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1999年09月16日 第99052 号 ![]() JAL、99年度下期路線便数・機材計画を策定〜需要規模・路線環境に応じたメリハリのある路線・機材計画を実施! 〜![]() |
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日本航空は、このたび、 1999年度下期(注1)の路線便数・機材計画を策定いたしました。航空業界をとりまく環境が急激かつ大きく変化するなか、当社は、安全運航を不動の基盤とし、需要規模、路線環境に応じた柔軟な路線、便数、機材設定を基本とする、 1999年度路線便数・機材計画を策定し、実行に移して参りました。当社は、今下期路線便数計画においても、上記方針を継続、深化させ、より一層メリハリのある路便編成を実現して参ります。各事業における基本的な方針は以下のとおりです。 国際旅客 :ラスベガス、サンパウロ、ハワイなどの太平洋線およびマニラ、バンコク、ソウルなどの東南アジア線を増便する一方、中国線の一部を運休するなど、需要低迷路線のリストラと高需要路線の増強を進めます。また、欧州においては、コードシェアを利用してスペイン線、イタリア線の強化を行い、欧州ネットワークの充実を図ります。 国内旅客 :需要動向を重視した路線運営を行い、福岡 =函館線、関西=松山線の運休や、B737型機の羽田発着路線への投入などによる機材の適正化を実施いたします。国際貨物 :市場動向、需要動向を踏まえ、ソウル線の運航を開始するとともに、クアラルンプール寄港便を増便いたします。 当社は、上記計画を着実に実行に移すことにより、お客様の利便性向上と競争力の強化に努めて参ります。今後とも、日本航空をお選び下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。 関係当局の認可の状況などにより、若干の変更の可能性がありますが、現時点における年度当初計画からの変更の概要は以下のとおりです。 1.国際旅客 (1)太平洋線
(2)欧州線
(3)東南アジア線
(4)中国線・韓国線
2.国内旅客(文中の便数は 1日あたりの便数を表します)(1)運休・減便 需要動向を重視し、11月から福岡=函館線、関西=松山線を運休いたします。また、需 要の季節特性に対応し、羽田 =札幌線、関西=札幌線を1便ずつ減便いたします。(2)増便・機材大型化
旺盛な需要に対応すべく、11月から羽田=沖縄線を1便増便いたします。また、札幌=沖縄線を11月以降(*)、B737型機からB767型機へと大型化し、観光需要への対応を行います。 *:当該路線は 10月(上期)からB767で運航します。
(3)機材小型化 需給環境の悪化が予想される路線および便につきましては、機材の適正化を実施いたします。 まず、羽田発着路線に当社としては初めてB737型機を投入し、11月以降の羽田=宮崎 線、羽田 =沖縄線、12月以降の羽田=札幌線の1日1便につき、B767型機からの小型化を実施いたします。 また、名古屋=札幌、名古屋=福岡、関西=福岡、福岡=沖縄の各路線において、11月 以降、一部の便の B737型機への小型化を行います。更に、羽田=福岡、羽田=松山、羽田=大分、羽田=熊本、羽田=秋田、羽田=小松の各路線で、需給環境に対応した機材小型化を実施いたします。 (4)(株)ジャルエクスプレス( JEX)への路線移管当下期中にJEX社への路線移管の更なる拡大を行う予定です。
3.国際貨物
(1)東南アジア線、韓国線
(注1)日本航空では、 11月〜3月が下期となります。
以上
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