1,000

3.1%

31,500

大阪=沖縄

25,850

850

25,000

27,050

850

26,200

福岡=沖縄

20,400

650

19,750

21,900

650

21,250

札幌=沖縄

45,950

1,500

44,450

46,500

1,450

45,050

名古屋=沖縄

29,100

950

28,150

31,000

950

30,050

福島=沖縄

35,750

1,150

34,600

37,500

1,150

36,350

 

 

 

(2)割引運賃

 @運賃の種類につきましては、従来と同様のラインナップで設定致します。

  また、普通運賃値下げに伴い、割引運賃も連動して値下げ致します。

 A特売り  71日〜715日の間、従来通りの内容で設定いたします。716日以降については、別途設定します。

 B前売り  引き続き「前売り28」「前売り21」「前売り14」を最大50%割引で設定致します。

(3)その他   運賃の適用条件に変更はありません。

 

2.ハワイ・米大陸行き(JAL悟空)にさらにお得な割引運賃を発表 【4月27日】

99年度上期の太平洋線におけるJAL悟空運賃(ゾーンペックス運賃)の追加設定および変更を認可申請しました。

ハワイ行きには、家族でのご旅行がさらにお得になる<ファミリー悟空21>運賃を新たに設定いたしました。特に1217才および60才以上のお客様には、日本発ゾーンペックス運賃では初登場となる、一層お得な<ジュニア&シニア割引>をご用意しております。また、東京発ハワイ行きの「前売り悟空運賃」には、期間・曜日限定で<ハワイスペシャル28>運賃が登場いたします。

米大陸行きではアメリカン航空(AA)とのコードシェア便運航開始に伴い、<前売り悟空21>運賃の設定都市にフィラデルフィアやニューオーリンズなど14都市が新たに仲間入りして、従来の19都市から合計33都市へと拡大されます。

また、ダラスとサンフランシスコ直行便ご利用の場合には、前売り悟空運賃からさらに最大で10,000円安くなる<特定便割引>を導入して、お客様の利便性の一層の向上を図ります。

T.ハワイ行き<ファミリー悟空21>運賃(適用期間:71日〜930日)

 ・運賃額は通常の<前売り悟空21>運賃より、大人および子供は10,000円、<ジュニア&シニア割引>ならば20,000円、それぞれ安くなります。

 ・3〜5名で1グループとなります。18才未満の旅客が最低1名以上必要です。ご出発の21日前迄に予約・発券をお済ませ下さい。

U.ハワイ行き<ハワイスペシャル28>運賃

(適用期間:613日〜714, 829日〜929日の東京発で、往復とも日〜水曜日出発)

 ・運賃額は<前売り悟空21>運賃より15,00010,000円引き。

 ・ご出発の28日前までに予約・発券をお済ませ下さい。

V.北米大陸行き<前売り悟空21>運賃設定都市の拡大

 (71日より)

 ・AAとのコードシェア開始に伴う米国内運航地点の拡大に合わせて、<前売り悟空21>運賃の設定都市も拡大いたします。

W.ダラスおよびサンフランシスコ直行便ご利用時の<前売り悟空21/35>運賃に、<特定便割引>を設定

71日より)

 ・<前売り悟空21/35>運賃ご利用時に、ダラス(*)またはサンフランシスコ直行便にご搭乗いただければ、さらに往復で10,000円、片道で5,000円も安くなります。

 (*)ダラス線はJL046/045便利用の場合に限ります。

 

3.7月以降の運賃を追加設定を発表 【4月28日】

19997月以降の運賃について追加届出を行いました。

T.届出日     1999428日(水)

U.対象運賃    「特売り」(特定便割引)

V.設定期間    199971日〜1999715

W.設定内容    東京=札幌線、東京=福岡線、大阪=札幌線の「特売り」について設定しました。

X.その他     716日以降の「特売り」については別途設定致します。

 

4.アメリカン航空と世界最大級のコードシェア開始を発表 【5月10日】

日本航空とアメリカン航空は、199914日に締結したコードシェア(*)に関する提携契約にもとづき、太平洋線、それに接続する日米国内区間路線及びアジア路線の計28路線・週間406片道(**)を対象にコードシェアを開始しました

