HOME>プレスリリース
|
1999年08月18日 第99048 号 ![]() 日航財団、世界の子供たちのハイクを集大成〜 『わいわいハイクBOOK―こどもたちの地球歳時記―』いよいよ発刊 〜![]() |
![]() |
(財)日航財団(理事長:山地 進)は、1997年10月から1998年3月にかけて実施した「世界こどもハイクコンテスト98」に応募のあった世界20の国と地域(*)の子供たちによるハイク(俳句)の作品集『地球歳時記』の編纂を進めてまいりましたが、この程完成し、発刊の運びとなりました。*イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、カナダ、アメリカ合衆国、グアム、日本、韓国、香港、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、パラオ、ブラジル ハイクコンテストは、 1964年に日本航空が日本文化の紹介を目的として全米でハイクコンテストを実施して以来、イギリス、カナダ、イタリア等で実施されてきました。その後1990年4月の日航財団設立を機に、ハイクコンテストは財団に移管され、子供たちを対象に、地球人の育成と交流を目指し、より発展して今日に至っております。「詠んでみて きみの毎日 その世界」をキャッチフレーズに行われた今回のコンテストには、6万句以上もの応募があり、日本が生んだ「ハイク」を通じて世界規模の文化交流が実現致しました。その中の優秀作品を集めた『地球歳時記』は、今回で5冊目になります。ここには、世界各国・各地域の句が母国語での表記に加え、全てに日本語、英語訳が掲載されています。表紙や本文中のイラストも全て子供たちの作品が使用されており、ハイクの世界を通じて多感な子供たちの豊かな感性に触れると共に、彼等の描く世界中の多彩な自然にも親しむことが出来ます。巻頭には、黒田杏子氏のエッセイ、また水野あきら氏によるハイク(俳句)を教える立場の方々へのリフレッシュ講座も掲載され、今回は、過去10年のコンテスト応募作品の中から、特に優れたものも紹介されるなど盛り沢山の内容となっております。日本航空と日航財団は、このコンテストを通じて海外各国の子供達に日本文化への理解を深めてもらうとともに、相互の信頼関係・ネットワークの構築による、 21世紀の良好な国際関係への一助になればと願っております。【『地球歳時記』の詳細について】
|