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2000年07月06日 第00045 号 ![]() JAL、日本エアシステムとの協調関係を拡大!〜 国内線空港システム機器の共同開発と関西国際空港の地上業務受託を行います 〜![]() |
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JAL は、このたび、お客様の利便性向上と費用削減・コスト効率化を目的として、(株)日本エアシステム(以下 JAS)との協調関係を拡大することで、JASと合意いたしました。具体的な実施内容は以下のとおりです。
1. 国内線を利用されるお客様の利便性向上とシステム関連費用の削減を目的として、JASと空港システムの機器を共用化することとし、共同開発に着手いたします。 a.空港外設置の自動チェックイン機を共用化 両社は、自動チェックイン機について、2001年春の共用化開始に向けて、開発に着手します。 モノレール浜松町駅、モノレール羽田空港駅、京浜急行品川駅、横浜シティエアーターミナル、 JR 札幌駅、JR博多駅、地下鉄福岡空港駅など、空港外に設置している自動チェックイン機から共用化して参ります。 共用化された自動チェックイン機では、両社の便のチェックインが可能となるため、お客様 の待ち時間が短縮され、利便性が向上します。 b. 搭乗ゲート自動改札機の共同開発両社は、空港の搭乗ゲートに設置する自動改札機について、同一機種で共同開発することと し、2002年の導入を目処に、具体的な検討を進めて参ります。 現在両社は、15空港における33ヶ所の搭乗ゲートに、それぞれ異なる自動改札機を40台ずつ 重複設置しておりますが、共同開発する自動改札機は両社の便の搭乗処理が可能となるため、 両社の自動改札機を重複して設置する必要がなくなります。その結果、設置台数の削減と共同 開発による開発費の削減が図れ、更には搭乗ゲートスペースの有効利用も可能となります。
2. 関西国際空港におけるJAS国際線および国内線のランプ業務(*)、貨物取扱い業務(**)を2000年9月1日より全面的に受託いたします。当社便業務の谷の部分において、JAS便の 取り扱いに当社施設・人員を有効活用することで、コスト効率化が可能となります。 JAL とJASは現在すでにボーイング777型機の部品調達や女満別空港・山形空港での地上業務受委託などで協力関係にあります。今後とも空港での業務をはじめとして、両社にとってメリットのある分野での協力を推進してまいります。
(*) ランプ業務 :手荷物・貨物の取り降し、機内清掃、航空機誘導などの業務(**) 貨物取扱い業務:貨物の受付、積み付け、引き渡しなどの業務以上
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