高品質かつ全米最大級のネットワークを誇るアメリカン航空とのコードシェアは、弊社のお客様に対して多くの路線・発着時間帯を提供させていただくことが可能となります。例えば、直行便では成田=シアトル、成田=サンノゼ、関西=ダラスの3路線が、アメリカ国内での乗り継ぎ便もシカゴ=ワシントン、ロサンゼルス=サンディエゴ等8路線が新たにご利用いただけます。これにより、510日からアメリカ17都市に、71日から33都市に、弊社のアメリカネットワークが拡大し、米国への利便性が格段に向上できるものと確信しております。

コードシェアの対象路線につきましては段階的に拡大し、99年度中には約150路線となることを目指し、世界最大級の路線網が構築されます。

 * コードシェア:自社便の座席の一部を相手航空会社に提供して運航する共同運航と、相手航空会社便の座席の一部の提供を受けて運航する共同運送の総称です。

 ** 路線・便数:日本航空/アメリカン航空両社が運航する重複路線(成田=シカゴ、成田=ダラス)は、それぞれ1路線として数えています。

5.1999年度ゴールデンウィーク期間(4/295/9)輸送実績を発表 【5月10日】

国内線(上下線)   645,945人     前年比  111.3

国際線(日本発着)  370,928人     前年比  122.6

 

6.夏期の「特売り」を発表 【5月10日】

1999716日〜831日の運賃について追加届出を行いました。

T.届出日      1999510()

U.対象運賃     特定便割引 「特売り」「ス−パ−特売り」

V.設定期間     1999716日〜1999831

W.設定の概要

(1)対象便数

対象期間

路線数

便数

参考

716日〜731日、826日〜831

25路線

72便

昨年対比 5便増

81日〜825

21路線

63便

昨年対比14便増

(2)早朝・深夜発着の便を中心に設定致しますが、東京=広島線、名古屋=福岡線などの他交通機関との競合路線においては、全便に通常期とほぼ同額の「特売り」を設致します。また、東京=札幌線、東京=広島線、東京=大阪線では、通常期に設定して好評の50%割引を継続致します。

【「特売り」設定例】

 

対象便

割引率

運賃額

羽田=関西線

8便(10便中)

23%50%

8,450円〜13,000

羽田=広島線

4便(全便)

30%50%

12,100円〜17,000

大阪(伊丹・関西)=福岡線

10便(全便)

34%

全便11,000

名古屋=福岡線

10便(全便)

39%

全便12,000

 

(3)これまで割引き後の料金に50円単位の設定がありましたが、今後は一部を除いて1,000円単位の設定と致します。

X.その他      91日以降の「特売り」については別途設定致します。

 

7.夏期の「特売り」の追加設定を発表 【5月14日】

1999716日〜831日の運賃について追加届出を行いました。

T.届出日      1999514()

U.対象運賃     特定便割引 「特売り」

V.設定期間     1999716日〜1999831

W.変更の内容 (単位:円)

区間

発地

便名

出発時刻

大人普通運賃

特売りきっぷ

   

変更内容

         

割引率

(約%)

7/16-8/31

   
           

割引額

運賃額

 

羽田=関西

羽田発

JL111

06:30

16,850

47%

7,850

9,000

割引率拡大

   

JL113

07:45

16,850

29%

4,850

12,000

   

JL117

21:00

16,850

41%

6,850

10,000

羽田=伊丹

羽田発

JL101

06:45

16,850

47%

7,850

9,000

   

JL103

10:50

16,850

29%

4,850

12,000

新規設定

   

JL105

15:00

16,850

29%

4,850

12,000

 

伊丹発

JL106

17:30

16,850

29%

4,850

12,000

 

 

 

区間

発地

便名

出発時刻

大人普通運賃

特売りきっぷ

   

変更内容

         

割引率

(約%)

7/16-7/31,

8/26-8/31

   
           

割引額

運賃額

 

羽田=函館

羽田発

JL541

07:55

24,200

21%

5,200

19,000

割引率拡大

   

JL543

12:25

24,200

17%

4,200

20,000

新規設定

   

