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1999年10月25日 第99059 号 ![]() JAL、西暦2000年問題に関する年末年始の運航計画を策定!〜2000年への年末年始も、安全で快適なフライトを提供します〜![]() |
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日本航空は、西暦 2000年(以下 Y2K)問題に関して、1999年から2000年にかけての年末年始の運航計画を決定いたしました。当社では、 1995年からY2K問題に関する取り組みを開始し、99年6月までに基幹システムの対応と模擬テスト、および危機管理計画の骨子策定を完了しました。そして9月には、運輸省航空局、全日本空輸(株)、(株)日本エアシステムと合同で、実機と地上の管制システムを使ったデモンストレーションフライトを実施するなど、年末年始の安全な運航体制を確立すべく、万全の取り組みを進めてまいりました。運航計画は、上記の取り組みに加えて、 ICAO(国際民間航空機関)やIATA(国際航空運送協会)からの情報や関連業界の動向を踏まえて策定されておりますが、その基本的な考え方は以下の通りです。@当社のシステム及び航空機に関する必要な対応は完了した。 A国内の管制・空港に関する対応は完了されている。 B日本以外の国についても、各国が積極的に対応しており、年末までには対応が完了されるものと想定される。 以上から、国内線・国際線ともに、安全性の観点からは運航を阻害する要因はないと考えておりますが、今回の運航計画は、以下を考慮して決定したものです。 @旅行会社によるツアー設定の見合わせや、 A海外空港においては、不測の事態による混乱を避ける為、現地時間および世界標準時のロールオーバー (*)時間帯における離発着の回避。(*) ロールオーバー:ここでは1999年から2000年への年越しを意味します。[ 年末年始の運航計画]国内線:通常通りの運航を計画する。 国際線:下記路線を除いて通常通りの運航を計画する。 (1) 欧州線(12/31日本発9便、12/31欧州発9便、1/1欧州発1便)の運休
(2) 南米線(12/30東京発、1/1サンパウロ発)の運休・東京=ニューヨーク=サンパウロ (JL048/30DEC、JL047/01JAN) (3) 東南アジア線、オセアニア線およびホノルル線の一部ダイヤの運航時間変更下記の便については、海外空港における離発着時間が現地時間および世界標準時のロールオーバーと重ならないように変更する予定です。
なお、国内線については 日本航空は、 2000年を迎えるこの年末年始においても、安全で快適なフライトをご提供いたします。以上
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