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2000年02月29日 第00012 号 ![]() 日航月報(2000年2月)![]() |
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1.JALトピックス 2.1月輸送概況 (付表:国際線、国内線輸送実績) 3.1月運航概況 4.旅客・貨物輸送実績推移 5.月次日誌(1月28日〜2月28日) 1. JALトピックス1. 2000年度上期のJAL悟空運賃を発表 【2月1日】2000 年度上期(2000年4月1日〜2000年9月30日)のアメリカ(含むハワイ・サイパン)及び欧州行きのJAL悟空運賃(ゾーンペックス運賃)を認可申請しました。・<前売り悟空>運賃の値下げを行い、ロサンゼルス行きで 63,000円より(昨年度上期と比べ4,000円値引き)、ロンドン行きで92,000円より(昨年度上期と比べ6,000円値引き)等、更にお求めやすい運賃額を設定しました。・太平洋線の特定便割引を拡充しました。東京 -ダラス便利用で15,000円、東京-ニューヨーク便利用(JL047/JL048便のみ)及び大阪-シカゴ便利用で10,000円を通常運賃より割引します。これにより、ニューヨーク行きは63,000円よりとお買い求めやすなりました。・期間限定の<スペシャル悟空>運賃を拡充しました。ペアを対象にしたハワイ・サイパン行きの<リゾッチャ悟空28>、<ご当地スペシャル悟空28>、ニューヨーク行きの<ビッグアップル悟空28>を新たに設定しました。また、ご家族を対象とした<ファミリー悟空28>にラスベガス行きを加えました。<レディース悟空28>は2人以上の女性グループを対象としました。 ・ハワイ線、サイパン線で、従来の<前売り悟空21>を<前売り悟空14>に、航空券の事前購入期限を一週間短縮し、お客様にとってますます便利な設定といたしました。 今回申請しました< JAL悟空>運賃を、2000年度上期IATAペックス運賃及び99年度上期JAL悟空運賃と比較しますと、以下の通りとなります。[例]
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2. 2000年4-5月の「特定便割引」を発表 【2月1日】2000 年4月以降の国内線運賃の設定について届出を行いました。国内線運賃に関する JAL NEWS「2000年度4月〜6月の国内線運賃の概要」(2000年1月26日)で発表しました通り、本日施行の改正航空法により上下限規制が撤廃されたのに対応して、普通運賃を改定するとともに、路線に応じた大幅な割引を設定するなど、運賃額の幅を拡大しました。加えまして、これまでもお客様から好評だった早朝・深夜便、他交通機関競合便を中心に設定してまいりました「特売り」について、割引率及び対象路線・便数を大幅に拡大するなど、運賃の自由化に柔軟に迅速に対応することとしました。 なお、「ス−パ−特売り」も「往復特売り」に名称を変更して東京 =福岡線、東京=札幌線に従来通り設定する予定です(別途発表いたします)。
(*1) 2月1日現在(*2) 東京=大阪線については、路線の競合状況を勘案して、全便に「特売り」を設定したため、「前売り」の設定はありません。
3. 4月およびゴールデンウィークの「往復特売り」を発表 【2月4日】2000 年4月およびゴールデンウィークにおける国内線運賃の設定について届出を行いました。今回届出た運賃の概要は以下の通りです。 T.届出日 2000年2月4日(金)U.対象運賃 「往復特売り」(特定便割引) V.設定期間 2000年4月1日 〜 2000年5月7日W.設定概要 @東京 =福岡線
A東京 =札幌線
*4/1 、4/28のみ16便(全25便中)に設定4. 2000年度上期のアジア・オセアニア行きJAL悟空運賃を発表 【2月8日】2000 年度上期(2000年4月1日〜2000年9月30日)のアジア・オセアニア行きのJAL悟空運賃(ゾーンペックス運賃)を認可申請いたしました。・アジア・オセアニア行きの設定都市が 37都市と便利な「JAL悟空」運賃。・期間限定の<スペシャル悟空>運賃をお買い求めやすいお値段でアジア・オセアニア行きに新たに設定しました。香港行きに 2人以上の女性グループを対象にした<レディース悟空28>を、ケアンズ行きに3人以上のグループを対象にした<ケアンズスペシャル悟空28>を新たに設定しました。今回申請しました< JAL悟空>運賃を、2000年度上期IATAペックス運賃及び99年度上期JAL悟空運賃と比較しますと、以下の通りとなります。[例]
5. 21世紀に向け、New「Reso'cha」導入を発表 【2月9日】本年 4月より、新しい「Resocha」を導入いたします。「Resocha」は、1994年6月より展開しているリゾートサービスブランドであり、1999-2001年度中期計画「健全で強いJALグループ」への再生ビジョンで打ち出したCS(カスタマー・サティスファクション)の徹底、グループの連結経営力強化の一環として、多様化するニーズにお応えするため、今般、リニューアルされました。新しい「 Resocha」は、「リゾートをもっと感じる、空の旅へ」をコンセプトに、リゾートを実感できる各種デザイン・サービスを提供してまいります。新しいデザインの機体に、新しい「Resocha」のロゴマークを描き、キャラクターも一新して、皆様をお迎えします。新しいロゴマークの「R」には、ヤシの木のシルエットをイメージし、空と太陽と気持ち良さをめいっぱいに表現しました。また、新しいキャラクターは、リゾッチャ王国の王子さま「テル」とお姫様「ヒカル」を中心に、23種類の陽気な仲間達が揃い、リゾート気分を盛り上げます。機内食やビンゴゲームなどの機内エンターテインメントも更に充実し、お子様向けの楽しいサービスもいろいろ取り揃えてあります。現地での特典も一層拡大してお届けします。このサービスは、 JALはもとよりJALウェイズでもご提供させていただきます。1999年10月、成田-コナ-ホノルル-成田線に定期便を就航したJALウェイズへは、今後順次太平洋リゾート路線・東南アジア路線等を移管します。2000年度については、4月からグアム3路線とホノルル4路線に、10月からサイパン2路線とホノルル1路線に就航させ、リゾート10路線、週間58便を運航する予定です。
