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プレスリリース


 2000年07月24日
 第00051 号

JAL、航空業界最大の「調達eマーケット」グループに参加!


〜 13の航空会社による eマーケット運営会社「Aeroxchange」で、年間取扱高450億j 〜

JALは、このほど世界の大手航空会社13社により結成された航空業界最大の「調達用eマーケット事業(調達インターネット取引市場)」を運営する新会社「Aeroxchange」の創立メンバーとして参加することを決定いたしました。

「Aeroxchange」は、一般用品はもとより航空関連用品(航空機・燃料を除く)の調達の他、幅広い航空関連サービスを取り扱うインターネット取引市場を航空会社向けに提供します。また、新会社発足にあたっての技術支援を、オラクル社(Oracle Corporation、本社:米国カリフォルニア州)から受けるべく最終調整を行っております。

JALは、エアカナダ、全日本空輸、アメリカ ウエスト航空、キャセイパシフィック航空、フェデラル・エクスプレス、ルフトハンザ ドイツ航空、ノースウエスト航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空からなる「Aeroxchange」の創立メンバー10社の一員です。そして、「Aeroxchange」は、ニュージーランド航空、オーストリア航空、KLMオランダ航空のユーザーとしての参加を得て13社にてスタートし、今後更にそのメンバーを増やして行きます。

この「調達eマーケット」を運営する「Aeroxchange」は、アジア・太平洋、北米、ヨーロッパを拠点に事業を展開している航空会社を創設メンバーとする事でグローバルな事業展開を目指しています。将来的には、この「調達eマーケット」市場での取扱高は、一般用品、航空関連用品(航空機・燃料を除く)において参加航空会社により450億jになると推定されています。

第一段階として、「Aeroxchange」は「調達eマーケット」による調達業務の合理化を通じて航空会社と納入企業の双方にコスト削減のメリットをもたらします。そして将来的には航空会社の在庫管理、納入企業の生産計画の効率化など、サプライ・チェーン・マネージメントを通じ更なる調達コストの削減を目指すなど、参加航空会社にとって重要な役割を果たすことが期待されています。

JALは「2000-2002年度中期計画」において、ITを活用したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)への積極的な取り組みを含め、eビジネス戦略・IT戦略を積極的に展開して、収支とキャッシュフローの最大化を図ることとしています。「e-JAL」を目指すJALのeビジネスの今後にどうぞご期待ください。

以上


添付:イメージ図(調達 eマーケット)





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