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2000年01月31日 第00004 号 ![]() 日航月報(2000年1月)![]() |
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1.JALトピックス 2.12月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.12月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(12月28日〜1月27日) −1− 1.JALトピックス 1. 1999年度年末年始期間(12/25〜1/4)実績を発表 【1月5日】国内線(上下線) 626,261人 前年比 92.6% 国際線(日本発着) 324,995人 前年比 83.5%
2. 2000年度の路線便数・機材計画を発表 【1月13日】2000年度の路線便数計画及び機材計画を策定しました。 尚、当路線便数・機材計画は関係当局の許認可取得を条件に実施します。 「2000年度の路線便数・機材計画の概要」 機ス餾殞控 太平洋線について、東京=ロサンゼルス線、東京=ホノルル線などの増便を実施します。欧州線については、東京=チューリヒ線の増便、大阪=ロンドン線の大型化等を実施します。また、回復著しいアジア線については、東京=バンコク線の大型化、名古屋=天津線の増便、大阪=ソウル線の通年週14便化への増便を行ないます。 また、1999-2001年度中期計画で打ち出したグループ航空会社への路線移管の方針を受け、4月以降、札幌・仙台・新潟・広島=ホノルル線、東京・大阪・名古屋=グアム線、10月以降、福岡=ホノルル線、東京・大阪=サイパン線をそれぞれJALウェイズへ路線移管します。 (1)太平洋線 ‥豕=ロサンゼルス線 7〜10月に1便増便し週9便化します。 東京=サンパウロ線 夏期、2便増便し週5便化(*)します。 E豕=ホノルル線 7〜9月に1便増便し週25便化、10月に1便増便し週24便化します。 せニ・仙台・新潟・広島=ホノルル線 4月以降、JALウェイズに路線移管します。 ナ_=ホノルル線 10月以降、JALウェイズに路線移管します。 *:ニューヨーク経由便を週4便、ロサンゼルス経由便を週1便。 (2)欧州線 ‥豕=チューリヒ線 4月以降、2便増便し週4便化します。 東京=ロンドン線 夏期、1便減便し週9便化します。 B膾=ロンドン線 4月以降、全便B747-400に大型化します。 づ豕=パリ線 冬期、1便減便し週7便化します。 ヂ膾=フランクフルト線 6月〜9月の季節運航と致します。 (3)アジア線 ‥豕=マニラ線 4月〜7月に1便減便、冬期2便減便し週11便化します。 ¬掌轍=マニラ線 1便減便し8〜10月を週2便化、その他の期間を週3便化します。 E豕=バンコク線 4月以降、東京発午後便をB747へ大型化します。 (4)中国線・韓国線 ‥豕=上海線 4月以降、1便減便し週7便化します。 ¬掌轍=天津線 4月以降、2便増便し週4便化します。 B膾=ソウル線 4月以降、週5〜7便増便し通年週14便化します。 (5)グアム線・サイパン線 ‥豕・大阪・名古屋=グアム線 4月以降、JALウェイズへ路線移管します。 東京・大阪=サイパン線 10月以降、JALウェイズへ路線移管します。 注:夏期とは4-10月、冬期とは11-3月を指します。 −2− 供ス馥睥控 羽田空港の新B滑走路供用開始に伴う発着枠拡大を利用して、7月以降、羽田発着路線の増便を行ないます。 加えて、JEX/日本トランスオーシャン航空(以下、JTA)の生産資源を最大限活用することにより、グループ全体での生産性向上を図ります。具体的には、2000年度中にJEXへB737の機材移管(5機目〜8機目)を完了し、地方発着路線のJEX移管(*)を進めていきます。またJTA機材・乗員による運航についても拡大し、グループとしての運航の効率化を図ります。 *:10月に名古屋=山形線、名古屋=福岡線、1月に名古屋=鹿児島線を路線移管します。 掘ス餾櫺瀛 2000年12月に旅客機1機を貨物機に改造することで、9機稼働体制とします。欧州線では、大阪-フランクフルト-ヨーテボリ線を2便増便し週5便化します。また、4月より東京=上海線を定期便化します(週1便)。 検サ〆犒弉 2000年度末で国際線78機(対前年±0機)、国内線47機(対前年−1機)、貨物専用機9機(対前年+1機)、合計で前年同様134機稼動体制を計画しています。 新規導入:B747-400/2機を導入します。 機体改造:B747/1機の旅客機を貨物専用機へ改造します。 退 役:B747/3機、DC10/1機 合計4機が退役します。