6.日本初のインターネット運賃を発表 【2月17日】JAL NEWS 「2000年度4月〜6月の国内線運賃の概要」(2000年1月26日)にて発表いたしましたインターネット運賃について、以下の概要にて届出を行いました。T.届出日 2000年2月17日(木) U.運賃の名称 JALインタ−ネット運賃 「e割」V.対象期間 5月15日〜6月14日搭乗分(期間限定の設定といたします) なお、発売開始は3月15日(水)の午前9時30分です。 W.設定便 全路線・全便 X.割引率 最大29%・平均26%の割引(現行普通運賃対比▲15%程度) 【主な路線の運賃額】
*割引額・割引率は、2000年4月の通常期大人普通運賃との対比によるものです。 Y.ご利用条件 当社のインタ−ネット予約(ホームページアドレス http://www.jal.co.jp/)、JALiモ−ド予約サ−ビス、 JAL ONLINEにて「e割」を指定された場合に適用されます。 Z.ご予約の制限 当日までご予約可能ですが、予約変更はできません。 [.発券場所 当社指定代理店・当社支店営業所、チケットレスもご利用いただけます。 −4− 7. JALとPratt&Whitneyがエンジン部品修理で提携したことを発表 【2月24日】日本航空 (以下JAL)と、子会社の日本タービンテクノロジー(以下JTT 本社:千葉県香取郡大栄町 臼井 実社長)は、米国のPratt&Whitney(プラット アンド ホイットニー 以下P&W 本社:米国コネチカット州 ルイ・シェネベアー社長)と、民間航空機用エンジンのタービン部品修理事業で提携し、合弁会社を設立することを決定しました。JTT は、1988年4月にJAL(出資比率:51%)と新日本製鐡(株)(同:49%)の合弁で設立され、民間航空機用エンジンのタービン部品の修理専門会社として、高品質の修理技術の確立に努めてまいりました。また、P&Wは長い伝統を持つ米国の航空機用エンジンメーカーとして有名であり、近年ではボーイング社やエアバス社製の航空機に装着されている大型のPW4000シリーズエンジンが、高い信頼性を誇っております。JAL とJTTは、1999年8月にP&Wとの間で合弁会社の設立に関して基本合意に至り、具体的提携に向けて協議を続けてまいりましたが、この度、JTTの既存株式のうち、JALの保有する株の一部および新日本製鐡(株)が保有する株の全てをP&Wが取得することで合意し、正式契約のはこびとなりました。【合弁会社概要】
2.1月輸送概況 旅 客 《国際線》 1月の国際線輸送旅客数は994,145人、前年比104.8%、座席利用率64.8%となりました。 路線別では、欧州線がY2Kの影響もあり前年を下回りましたが、韓国線(117.5%)、東南アジア線(114.8%)、中国線(109.8%)、グアム・サイパン線(106.9%)、太平洋線(101.4%)が好調でした。
《国内線》 1月の国内線輸送旅客数は1,462,503人、前年比94.3%、座席利用率58.4%となりました。 Y2K問題による年始の需要減が大きかったものの、羽田 =大阪線、大阪=福岡線、羽田=福岡線を中心としたビジネス路線が大きな伸びを示したことから、幹線全体では比較的好調でした。一方、地方路線では、前年対比席数増の名古屋=福岡・鹿児島線および新幹線競合の羽田=広島線が好調だった他は、全般的に低調でした。
−5− 貨 物 《国際線》 1月の国際貨物輸送実績は総計44,473トンで、前年比107.7%と前年実績を上回る結果となりました。 日本発需要は、太平洋線は半導体関連需要が西海岸・東海岸宛共に好調に推移致しました。特に西海岸宛はパソコン関連や電子部品の荷動きが旺盛でした。欧州線は、フランス、オランダ向けを中心とした総需要の落ち込みにより搭載実績は前年割れとなりました。東南アジア線は、全体的に好調に推移致しました。特に韓国宛半導体関連需要の荷動きが旺盛でした。一方日本着需要は、太平洋線は、天候不順の影響で東海岸発生鮮需要が弱含みに推移し、また西海岸発の一般貨物、生鮮貨物が共に弱含みに推移したため前年割れとなりました。欧州線は、独国発機械需要や生鮮需要が低迷しましたが、英国発パソコン関連、伊国発高級皮革製品が好調に推移し、前年並でした。東南アジア線は、昨年まで需要を牽引してきた中国、香港、シンガポール発の Y2K関連の出荷が一段落したため、著しい需要の伸びは落ち着きを見せ始めましたが前年を上回りました。郵便については、昨年の実績を上回る結果となりました。
《国内線》 1月の国内貨物輸送実績は総計19,652トンで、前年比100.8%と前年実績を上回る結果となりました。 札幌発は生鮮貨物を初め総需要が全般的に不振な中にあって、宅配貨物と一部生鮮貨物が堅調であったことから前年実績を上回りました。大阪発は札幌宛、沖縄宛が低迷し前年実績を下回りましたが、東京発は夏以降の一般貨物の需要回復の勢いに若干の陰りはあったものの前年実績を僅かに上回りました。また、福岡発、沖縄発は全般的に堅調であったことから前年実績を上回りました。以上の仕向け地別状況のもと、全体では僅かに前年実績を上回りました。 郵便については、昨年の実績を下回る結果となりました。
月次決算レート 1999年11月 106円 12月 105円 2000年 1月 103円
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