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1999年07月28日 第99045 号 ![]() 日航月報(1999年7月)![]() |
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1.JALトピックス 2.6月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.6月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(6月25日〜7月27日) 1. JALトピックス1. 国際線航空会社「JALウェイズ」を発表 【6月25日】JAL NEWS 「1999-2001年度 中期計画」(第99021号、1999年3月16日発行)にて、国際線の航空輸送における競争力強化を目的に、ジャパン エア チャーター(株)(本社:東京都品川区、社長:大溪幸男、以下JAZ)を定期航空会社化し、順次路線移管することを発表致しました。これを受けて、JAZ株主総会において、本年10月1日より社名(商号)を(株)JALウェイズ*(英語名:JALways Co.,Ltd.)に変更することを決定致しました。* 商号登記上は、 (株)ジャルウェイズ。JALウェイズは、 JALグループ5番目の定期航空会社として、現在ウェットリースで既に路線慣熟している成田-コナ-ホノルル-成田線に10月1日より就航する予定(路線免許申請中)で、今後、太平洋リゾート路線・東南アジア路線等順次拡大を図り、弊社との連携の下、JALグループ全体の国際競争力強化に努めて参ります。【「 JALウェイズ」とは】グループ連結経営力を強化する中、新しい航空会社としてそれを具現化していく会社、「 JALの新しい道」を表現しています。【会社概要】 創 業: 1990年10月5日事業内容:定期航空運送事業および不定期航空運送事業 資 本 金 :30億円 内、日本航空(株)が80.0%株式概況:発行する株式の総数 160,000株発行済株式の総数 50,000株株主総数: 40人従 業 員 :990人本 社:東京都品川区東品川 2丁目4番11号国内支所:成田 海外支所:ホノルル、バンコク
2. 9月の「特売り」「スーパー特売り」を発表 【6月25日】1999 年9月の割引運賃について届出を行いました。1.届出日 1999年6月25日(金)2.対象運賃 特定便割引 「特売り」「ス−パ−特売り」等3.設定期間 1999年9月1日〜1999年9月30日4.主な届出内容 @「スーパー特売り」の設定 東京=札幌線、東京=福岡線において、多数の便に往復でご利用時に適用される「ス−パ−特売り」を設定致します (なお一部の便には、従来通り「特売りきっぷ」も継続設定致します)。 A「前売り」「特売り」の発売方式の変更 15日以内の「往復」で2区間以上の旅程にてご旅行の場合、「ス−パ−特売り」同様、全旅程一括で航空券の購入が 可能になります。 これにより、復路便あるいは乗り継ぎ便の予約ならびに航空券の購入が、発売開始日以前でも可能になります。 3. 1999年度夏休み期間(7/17〜8/16)予約状況を発表 【7月16日】国内線(上下線) 2,129,728人 前年比 100.1%国際線(日本発着) 1,280,205人 前年比 114.8%
4. 日航財団、アジア・オセアニアから短期留学生を招待 【7月19日】( 財)日航財団(理事長:山地 進)は、1999年7月19日から8月25日迄の間、アジア、オセアニアの11の国・地域から大学生36名を「スカラシッププログラム」短期留学生として、日本に招きます。短期留学生と日本の大学生との人的・知的国際交流をとおして、相互理解を深める目的のこのプログラムは、日本の大学生からも高い評価を得ております。今年の主なプログラムは下記の通りです。 ( 1)ジャルアカデミー(株)(以下、ジャルアカデミー)での日本理解講座受講。( 2)立命館大学(京都)、熊本県立大学(熊本)、慶應義塾大学(東京)班に分かれ、「相互理解」と「国際交流」を目的として、各地の大学生と寝食を共にし、シンポジウム「アジアフォーラム in京都」のテーマについての「事前学習」セミナーに参加。( 3)公開シンポジウム「アジアフォーラムin京都」への参加。( 4)「ホームステイ」・「地方都市交流」等を通して日本を実体験し、相互理解を深める。
5. 平成11年度下期の国内線運賃を発表 【7月27日】1999 年10月以降の運賃について報告・届出を行いました。今回届出た運賃の概要は以下の通りです。お客様からの予約が出発間際で発生する傾向を強めており、また、運賃が複雑化していることも考慮して、「前売り 21」の割引率を大幅に拡大し「前売り28」と統合することと致しました。これにより、ますます便利でお得な運賃体系となります。1.届出日 1999年7月27日(火)2.対象運賃 「普通運賃」 「割引運賃」(「前売り」「特売り」「回数券」「単身赴任割引」 「平日シルバー割引」「年末年始シルバー割引」「受験生割引」等) 3.設定期間 1999年10月1日 〜 2000年3月31日(但し、「特売り」は10月分の設定です)4.主な設定内容 (1) 普通運賃 空港使用料等の軽減に伴い、上期同様、全45路線中42路線において、普通運賃を昨年より引き下げます。(2) 割引運賃@「前売り 21」の割引率を拡大します(20%〜30% → 30%〜50%)。A特売り 10月1日〜10月31日の間、従来通りの内容で設定します。Bスーパー特売り 別途発表します。 Cその他 「回数券」「スカイメイト」「シルバー割引」「単身赴任割引」 「受験生割引」等については従来通り設定します。 (3) その他 運賃の適用条件に変更はありません。2.6月輸送概況
旅 客 《国際線》 6月の国際線輸送旅客数は101万3,596人、前年比114.9%、座席利用率72.9%となりました。 路線別には、韓国線(133.2%)、東南アジア線(121.0%)、オセアニア線(119.8%)、中国線(116.7%)、グアム・サイパン線(112.2%)、太平洋線(111.3%)が二桁の伸びを示し好調でしたが、欧州線(98.4%)が前年を下回りました。
《国内線》 6月の国内線輸送旅客数は161万2,338人、前年比105.0%、座席利用率62.2%となりました。 幹線では、今年度から関西早朝発・深夜着の1往復便を増便し、1日5便となった羽田=関西線が好調に推移しています。その他特に伸びの大きかった路線は、伊丹=札幌線、福岡=沖縄線等でした。地方路線では、羽田=広島線や名古屋=福岡線が好調を持続しており、新幹線等からの需要転移が続いているものと思われます。
貨 物 《国際線》 6月の国際貨物輸送実績は総計5万2,684トンで、前年比113.9%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要は、太平洋線は西海岸向け需要が堅調に推移した結果、また欧州線は英国向け需要の回復基調により、前年を上回りました。東南アジア線は引き続き好調で前年を大きく上回りました。一方、日本着需要につきましては、太平洋線は西海岸発のアメリカンチェリーが好調に推移し前年を上回りました。欧州線は、昨年度までマーケットをリードしてきたドイツ発需要が低迷しているものの、前年並の実績を確保しました。東南アジア線は、総じて日本宛需要は落ち着いているものの、米州宛は引き続き好調に推移し、前年を大きく上回りました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。 −4− 《国内線》 6月の国内貨物輸送実績は総計2万2,553トンで、前年比104.4%と前年実績を上回る結果となりました。 大阪発はトラック輸送との競合により前年実績を下回り、札幌発も野菜と水産品が低迷しました。一方、東京発、福岡発は一般貨物、宅配貨物を中心に堅調に推移し、また沖縄発が切花を中心に好調であったことから全体では前年実績を上回りました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
月次決算レート 1999年 4月 118円 5月 119円 6月 124円
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