JL547

17:05

24,200

17%

4,200

20,000

 

函館発

JL542

10:05

24,200

17%

4,200

20,000

   

JL544

14:35

24,200

17%

4,200

20,000

   

JL548

19:15

24,200

17%

4,200

20,000

羽田=熊本

羽田発

JL195

14:55

29,500

15%

4,500

25,000

 

熊本発

JL192

08:40

29,500

25%

7,500

22,000

羽田=長崎

羽田発

JL185

14:50

30,550

25%

7,550

23,000

 

長崎発

JL184

12:10

30,550

25%

7,550

23,000

X.その他 9月1日以降の「特売り」については別途設定致します。

 

8.ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とのFFP提携開始を発表 【5月25日】

日本航空(以下JAL)とブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)は、この度、マイレージサービス(以下FFP)での提携関係について契約し、61日より双方でフライトマイルの積算を開始することになりました。

JALBAは、19991月に包括的な提携関係構築について基本合意し、FFP、コードシェア提携のみならず、空港業務での協力等、様々な分野での提携関係について準備、検討を進めてきましたが、今回、まずFFPでの提携について契約書を取り交わしました。

これによって、JALFFPであるJALマイレージバンク(以下JMB)では、BA国際線のみならず、BAの英国国内線やドイチェBAの国際線・ドイツ国内線など、欧州における広範なネットワークもフライトマイル積算の対象となります。また、JMB会員のお客様(993月末現在の会員数約517万人)が、JMBのマイルをBAの往復特典航空券と交換することも可能となります。

なお、ブリティッシュ・エアウェイズをご利用になる場合の積算開始便や、特典航空券申し込みに関するスケジュールは以下の通りです。

 

 

BA国際線およびドイチェBA(国際線/ドイツ国内線)について

BA英国国内線について

JMBフライトマイルの積算開始便

9961日以降に出発する便より積算開始

9971日以降に出発する便より積算開始

特典航空券のご利用申し込み受け付け開始日

99615日以降に出発する便について、61日より受け付け

9971日以降に出発する便について、61日より受け付け

 

 

 

2.4月輸送概況

 

旅 客

《国際線》

4月の国際線輸送旅客数は88万8,958人、前年比103.9%、座席利用率65.7%となりました。

路線別には、太平洋線(92.6%)、欧州線(99.7%)が引き続き前年割れとなりましたが、韓国線(127.9%)、グアム・サイパン線(118.0%)が二桁の伸びを示し好調でした。

 

 

《国内線》

4月の国内線輸送旅客数は151万6,324人、前年比102.4%、座席利用率58.6%となりました。

路線別では、幹線が全体的に好調で、羽田=伊丹線、羽田=関西線が引き続き高い伸びを示しています。また、前月から特売りによる割引を拡大している羽田=福岡線も堅調に推移しました。一方、地方路線では、羽田=広島線や名古屋=福岡線等が好調に推移している反面、福岡を除く九州各地への需要は前年割れとなり低調でした。

 

 

 

 

貨 物

《国際線》

4月の国際貨物輸送実績は総計4万9,396トンで、前年比115.6%と前年実績を上回る結果となりました。

日本発需要は、太平洋線は自動車関連需要が相変わらず不調、前年割れとなりました。また、欧州線は前年並みの実績でしたが、総需要が回復傾向の東南アジア線は前年を上回りました。一方、日本着需要につきましては、アトランタ線が復活した米州線及び欧州線は前年並みの実績を確保しました。また、東南アジア線もアセアン発パソコン需要が引き続き好調、前年実績を大きく上回りました。

郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。

 

《国内線》

4月の国内貨物輸送実績は総計2万4,094トンで、前年比104.5%と前年実績を上回る結果となりました。

札幌発、東京発はともに宅配貨物が堅調であり、前年を上回る物量となりました。大阪発では、札幌宛はB777-300の投入効果もあり好調を持続しましたが、福岡宛は前年を大きく下回りました。全体では沖縄発の総需要の回復もあり前年を上回りました。

郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。

 

 

 

 

 

月次決算レート

1999年 2月 114円

      3月 120円

      4月 118円

 





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