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2000年01月13日 第00001 号 ![]() JAL、2000年度の路線便数・機材計画を策定需要規模・路線環境に応じた柔軟な計画を実施!![]() |
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日本航空はこの度、 2000年度の路線便数計画及び機材計画を策定致しました。新しいミレニアムのスタートとなる今年は、航空業界にとっても大変大きな節目の年になります。国内線では 2月の航空法改正により路線の参入・撤退や運賃制度において大幅に規制が撤廃され、7月には羽田空港の新B滑走路供用開始に伴い発着枠が拡大します。一方国際線でも、企業提携によるグループ編成が一層促進されており、航空業界は大競争時代に突入しております。このような環境の中で、 2000年度も日本航空は安全運航を大前提に、需要規模と路線環境に応じた路線便数・機材計画を策定し、今後も季節運航の積極的活用など、変化に柔軟に対応することで更なるお客様の利便性向上を目指します。特に今年度は「健全で強いJALグループ」への再生ビジョン(1999-2001年度中期計画)で打ち出したグループ航空会社運営を着実に実行するため、国内線ではB737のJALエクスプレス(以下、JEX)への完全移管、ジェイ・エアにおけるリージョナルジェット機の受領、国際線ではJALウェイズへの本格的な路線移管の開始を柱に、変化に対する柔軟かつ迅速な対応がとれる体制を整えてまいります。今後とも日本航空は営業努力とコスト削減により「健全で強い JALグループ」を確立してまいりますので皆様のご理解とご支援をお願いします。尚、当路線便数・機材計画は関係当局の許認可取得を条件に実施します。
「 2000年度の路線便数・機材計画の概要」1.国際旅客 太平洋線について、東京 =ロサンゼルス線、東京=ホノルル線などの増便を実施します。欧州線については、東京=チューリヒ線の増便、大阪=ロンドン線の大型化等を実施します。また、回復著しいアジア線については、東京=バンコク線の大型化、名古屋=天津線の増便、大阪=ソウル線の通年週14便化への増便を行ないます。また、 1999-2001年度中期計画で打ち出したグループ航空会社への路線移管の方針を受け、4月以降、札幌・仙台・新潟・広島=ホノルル線、東京・大阪・名古屋=グアム線、10月以降、福岡=ホノルル線、東京・大阪=サイパン線をそれぞれJALウェイズへ路線移管します。(1) 太平洋線
(2) 欧州線
(3) アジア線
(4) 中国線・韓国線
(5) グアム線・サイパン線
注:夏期とは 4-10月、冬期とは11-3月を指します。2.国内旅客 羽田空港の新B滑走路供用開始に伴う発着枠拡大を利用して、7月以降、羽田発着路線の増便を行ないます。 加えて、JEX/日本トランスオーシャン航空(以下、JTA)の生産資源を最大限活用することにより、グループ全体での生産性向上を図ります。具体的には、2000年度中にJEXへB737の機材移管(5機目〜8機目)を完了し、地方発着路線のJEX移管(*)を進めていきます。またJTA機材・乗員による運航についても拡大し、グループとしての運航の効率化を図ります。 * : 10月に名古屋=山形線、名古屋=福岡線、1月に名古屋=鹿児島線を路線移管します。3.国際貨物 2000 年12月に旅客機1機を貨物機に改造することで、9機稼働体制とします。欧州線では、大阪-フランクフルト-ヨーテボリ線を2便増便し週5便化します。また、4月より東京=上海線を定期便化します(週1便)。4.機材計画 2000 年度末で国際線78機(対前年±0機)、国内線47機(対前年−1機)、貨物専用機9機(対前年+1機)、合計で前年同様134機稼動体制を計画しています。新規導入: 機体改造: B747/1機の旅客機を貨物専用機へ改造します。退役 : B747/3機、DC10/1機 合計4機が退役します。以上
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