3. 2000年度4〜6月の国内線運賃の概要を発表 【1月26日】本年2月の改正航空法の施行で、国内運賃が自由化されることに対応する新運賃体系を決定いたしました(届出:2月1日、適用:4月1日)。上下限規制の撤廃により、普通運賃を改定するとともに、路線に応じた大幅な割引を設定し、運賃額の幅を拡大しました。 割引運賃の主な改定点は次の2点です。 .前売り21= 全便値下げ = 羽田=札幌線、羽田=福岡線を含むほぼ全路線全便が対象になることでこれまで大好評だった、事前購入割引「前売り21」に、最大66%の大幅割引を導入するなど、これまでは実現しなかった大幅な割引を設定いたしました。この結果、「前売り21」を対象全路線において昨年同時期対比で値下げいたしました。出発21日前までにご予約されるお客様には、大幅な割引率(平均44%)が適用になり、ご家族でのご旅行など、ある程度計画に余裕がある場合に大変お得な料金設定になっております。 (例)羽田=札幌線 9,900円 改定後普通運賃(通常期)対比 ▲65%(▲18,100円) (4月10日〜28日 月〜木曜日ご搭乗の場合) 現行普通運賃 (通常期)対比 ▲60%(▲14,800円)供ァ屮ぅ鵐拭璽優奪髪芯臓焚松痢法廖 国内初!「全便設定」で登場 = 24時間365日ご利用いただけるインターネット経由でご予約のお客様を対象に、国内初の「インターネット運賃(仮称)」を設定いたしました。インターネットや携帯電話といった新メディアを用いた迅速、多様な航空券販売が求められており、今後更にニーズが高まると想定されるため、今回、期間限定(5月中旬から1ヶ月程度)のキャンペーン運賃として導入いたしました。いつでもどこでも当日まで割引運賃がご利用いただける、お客様にとって高い利便性が最大の特徴です。 −3− インタ−ネット運賃
4.「 東京ディズニーシー」のオフィシャル・スポンサーになることを発表 【1月27日】2001年秋に開業を目指している新テーマパーク「東京ディズニーシー」のオフィシャルスポンサーとして、今般、螢リエンタルランド(加賀見俊夫社長、浦安市)と契約いたしました。 当社は1983年から東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーとして、未来の飛行機をテーマとしたアトラクション「スタージェット」を提供しております。また、1994年から95年にかけては、その愛らしい姿が日本の空で話題となった飛行機「JALドリームエクスプレス」を運航するなど、これまでも東京ディズニーランドと一緒に楽しい企画を立ててまいりました。お子様からお年寄りまで男女を問わずに愛され、数十年以上もの間皆様に夢を与え続けてきた、ディズニーのイメージは、夢の溢れる楽しい空の旅を提供したいと考える当社イメージとよくマッチしており、現在も国内キャンペーンをはじめ、関連旅行会社JALストーリーの人気ツアー商品の販売でご好評をいただいております。今般、日本航空は「東京ディズニーシー」のオフィシャルスポンサーとして、エンターテイメント施設「ブロードウェイシアター」を提供いたします。20世紀初頭のニューヨークの街に建つこの豪華な劇場では、ブロードウェイ・ミュージカルの名作を、レビュー形式でお贈りします。アメリカで最も人気のある歌とダンスの数々がお楽しみいただけるものと思います。
2.12月輸送概況 旅 客 《国際線》 12月の国際線輸送旅客数は977,541人、前年比104.5%、座席利用率64.8%となりました。 路線別に見ると、特に韓国線(116.7%)、グアム・サイパン線(116.5%)、東南アジア線(109.0%)、中国線(108.6%)が好調でした。
《国内線》 12月の国内線輸送旅客数は1,468,635人、前年比99.1%、座席利用率56.4%となりました。 札幌線が低調だったものの、羽田=大阪線、大阪=福岡線、羽田=福岡線を中心としたビジネス路線が大きく伸びたことから、幹線全体では総需要・JAL需要とも引き続き前年を上回りました。一方、地方路線では供給減が幹線に比べ大きいこともあり、前年対比席数増の名古屋発着路線と機材小型化等の供給減要素のない羽田発着路線を除き前年を下回りました。国内線全体では旅客数減より提供座席数減が上回っているため、座席利用率は昨年より向上しました。 −4−貨 物 《国際線》 12月の国際貨物輸送実績は総計55,988トンで、前年比119.6%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要は、太平洋線は中部宛自動車関連が低調に終わりましたが、パソコン・半導体関連需要が好調に推移し前年を上回りました。欧州線は総需要の落ち込みに加え、クリスマス前後からゲーム・パソコン関連の需要が減少し前年実績を下回りました。東南アジア線は、堅調な韓国宛半導体製造装置需要等により前年実績を上回りました。 日本着需要は、太平洋線は天候不順の影響で弱含みだった東海岸発生鮮需要以外は、全般的に好調に推移し前年を上回りました。欧州線は、旺盛な需要に支えられてツナ、生花等生鮮貨物、コンピューター部品、機械関連を中心に好調に推移し、前年を大幅に上回りました。東南アジア線は、香港発米州宛、日本宛、上海発日本宛等の堅調な荷動きに加え、ASEAN地区発日本宛パソコン関連出荷が継続して、前年を大きく上回りました。 郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
《国内線》 12月の国内貨物輸送実績は総計32,031トンで、前年比99.1%と前年実績を下回る結果となりました。 東京発は札幌宛、沖縄宛を中心にほぼ全路線において好調に推移しました。沖縄発も切花が堅調であったことから昨年実績を上回りましたが、札幌発は季節の主力需要である生鮮貨物が低迷したことから、また大阪発、福岡発はトラック輸送との競合等により前年実績を下回り、全体では僅かに前年実績に及びませんでした。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1999年10月 106円 11月 106円 12月 105円
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